街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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オランダ・ヌエネン、「動物帝国」のベヤが亡くなる ~ オランダ最高齢のホッキョクグマの死

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ベヤ Photo(C)Lonneke Hendriksen/Dierenrijk

オランダ・ヌエネンの「動物帝国(Dierenrijk)」が23日に明らかにしたところによりますと、同園で飼育されていたオランダでは最高齢の29歳の雌のベヤ(Beja)が月曜日の21日に亡くなったとことです。死因は肝臓と脾臓に広がったがんだったことが火曜日にユトレヒト大学の獣医学部で行われた検死によって明らかになったそうです。実はこのベヤは妊娠している可能性があったらしく産室入りしていたようなのですが妊娠の可能性がないと判断されたあとでこうして亡くなってしまったというのは珍しい例だと思います。妊娠している可能性のあるホッキョクグマは治療が極めて難しいわけですが、ベヤの年齢を考えれば出産の可能性よりも治療を優先すべきだったでしょう。しかし病気だと事前にわからなければ治療には移行できないわけで、今回のケースはそれにあたるのではないかと思います。ベヤの死を報じる地元のニュースを見てみましょう。



血統登録情報によりますとこのベヤは1986年11月20日にオーストリア・ウィーンのシェーンブルン動物園生まれで、その後欧州内のいくつかの動物園を経て2005年6月から「動物帝国」で飼育されてきました。このベヤは24歳の時に出産したものの赤ちゃんは食害のために育たなかったということがありました。これについては過去関連投稿をご参照下さい。「動物帝国」では彼女の死を悼んで半旗が掲げられているそうです。

謹んでベヤの冥福を祈ります。

(資料)
Dierenrijk (Dec.23 2015 - Beja, de oudste ijsbeer van Nederland, is overleden)
Telegraaf.nl (Dec.23 2015 - Oudste ijsbeer van Nederland overleden)
Omroep Brabant (Dec.23 2015 - Oudste ijsbeer van Nederland overleden, ijsberen Dierenrijk Nuenen moeten zonder Beja verder)

(過去関連投稿)
オランダ・ヌエネンの「動物帝国」でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ ベヤが24歳で出産の快挙
オランダ・ヌエネンの「動物帝国」で誕生の赤ちゃん、食害の犠牲に
by polarbearmaniac | 2015-12-24 00:30 | Polarbearology

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