街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ・シンシナティ動物園で雌のベリットと雄のリトルワンが飼育収容地域から一時脱出する

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ベリットとリトルワン Photo(C)Cincinnati Zoo

事件発生直後は情報がかなり混乱していましたが、以下のことだ事実だそうです。アメリカ・オハイオ州のシンシナティ動物園で17歳の雌のホッキョクグマであるベリットと26歳の雄のホッキョクグマであるリトルワン(旭山動物園のサツキのすぐ上の兄)の二頭(*注 - 最初の段階で同園では逃亡したのはベリットだけだと発表していましたが、一時間後に二頭だったことを発表しています)が15日金曜日の現地時間の午前11時半頃に展示場の裏側に位置している飼育地域の収容エリア(Containment Area)から逃亡したそうです。しかしこの二頭はあくまで「制限地域(Secondary Containment Area)」内に留まっていて園内を自由に歩き回れるというわけではなかったそうですが、同園では大事を取って来園者を避難させ、一時閉園の措置としたそうです。その時点での地元のTVニュース映像をご紹介しておきます。最初のニュースは事件発生後に状況がよくわからないためTV局が避難した来園者に電話インタビューした映像で、二番目は同園に駆け付けたレポーターが現地から、入園者が園外に避難している状況を報告しているものです。





しかしその後、ベリットとリトルワンは身体に傷が付かない状態で捕獲されたそうで(シンシナティ動物園はこの件について現時点ではその捕獲の方法を公式には発表していませんが麻酔銃が使用されたということをマスコミが報じています)、同園は安全が確保されたということで二時間後の午後一時半に再び開園したとのことです。その段階での地元TVニュース映をご紹介しておきます。最初の映像の冒頭はCMです。







そして今回の事件全体については下の夕方のTVニュース映像が事態を比較的まとめていると思います。



来園者や園の関係者に一人のケガ人もなくホッキョクグマ二頭もケガがないそうですから本当に何よりのことだったと思います。シンシナティ動物園のホッキョクグマ飼育展示場にはこの飼育地域の収容エリア(Containment Area)と制限地域(Secondary Containment Area)の二つがあって後者は飼育員さんしか立ち入れない来園者からも隔てられたエリアで一般来園者が入れない場所だそうですから、ホッキョクグマ逃亡を二重に防止するというシステムが結果として構築されていたということが幸運だったと思います。

(資料)
Cincinnati Zoo & Botanical Garden(Facebook/Mar.16 2016 - At approximately 11:30am) (Mar.16 2016 - Cincinnati Zoo is now reopen)
WLWT5 (Mar.16 2016 - On the Phone: Zoo patrons corralled into manatee exhibit during polar bear scare) (Mar.16 2016 - Double trouble: 2 polar bears breach Cincinnati Zoo's security)
Cincinnati Enquirer (Mar.16 2016 - Zoo: 2 polar bears breached containment area)
Local12com(Mar.16 2016 - Cincinnati Zoo gets loose polar bear back into enclosure)
WVXU (Mar.16 2016 - Polar Bear Escapes Enclosure, Forces Temporary Lockdown At Zoo)
WBRC Fox6News (Mar.16 2016 - 2 polar bears tranquilized after exhibit breakout)
by polarbearmaniac | 2016-03-17 07:10 | Polarbearology

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