街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・イジェフスク動物園の双子の雄の赤ちゃん、シェールィとビェールィの性格と行動の違い

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Photo(C)Григорий Фомин

昨年11月28日にロシア連邦ウドムルト共和国のイジェフスク動物園(現在では公式にはウドムルト動物園 - Зоопарк Удмуртии)でドゥムカお母さんから誕生したものの生後2ヶ月で人工哺育に切り換えられた雄の双子の赤ちゃんであるシェールィ(Серый)とビェールィ(Белый) ですが、同園の飼育担当の方によりますと非常に性格や行動が異なるそうです。シェールィのほうは運動神経が良いらしく力も強いそうで、取っ組み合いでも主導権を握る場合が多いそうです。ビェールィのほうは飼育員さんに甘えたりして快活な性格だそうで、雪の上で転げまわるのを楽しんでいるそうです。ここでこのシェールィとビェールィの広い展示場での最新の映像を見てみましょう。



ホッキョクグマの双子というのは私の経験では性別が同じ双子のほうが見ていておもしろいと感じました。その点で私が欧州で何例か見た性別の異なる双子は何か二頭同士の関係が幾分単調で晦渋な気がしたわけです。同性の双子の場合は純粋に性格の違いが二頭の関係に大きく影響しているわけで、このほうが見ていて興味が湧くという感じです。ノヴォシビルスク動物園のクラーシン(カイ)と日本平動物園のピョートル(ロッシー)はご存じ双子の兄弟ですが、レニングラード動物園時代にはクラーシン(カイ)が積極的で冒険好きな性格でピョートル(ロッシー)は控えめな性格だったそうです。これはなんとなくわかる気がします。ただしイジェフスク動物園のシェールィとビェールィの場合は、今後成長するにつれて変化していくのではないかという気がします。いくつかの今回の双子の映像だけ見た限りでは私の眼にはそれほど性格や行動が大きく異なるようには見えないですね。

さて、ここでこのシェールィとビェールィについて期間限定で以下の映像をご紹介しておきます。なかなか興味深い映像です。



この動物園は正式にはウドムルト動物園(Зоопарк Удмуртии)というのですが地元の方でこういう呼び方をする人はまずいないようです。私が現地に行きましたときも皆さんイジェフスク動物園という呼び方をしていましたし、それが一般的なようです。

(資料)
ИА «УДМУРТИЯ» (Apr.1 2016 - Сотрудники зоопарка в Ижевске учат плавать белых медвежат-близнецов)
Моя Удмуртия (Feb.24 2016 - В Зоопарке посетителям впервые показали белых медвежат)
Я люблю Ижевск (Apr.4 2016 - Белых медвежат в Ижевском зоопарке вывели на прогулку)

(過去関連投稿)
ロシア連邦ウドムルト共和国のイジェフスク動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生!
ロシア連邦・ウドムルト共和国、イジェフスク動物園で誕生の双子の赤ちゃんは順調に成育
ロシア・イジェフスク動物園の双子の赤ちゃんが戸外へ ~ ドゥムカお母さんが病気で人工哺育となる
ロシア連邦・ウドムルト共和国、イジェフスク動物園の双子の雄の赤ちゃんを日本のTV局が取材
ロシア・イジェフスク動物園の双子の雄の赤ちゃん、広いメインの展示場へ ~ 来日の可能性は?
ロシア・イジェフスク動物園の双子の赤ちゃん、シェールィ(Серый)とビェールィ(Белый) の近況
by polarbearmaniac | 2016-04-04 01:00 | Polarbearology

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