街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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大阪・天王寺動物園、バフィンとモモの親子の浜松市動物園への移動作業はどう行われるのか?

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バフィンとモモ(Белая медведица Баффин и медвежонок Момо) (2015年12月19日撮影)

寝室に戻るバフィンとモモ(2016年5月2日)

大阪・天王寺動物園のバフィンとモモの親子が浜松市動物園に移動する時期が近くなってきました。具体的に何日に移動することになるのかは発表されていませんが、おそらく浜松市動物園の受入れ準備態勢が完了の見通しがたった時点でお別れ会の開催日と移動日が発表されることになるのでしょう。数日前に「生後僅か三ヶ月の娘と一緒にスウェーデンからオランダへ移動した母フギース ~ バフィン親子の先例」という投稿を行っていますが、その時のフギースは生後三ヶ月が経過した程度の娘のフリーダムと共にスウェーデンからオランダへ移動したわけで、道中はフェリーを含めて約14時間ほどを要したものと思われます。
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生後三ヶ月強という段階では果たして娘のフリーダムは移動中の14時間を母親フギースからの授乳なしで過ごしたかが問題です。当時の移動に関する詳細な資料が残されてはいないようなのですが、多分移動用ケージは二つ用意され、そして道中の授乳なしでスウェーデンからオランダまで移動した可能性が非常に強いでしょう。仮に同じケージに入れたとしても、そういったケージの中では母親は授乳などしないだろうと考えられるわけです。ホッキョクグマの母親は自分が安全で安心していられる環境でないと授乳などしないものだからです。
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一方で天王寺動物園から浜松市動物園は渋滞なしで約4時間弱です。フギースと生後三ヶ月のフリーダムの移動よりもはるかに道中は短いわけです。そうなるとバフィンとモモの移動も移動用ケージは二つ用意されることもほぼ間違いないでしょう。移動用ケージを荷台に固定する必要があると思いますので余分なスペースが必要だろうと思いますが、トラックはやはり一台で済むでしょう。ちなみに2010年2月21日のイコロとキロルの双子の札幌から帯広への同時の移動は一台のトラックで行われています。その際の映像を札幌のブロガーさんの映像をお借りしてご紹介しておきます。


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このイコロとキロルの帯広到着と搬入については私も外から見学していました。「イコロとキロル、元気におびひろ動物園到着!」をご参照下さい。

バフィンとモモの移動作業そのものに関しては、まあそれほど心配する必要はないだろうと思います。あとは浜松市動物園到着後の新しい環境への適応がどれだけ早くできるかということだと思います。

(過去関連投稿)
大阪・天王寺動物園のモモの将来のパートナーを考える ~ 「二大血統」の狭間で苦しい展開を予想
大阪・天王寺動物園のバフィン親子が6月に浜松市動物園へ移動することが発表される
生後僅か三ヶ月の娘と一緒にスウェーデンからオランダへ移動した母フギース ~ バフィン親子の先例
by polarbearmaniac | 2016-05-02 23:30 | Polarbearology

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