街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・ウラル地方、チェリャビンスク動物園のホッキョクグマたちの夏のシーズンのプール開き

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アイリシャ (Белая медведица Айриша) 
Photo(C)Челябинский зоопарк
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Photo(C)Челябинский зоопарк
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ロシア・ウラル地方のチェリャビンスク動物園で暮らす推定15歳の雄のアルツィンと13歳の雌のアイリシャについては今まで何度か投稿してきました。地元では大変な人気のホッキョクグマです。アルツィンはロシア東部のチュクチ半島で野生孤児として保護された個体でありアイリシャは2002年12月にペルミ動物園でアンデルマから生まれ、途中から人工哺育に切り換えられた個体です。アイリシャは白浜のゴーゴの一つ上の姉にあたるというわけです。この二頭は非常に相性が良いわけですが繁殖には成功していません。
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アルツィン(右)とアイリシャ(左)
Photo(C)Челябинский зоопарк

さて、このチェリャビンスク動物園では例年5月に夏のシーズンのプール開きが行われるのですが、今年も先週土曜日の21日の午後に行われました。アイリシャは早速プールに投げ入れらえた青いバケツめがけて飛び込んだそうで来園者からは喝采があがったそうです。この日の様子を伝えた映像はアップされていないようですので、ご参考までに一昨年2014年のプール開きの日の映像をご紹介しておきます。



それから非常に最近のアルツィンとアイリシャの様子を見ていただきましょう。



昨年雄のアルツィンは3月から7月までカザン市動物園に出張してマレイシュカとの間での繁殖が試みられたわけですが結果的には成功しませんでした。この件については「ロシア・カザン市動物園に短期出張したアルツィンがチェリャビンスク動物園に帰還 ~ 行方不詳のユーコン」、及び「ロシア連邦・タタールスタン共和国 カザン市動物園の20歳のマレイシュカ、昨シーズンは出産ならず」という投稿をご参照下さい。
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アルツィン (Белый медведь Алтын)
Photo(C)Доступ

今年もひょっとしてアルツィンはカザンへ出張させられているのかと思っていましたが、そうではなかったようです。そういえば昨年はこのチェリャビンスク動物園のプール開きのニュースは報じられていなかったのもアルツィンが不在だったからでしょう。あの劣悪な環境であるカザン市動物園に、たった三ヶ月とはいえ出張させられたアルツィンは本当に気の毒でした。

(資料)
Челябинский зоопарк (Новости/May.21 2016 - Белые медведи открыли купальный сезон!)
Телефакт (May.26 2016 - Белые медведи восхитили публику прыжками в воду)

(過去関連投稿)
ロシア・地方都市の動物園で人々に愛されるホッキョクグマ
ロシア・チェリャビンスク動物園の体重700キロの心優しきホッキョクグマ
有力企業のホッキョクグマ飼育への支援申し出に喜ぶロシア・チェリャビンスク動物園
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ロシア・チェリャビンスク動物園のアルツィン  ~ 飼育下では世界最大の体重か?
ロシア・ウラル地方、チェリャビンスクの動物園のプール開き
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ロシア・カザン市動物園に短期出張したアルツィンがチェリャビンスク動物園に帰還 ~ 行方不詳のユーコン
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ロシア・ウラル地方、チェリャビンスク動物園のアルツィンの行動に対する専門家の奇妙な(?)解釈
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by polarbearmaniac | 2016-05-26 23:45 | Polarbearology

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