街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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神戸・王子動物園のみゆき、臍ヘルニア (Umbilical hernia) の手術を受け順調に回復中

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みゆき (Белая медведица Миюки/Miyuki the Polar bear)
(2012年4月20日撮影 於 神戸・王子動物園)

神戸の王子動物園が6月19日付けで明らかにしたところによりますと、同園で飼育されている25歳の雌のみゆきが6月15日に臍ヘルニア (Umbilical hernia) の手術を受けたそうです。おへその中に、お腹の中の脂肪が出たりひっこんだりしていたという症状だったそうです。症状は軽く、手術も成功し、順調に回復しているとのことです。

ホッキョクグマの臍ヘルニアについて調べてみましたが事例はそう多いわけではないらしく、アメリカの獣医師協会(American Association of Zoo Veterinarians)の発行している "Journal of Zoo and Wildlife Medicine" の2007年の報告記事("Acquired Umbilical Hernias in Four Captive Polar Bears")に記載があり、北米の動物園で飼育されている4頭のホッキョクグマの事例について具体的な症状と治療の報告があるという程度です。後天的な臍ヘルニアの原因の一つとして運動不足が挙げられているわけですが、ひょっとしたらみゆきはもう少し動き回ってほうがよいのかもしれません。

それから今回「みゆき」の名前を王子動物園のスタッフブログでは「ミユキ」とカタカナで表記しています。一方で「新着情報」では従来通り「みゆき」としてありますので本投稿もそうしておくことにします。血統登録上は "Miyuki" (血統番号1308) ですので、平仮名でもカタカナでも、そうたいした問題ではないとは思いますが。

Miyuki has more time than she knows what to do, at Kobe Oji Zoo(Apr.20 2012)

(資料)
王子動物園(Jun.19 2016 - ミユキの手術)(Jul.1 2016 - ホッキョクグマに氷をプレゼント イベント中止のお知らせ
Journal of Zoo and Wildlife Medicine ( 40(4):767-772. 2009 - Acquired Umbilical Hernias in Four Captive Polar Bears)

(過去関連投稿)
異彩を放つ永遠の名ペア、神戸・王子動物園のアイスとみゆきの午後
by polarbearmaniac | 2016-06-20 19:00 | Polarbearology

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