街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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カナダ・アシニボイン公園動物園のハドソンとハンフリーがトロント動物園に帰還へ

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ハドソンとハンフリー
(C)Assiniboine Park Zoo

カナダ・マニトバ州のアシニボイン公園動物園(Assiniboine Park Zoo)の担当者が明らかにしたところによりますと、トロント動物園で誕生し人工哺育で育てられた後に現在はアシニボイン公園動物園で飼育されている雄のホッキョクグマである4歳のハドソンと2歳のハンフリーが10月21日に生まれ故郷のトロント動物園に戻ることになったとのことです。



さて、この二頭の若いホッキョクグマたちのトロント動物園への帰還決定がどのような意味があるのかについて私にはよくわかりません。考えらえるのはアシニボイン公園動物園では現在9頭もの若年個体が飼育されているためにスペースや展示時間の組み合わせに自由度が無くなってきているために、この二頭をトロント動物園に戻すことにしたといった、もっぱら施設の側の都合ではないかと考えます。この二頭は人工哺育で育ててられたものの、こういった多くの仲間を時間を過ごすことによってもう十分に「適応化(socialization)」が達成できたという判断もあるようです。

(*追記 - 下のニュース番組ではアシニボイン公園動物園がもっと野生孤児などの個体をいつでも受け入れられるようにするためにスペースを確保したいというのがこの二頭のトロント動物園での帰還の理由となっているようです。)





アシニボイン公園動物園でのハドソンとハンフリーの思い出の日々

トロント動物園からはイヌクシュクがコクレーンの「ホッキョクグマ居住村(Polar Bear Habitat)」に移動したばかりですが、このイヌクシュクの移動は繁殖計画に関係した話ではあったものの、トロント動物園に帰還する彼の息子であるハドソンとハンフリーのためのスペースの確保といった側面も否定できないのだろうとは思います。

トロント動物園はまた賑やかになりそうです。

(資料)
Assiniboine Park Zoo (Sep.30 2016 - 10 Days of Hudson and Humphrey Celebrations | October 1 - 10)
CBC (Sep.30 2016 - Hudson and Humphrey leaving Winnipeg zoo, heading back to Toronto)
Global News (Sep.30 2016 - Hudson and Humphrey the polar bears leaving Assiniboine Park Zoo)
CTV News (Sep.30 2016 - Polar bear brothers Hudson and Humphrey to depart Assiniboine Park Zoo)
Corus News (Sep.30 2016 - Hudson the Polar Bear Leaving Winnipeg)
(*追記資料)
Global News (Sep.30 2016 - Hudson and Humphrey the polar bears leaving Assiniboine Park Zoo)

(過去関連投稿)
(*ハドソン関連)
カナダ・トロント動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 今シーズン最初の出産ニュース
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(*ハンフリー関連)
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by polarbearmaniac | 2016-10-01 00:30 | Polarbearology

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