街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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カナダ・コクレーン「ホッキョクグマ居住村」に新しい池のある飼育場がオープン

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ガヌークとヘンリー Photo(C)Cochrane Polar Bear Habitat

カナダ・オンタリオ州 コクレーン (Cochrane) の「ホッキョクグマ居住村(Polar Bear Habitat)」はこのブログでも何度もご紹介しています。ホッキョクグマしか飼育・展示していないという非常にユニークな施設です。ここに今度は池のある12エーカー(約4万9千平方メートル)もあるホッキョクグマたちのための新しいスペースが5日にオープンしたとのことで、もともと環境に優れたこの施設が、さらに一層ホッキョクグマたちにとって快適な場所となったようです。まずこの新しいスペースを楽しんだのはケベック州のサンフェリシアン原生動物園で生まれた6歳の雄のガヌークとオーストラリアのシーワールドで生まれた三歳の雄のホッキョクグマであるヘンリーという雄同士の大の仲良しの二頭でした。
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Photo(C)Cochrane Polar Bear Habitat

最初の日にヘンリーはすぐさま池に入って泳いだそうですがガヌークの方はなかなか慎重だったようです。そういったこの新しいスペースのオープンに初登場したガヌークとヘンリーの様子を見てみましょう。国土の広いカナダならではのことであり、我々日本人にはこういった環境は想像もできません。



以前にもご紹介していますが、ここにはライブカメラによる映像の配信は行われていますので御興味のある方はこちらをクリックして下さい。それから、ヘンリーが生まれ育ったオーストラリアのシーワールドがら技術責任者であるトレヴァー・ロング氏が一年振りにこの「ホッキョクグマ居住村」を訪れてヘンリーと再会したそうです。
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ヘンリーとトレヴァー・ロング氏
Photo(C)Polar Bear Habitat

オーストラリアのシーワールドには男鹿水族館のホッキョクグマ担当の方も確か研修に行かれていたはずですので、トレヴァー・ロング氏についても多分よく知っておられると思います。このトレヴァー・ロング氏はこうして一年振りにヘンリーに開会したわけですが、成長したヘンリーの姿とその堂々とした態度や行動を見て非常に感動的 (emotional) に感じたそうです。同氏は同時にこの「ホッキョクグマ居住村」の新しいスペースのオープンにも立ち会われたとのことです。
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ヘンリー Photo(C)Polar Bear Habitat

このヘンリーについてトレヴァー・ロング氏は国際的なホッキョクグマの繁殖計画 ("part of the international breeding group")に組み入れられているのだと述べていますが、これ自体は非常に曖昧な言い方であり将来彼がカナダの外に出る可能性を残しているのだと考えたほうがよいかもしれません。カナダからアメリカへの移動は有り得ませんから、カナダ以外の場所となれば欧州となるかもしれません。しかしヘンリーの母親であるリアはあのロシア・サンクトペテルブルクのレニングラード動物園のウスラーダとメンシコフとの間に誕生した娘ですので、ヘンリーは欧州へ行くよりもカナダに留まる確率の方が遥かに大きいような気がします。

(資料)
Cochrane Polar Bear Habitat (Oct.4 2016 - First Day in the Lake)
CTV News (Oct.6 2016 - Captive polar bears take first dip in new Ont. lake habitat)
Gold Coast Bulletin (Oct.11 2016 - Gold Coast-born Polar Bear Henry makes new friend in Canadian home)

(過去関連投稿)
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カナダ・オンタリオ州コクレーンの「ホッキョクグマ居住村」で拡張された新飼育展示場が完成
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カナダ・コクレーン「ホッキョクグマ居住村」のガヌークとヘンリーに流れるゆっくりとした時間
by polarbearmaniac | 2016-10-12 06:00 | Polarbearology

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