街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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カナダ・チャーチルでホッキョクグマの野生孤児が保護される ~ アシニボイン公園動物園で飼育へ

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保護された一歳の雌(メス)の孤児 Photo(C)Assiniboine Park Zoo

カナダ・マニトバ州のチャーチル付近で一歳と思われる雌(メス)のホッキョクグマの幼年個体が母親無しで一頭でいるのが目撃され、チャーチルの街のはずれまでさまよい歩いてきたところで捕獲され、ウィニペグのアシニボイン公園動物園に移送されて保護・飼育されることとなったことが明らかになりました、一歳では母親無しには生きていけないと天然資源省(Natural Resources Canada)の自然保護官によって判断されたためだとのことです。この雌(メス)の幼年個体は火曜日11月22日夜にアシニボイン公園動物園に到着し、同園内の「ホッキョクグマ保護・厚生センター(Leatherdale International Polar Bear Conservation Centre)」に収容され30日間の検疫期間に入ったそうです。この幼年個体の様子が映像で公開されましたのでご紹介しておきます。



本当によかったです。こういった個体は一頭一頭ちゃんと保護してやらねばいけません。アシニボイン公園動物園は今年2016年にはこのように保護したホッキョクグマが一頭もなかったのは良くないことであると考えていたそうです。つまり、本来はこうして保護せねばならない孤児個体がいたはずであることは間違いないにもかかわらず、発見できていなかったというのが今年の現状であると考えていたということでしょう。同園内の「ホッキョクグマ保護・厚生センター(Leatherdale International Polar Bear Conservation Centre)」はまさにこういった孤児の個体を保護するために建設された施設であり、非常に設備が整っていまるわけです。今回の雌の幼年個体は健康状態が良好だそうですから、検疫期間が終了すれば同園の飼育展示場である “Journey to Churchill” に登場することになるでしょう。現在同園には若年・幼年個体の7頭のホッキョクグマたち(ストームオーロラカスカブリザード、スターヨーク、エライ)が暮らしています。

(資料)
CBC (Nov.23 2016 - Assiniboine Park zoo gets new polar bear cub)
Winnipeg Free Press (Nov.23 2016 - Orphaned polar bear cub new zoo resident)
Winnipeg Sun (Nov.23 2016 - New polar bear arrives at Assiniboine Park Zoo)
ChrisD.ca (Nov.23 2016 - Orphaned Female Polar Bear Moved to Assiniboine Park Zoo)

(過去関連投稿)
カナダ・マニトバ州、アシニボイン公園動物園内に建設中のホッキョクグマ保護・厚生センターについて
カナダ・マニトバ州、アシニボイン公園動物園内にホッキョクグマの保護・厚生施設が完成
カナダ・マニトバ州、アシニボイン公園動物園の新展示場施設の建設  ~  偉大なるデビーの遺したもの
カナダ・マニトバ州、アシニボイン公園動物園の新施設、“Journey to Churchill” が遂にオープン
by polarbearmaniac | 2016-11-24 03:00 | Polarbearology

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