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ロシア・ノヴォシビルスク動物園で満一歳となったロスチク ~ 移動先候補の複数の動物園と交渉が進行中

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ロスチク (Белый медвежонок Ростик)
Photo(C)Vladimir Shadrin

ロシア・西シベリアのノヴォシビルスク動物園で昨年12月7日にゲルダお母さんから誕生した雄(オス)のロスチクは本日が満一歳の誕生日です。ノヴォシビルスク動物園としては公式の誕生会は開催されなかったものの、同園のSNSのページではロスチクの誕生日へのお祝いの言葉が写真と共に掲載されています。また同園では地元のファンの方の制作したロスチクの姿の成長を記録した映像も紹介していますので、それをここでもご紹介しておくこととします。非常に軽快なメロディです。話は外れますがロシアへ行ってタクシーに乗ると聞こえてくる調子の音楽はこういったものが非常に多く、要するに近年のロシア人は日常ではこういう音楽を身近に感じるようです。

Видео: Нина Курбаткина

また、本日の地元のTVニュースもご紹介しておきます。



二年前のシルカの時は彼女の誕生日の段階ではすでにシルカはゲルダと引き離され別の飼育場に映されてしまっていたわけです。それはシルカの他園での移動と大きな関係があったためでした。そこで問題になるのは今回のロスチクが今後どうなるかということです。地元のメディアの記者がノヴォシビルスク動物園の管理部門に確認した内容が記事になっていますが、それによりますと世界の複数の動物園と交渉が進行中だそうですが、まだ合意に至っていないそうです。要するに現時点ではどこの国のどの動物園に移動するかは決まっていないようです。しかし私の印象ではロスチクの来年春の他園への移動は不可避であるように感じます。移動先は間違いなくロシア国外だろうと思います。

2000年代は雌(メス)の幼年個体が需要に対して大きく不足していたわけですが、2010年代前半に入ってからは世界のホッキョクグマ界では雌(メス)の誕生が相次ぎ、2010年代後半となった現在では心もち雄(オス)不足かなといった感じとなっています。ただしロスチクと同年齢ではロシア国内にはイジェフスク動物園に雄の双子(シェールィとビェールィ)がいますし、一歳上ではモスクワ動物園にシモーナの産んだ雄がいるというわけで、ロシア国内の雄(オス)の幼年個体は供給頭数が多いというわけです。そのあたりと、現在のEARAZAの方針によってホッキョクグマの幼年個体はパートナーとなる個体が存在している動物園に限ることになっているという現実を重ね合わせることが、ロスチクの移動先がどこになるかを予想するポイントとなるでしょう。

それにしてもロスチクは本当に立派に成長しました。ゲルダお母さんはやはり、たいしたものです。

(資料)
VN.RU (Dec.7 2016 - Белый медвежонок Ростик остался без подарка на день рождения)
Вести Новосибирск (Dec.7 2016 - Белый медвежонок из Новосибирского зоопарка празднует первый день рождения)
Комсомольская правда (Dec.7 2016 - Белый медвежонок из новосибирского зоопарка отметил свой первый день рождения)
НГС.НОВОСТИ (Dec.7 2016 - Медвежонку Ростику исполнился год: он вырос в огромного зверя)
МКУ ИА «Новосибирск» (Dec.7 2016 - Медвежонок в Новосибирском зоопарке отметил первый день рождения)

(過去関連投稿)
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by polarbearmaniac | 2016-12-07 19:30 | Polarbearology

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