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ロシア北東部・サハ共和国、ヤクーツク動物園で誕生の赤ちゃんの近況 ~ 生後4ヶ月程でもう他園に移動か?

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コルィマーナお母さんと赤ちゃん (C)Якутский зоопарк

ロシア北東部・サハ共和国のヤクーツク動物園で12月7日頃に5歳のコルィマーナが赤ちゃんを出産した件については、その後に同園から産室内の映像が一つだけ公開された以外に詳しい情報はありませんでした。しかし昨日21日にヤクーツク動物園は最も新しい産室内の映像を公開しましたのでご紹介しておきます。赤ちゃんは大変に元気でコルィマーナお母さんを相手に遊んでいるといったような状態です。



一週間前にコルィマーナお母さんは初めて魚を給餌として与えられたそうです。この親子の屋外登場は3月上~中旬が予定されているとのことですが現時点ではコルィマーナお母さんはじっと産室内での育児に集中しているそうです。ロシアの動物園関係者はこの赤ちゃんの性別に注目しているそうで、赤ちゃんが雄(オス)ならばハバロフスク動物園へ、雌(メス)ならばサンクトペテルブルクのレニングラード動物園に移動することになるというのはほぼ既定の計画のようですが、非常に奇妙なことにこの赤ちゃんのハバロフスク、又はサンクトペテルブルクへの移動はもう今年の3月か4月に行われると報じられています。"...это случится в марте-апреле." の "это" は、その直前の "...его отправят в Хабаровский зоопарк, если девочка — в Санкт-Петербург. " を明らかに受けているはずですので、そういう解釈になるはずです。要するにこれは「強制離乳」ということですね。つまりかつて1980年代に円山動物園で初めて誕生したポロが三か月ほどでシロお母さんから引き離されて別展示になったのと同じやり方ということになるだけでなく、このヤクーツク動物園の赤ちゃんは生後4ヶ月ほどで早々と他園に移動させられてしまうということになるわけです。これは動物福祉(Anumal Welfare)上は極めて好ましいことではありません。絶対に止めるべきです。今頃こんなことを行う動物園などあり得ないはずです。

もう少し事態の推移を見守りたいと思います。非常に気になります。仮に赤ちゃんがサンクトペテルブルクに移動させられるというならばウスラーダに母親代わりをやらせようというのでしょうか? アンデルマならば他人(他クマ)の子供でも面倒を見ると思いますがウスラーダはその性格からいってそうしたことはやらないでしょう。正確に言えばこの赤ちゃんはウスラーダの孫にあたるわけですが、人間の世界でもあるまいし祖母だから孫を可愛がるだろうなどということはホッキョクグマの世界ではあり得ない話です。赤ちゃんがハバロフスクに移動させられるとすれば、週末にでも日本から会いに行くことは比較的簡単です。しかし私が観察したいのは親子の姿であって、赤ちゃんだけというのでは非常に悲しく感じるでしょう。

(資料)
ИА ЯСИА (Feb.15 2017 - Зоопарк «Орто Дойду»: Медведица Колымана пока не покидала берлогу) (Feb.21 2017 - Видео: Колымана играет со своим детенышем)
Якутский зоопарк (Feb.15 2017 - Первый завтрак Колыманы)

(過去関連投稿)
ロシア北東部・ヤクーツク動物園のコルィマーナ、出産成功が濃厚の模様 ~ 2月21日に正式発表となる予定
ロシア北東部・ヤクーツク動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 5歳のコルィマーナが見事に出産
ロシア北東部・サハ共和国、ヤクーツク動物園で誕生の赤ちゃんの産室内映像が遂に公開
by polarbearmaniac | 2017-02-22 00:30 | Polarbearology

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