街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ベルリン動物公園の赤ちゃんのフリッツが肝臓に広範囲の炎症で重体となる ~ 憂慮すべき病状

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Photo(C)Tierpark Berlin

昨年2016年の11月3日にベルリン動物公園(Tierpark Berlin)でにトーニャお母さんから誕生した雄(オス)の赤ちゃんであるフリッツについて極めて憂慮すべきニュースが入ってきました。昨日の月曜日6日の朝8時に飼育員さんは生後4ヶ月のフリッツがトーニャお母さんの横でぐったりとした状態になっていることを発見し、直ちに獣医さんをはじめとして飼育主任などのスタッフたちが呼ばれました。クニーリエム園長も全ての予定をキャンセルして駆け付けたそうです。早速フリッツをトーニャお母さんから引き離す作業が行われ(具体的にどうやったかは報じられていません)、フリッツに対して精密検査が行われることとなりました(報道によればフリッツはライプニッツ研究所に運ばれて検査を受けたとのことです)。
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Photo(C)Tierpark Berlin

有名なライプニッツ(野生動物)研究所のスタッフが数時間にわたって超音波診断機やエックス線なども用いてこのフリッツの精密検査を行ったのですが、確定的な原因というものを発見できなかったそうです。感染症の有無を判断する細菌検査については結果待ちという状態のようです。ただし血液検査の数値結果(*後記 - 肝酵素値 - "die Enzymwerte der Leber" - の上昇だそうです)が示すところではフリッツは肝臓に広範囲の炎症を生じており極めて重篤な状態であることをクニーリエム園長は明らかにしました。フリッツに対しては治療として抗生物質と鎮痛剤の投与が行われているとのことです。地元ベルリンのTVニュース映像です。園長さん、非常に心配そうな表情ではあるものの一応冷静な態度で話しています。(*追記 - 園長さんは感染症の可能性も語っています。)



非常に憂慮すべき状態です。生後4ヶ月ほどの赤ちゃんが肝臓に炎症を生じているという状態自体は極めて危険です。冷静に考えれば悲観的に見通ししか持ちようがないように思いますが、フリッツは何とか回復してほしいと強く願っています。実は一昨日の日曜日にすでにフリッツは普段よりも元気のない状態だったそうで園長さん(獣医の有資格者です)もフリッツの状態を観察していたそうですがフリッツは夜になって状態が回復してトーニャお母さんからの授乳も受けていたととのことです。ところがその夜に状態が一変し、そして昨日月曜日になったということだそうです。

ベルリン動物公園の園長さんは非常に悲痛な心境のようですし、スタッフもかなりの心痛の様子が報道からも伝わってきます。昨日夜のTVニュースではフリッツは今晩はなんとが持ちこたえて欲しいというスタッフの発言を報じています。

(資料)
Tierpark Berlin (Mar.6 2017 - Große Sorge um Fritz)
Tagesspiegel (Mar.6 2017 - Eisbär Fritz ist schwer erkrankt)
n-tv.de NACHRICHTEN (Mar.6 2017 - Eisbär Fritz schwebt in Lebensgefahr)
Berliner Zeitung (Mar.6 2017 - Kleiner Eisbär Fritz schwebt in Lebensgefahr)

(過去関連投稿)
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by polarbearmaniac | 2017-03-07 09:00 | Polarbearology

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