街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ・シカゴ、リンカーンパーク動物園にピッツバーグ動物園からコービーが来園 ~ シカゴにまた新ペア

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コービー (Kobe the Polar Bear) Photo(C)Lincoln Park Zoo

昨年秋からのアメリカの動物園における繁殖目的のためのホッキョクグマの再配置はかなりも規模のものとなっています。それはなんといってもAZAのSSP (Polar Bear Species Survival Plan) 推進委員会の大きな危機感の現れと見て間違いないわけです。昨年11月にケンタッキー州のルイヴィル動物園から2009年12月生まれの雄のシークーがシカゴ市内のリンカーンパーク動物園に移動してきたわけですが、彼のパートナーがいったいどのホッキョクグマになるかについては予想が難しかったわけです。

さて、昨日になってシカゴのメディアは突然、ピッツバーグ動物園の2000年11月生まれの雌のコービー(Kobe)がリンカーンパーク動物園に来園したことを報じています。現在このコービーは検疫期間中ですが、飼育展示場の一部に出ることを時々許されているそうです。そのコービーの姿が映像で紹介されていますので見てみましょう。



慣れない場所にかなり警戒している様子もうかがえます。さて、この現在16歳の雌のコービーは6歳のシークーとペアを組んで繁殖を目指すことになるそうですが、同じシカゴでも郊外にあって広大な面積を誇るブルックフィールド動物園でも22歳のナヌヤークと10歳のハドソンという新しいペアが形成されたわけで、シカゴの二つの動物園の二組のペアが繁殖を目指すこととなったわけです。一方でコービーの抜けたピッツバーグ動物園にはサンディエゴのシーワールドのスノウフレイクが繁殖目的で移動して雄(オス)のコーダとのペアリングを目指すわけですが、こちらはあくまでも期間限定的なものですのでピッツバーグ動物園には来年以降また別の雌(メス)のホッキョクグマが移動してくることになるのかもしれません。アメリカのホッキョクグマ界からも目を離せられなくなりそうです。

シカゴの二つの動物園ですが、これはたとえば横浜を例にとればシカゴ郊外にある広いブルックフィールド動物園はズーラシア、そしてシカゴ市内にあるリンカーンパーク動物園は野毛山動物園といったような関係です。リンカーンパーク動物園も野毛山動物園も入園料は無料という点でも共通なものがあります。

(資料)
Chicago Tribune (Mar.9 2017 - Lincoln Park Zoo welcomes female polar bear)
dnainfo (Mar.9 2017 - Polar Bear Wedding On Tap As Siku's Mate Arrives)

(過去関連投稿)
(*シークー関連)
アメリカ・トレド動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生!
“It’s a boy !”― アメリカ・トレド動物園の赤ちゃんの性別判明!
アメリカ・トレド動物園の赤ちゃんが産室を出ました!
アメリカ・トレド動物園の赤ちゃんの名前が決定
アメリカ・トレド動物園のシークーがルイヴィル動物園へ移動決定 ~ アメリカのPSSP
アメリカ・オハイオ州トレド動物園のシークー、ケンタッキー州ルイヴィル動物園に到着
(*リンカーンパーク動物園関連)
シカゴ・リンカーンパーク動物園の「ホッキョクグマ啓蒙週間 (Polar Bear Awareness Week)」
アメリカ・シカゴ、リンカーンパーク動物園のアナーナがノースカロライナ動物園へ ~ 新施設建設とSSP
アメリカ・シカゴ、リンカーンパーク動物園にルイヴィル動物園のシークーが突如姿を現す
アメリカ・シカゴのリンカーンパーク動物園でシークーの一般公開が開始 ~ 新飼育展示場がオープン
アメリカ・シカゴのリンカーンパーク動物園でのシークーへの健康チェック・トレーニング
by polarbearmaniac | 2017-03-10 14:00 | Polarbearology

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