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街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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フランス・ミュルーズ動物園の生後7ヶ月になる雌(メス)のナニュクの近況 ~ 体重を落としたヴィックス

フランス・ミュルーズ動物園の生後7ヶ月になる雌(メス)のナニュクの近況 ~ 体重を落としたヴィックス_a0151913_22171814.jpg
セシお母さんとナニュク 
Photo(C)Parc zoologique et botanique de Mulhouse

昨年2016年の11月7日にフランス・アルザス地方のミュルーズ動物園 (Parc zoologique et botanique de Mulhouse) でセシ (Sesi)お母さんから誕生した雌(メス)のナニュク (Nanuq)は2月末に一般公開され間もなく生後7ヶ月になろうとしています。この親子の情報は実はあまり多くありません。しかし、少ない報道から知ることができるのは、このナニュクはミュルーズ動物園ではスターになっていてミュルーズ動物園の入園者数が記録的な増加となっているということです。

ナニュクは非常に遊び好きな性格だそうですが、まだまだ母親のセシに付き従って行動しているようです。ミュルーズ動物園は次の段階としてこの親子を大きなプールのあるメインの展示場に移動させるという計画を持っているそうです。最近のナニュクの映像を見てみることにしましょう。下をワンクリックしてみて下さい。
フランス・ミュルーズ動物園の生後7ヶ月になる雌(メス)のナニュクの近況 ~ 体重を落としたヴィックス_a0151913_19442183.jpg
上はあまりたいした映像ではないですね。次の映像は短いのが難点ですが、なかなかクリアな映像です。









このミュルーズ動物園では他に推定31歳の雌(メス)のティナも飼育sれ絵いるのですが、彼女も非常に元気だそうです。しかし問題なのはナニュクの父親である6歳のヴィックスで、彼はストレスのためか常同行動を行い春から非常に体重が減少して200キロほどになってしまっているようです。やや心配ですね。とにかく、動物園においてホッキョクグマの親子の存在というのは王様のように尊重されて大事にされるわけですが、父親というのは待遇がないがしろにされてしまうというのが宿命なのです。

さて、ミュルーズ動物園の園長さんが語るには、来年の春にでも一家同居を行ってみたい意向のようです。しかし多分それは実現しないでしょう。やはり雄(オス)を同居させるというのはナニュクにtってはかなり危険だからです。ましてや春となれは繁殖行動期にあたりますから尚のこと無理な話です。まあこれは思いつきの発言だと理解しておいてよいように思います。

(資料)
L'Alsace.fr (Jun.17 2017 - Nanuq, ambassadrice pleine de vie)

(過去関連投稿)
フランス・ミュルーズ動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 5歳のセシが二度目にして出産に成功
フランス・ミュルーズ動物園で誕生した赤ちゃんの近況 ~ 大きな喜びに包まれる同園
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by polarbearmaniac | 2017-06-17 23:00 | Polarbearology

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