街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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フランス・ミュルーズ動物園で大人気となったセシとナニュクの親子を担当するスタッフの充実した毎日

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ナニュク Photo(C)TFotografie_monikaallemann

フランス東部アルザス地方のミュルーズの動物園で昨年2016年の11月7日に当時は5歳であったセシ (Sesi) から誕生した雌(メス)の赤ちゃんのナニュク(Nanuq)は2月27日の「国際ホッキョクグマの日」に一般にお披露目となりましたが現在は生後四か月を経過しています。セシとナニュクの親子はこの動物園で大変なスターとなっており、来園者の大きな関心を集めているそうです。2月27日の一般公開日のTVニュース映像のうち以前にはご紹介していなかったものを下にまた一つご紹介しておきますが、これでその時を振り返ってみましょう。



水に落下したナニュクに対して落ち着いて冷静な対応を行った母親セシの大物振りが際立っていた2月27日の一般公開開始の日の光景でした。
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生後四か月のナニュク (C)franceinfo

ミュルーズ動物園としても非常に難易度が高いと言われているホッキョクグマの繁殖に見事に成功しスタッフの士気も非常に高まっているそうです。ホッキョクグマ担当の複数のスタッフの一人であるオセアーヌさんは毎日この親子を注意深く観察して健康に異常がないかをチェックしているそうですが、そういったことが自分にとっては何よりの喜びであり、そして生きる糧になっていると語っています。世界の動物園でも毎年10頭程度しか誕生しないホッキョクグマの赤ちゃんのうち一頭がこのミュルーズ動物園で誕生しオセアーヌさんは毎日、ホッキョクグマたちの生活が楽しいものになるようにと工夫に余念がないようです。そういった担当スタッフの仕事を地元のTV局が撮影している映像がありますのでご紹介しておきます。別区画で飼育されているナニュクの父親であるひょろひょろとして脚の長いヴィックスと、そしてもう一頭この動物園で飼育されているティナの様子も映っています。男性はTV局の記者です。



担当スタッフは最近ベルリン動物公園で生後四か月で死亡したフリッツの例を考慮して、まだ幼いナニュクの毎日の様子を非常に注意深く観察しているそうです。まだまだ気が抜けないといったところなのでしょう。しかしそうはいっても担当スタッフはあと二年間はこうして幼いナニュクの成長を見守ることを楽しめそうだとTV局の記者は語っています。

(資料)
franceinfo (Mar.14 2017 - Mulhouse : les soigneurs du zoo aux petits soins pour Nanuq)

(過去関連投稿)
フランス・ミュルーズ動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 5歳のセシが二度目にして出産に成功
フランス・ミュルーズ動物園で誕生した赤ちゃんの近況 ~ 大きな喜びに包まれる同園
フランス・ミュルーズ動物園で誕生した赤ちゃんが生後三か月となる ~ ネットによる命名投票受付中
フランス・ミュルーズ動物園の赤ちゃんがセシお母さんと共に屋外に登場
フランス・ミュルーズ動物園の赤ちゃんが遂に一般公開 ~ 性別は雌(メス)で「ナニュク (Nanuq)」と命名
by polarbearmaniac | 2017-03-18 00:30 | Polarbearology

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