街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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横浜・八景島、シーパラダイスのユキ丸とユキヒメに期待される「最後の花」



横浜・八景島のシーパラダイスで推定24歳の雄(オス)のユキ丸と25歳の雌(メス)のユキヒメとの同居が開始されたという情報が流れてきました。このシーパラダイスのホッキョクグマについては以前からそれほど多くの情報が流れてきてはいないのですが同施設としては粘り強くこの二頭の間の繁殖を狙っているということは聞いています。年齢的に言えば現在25歳になっているユキヒメの出産はかなり厳しいような気もするのですがホッキョクグマ界いうのは時々驚くような意外性をもったことが実現しますので、もしろうろいろと周囲が騒がずにいたほうがよいと思い、このブログでも今までこの二頭の間の繁殖について特に言及してきたということはありませんでした。しかし今年の繁殖シーズンについて言えば、やはりこの二頭に「最後の花」を咲かせてやりたいという気持ちを強く持ちます。

血統情報によればユキ丸(血統番号#1524) は1993年4月22日にシーパラダイスに入園しています。彼はカナダの野生孤児の出身なのですが、カナダのどの場所で何日に保護・捕獲されたかの情報が不明です。私は以前よりこのユキ丸の誕生年は1992年ではなく実は1991年であないかと考えているのですが、この件については「横浜・八景島、シーパラダイスのユキ丸の素顔 ~ 彼の誕生年は本当に1992年なのか?」という投稿を御参照下さい。 一方で彼のパートナーのユキヒメ(血統番号#854)は1991年12月9日にスウェーデンのコルモルデン (Kolmården)動物園の生まれです。彼女は三つ子の一頭として誕生し、あとの二頭は故アークティク(白浜 - 血統番号#851)とバフィン(浜松 - 血統番号#852)であるとされています。一応そう理解しておくこととします。しかし実相はかなり複雑なのです。この件については今回は言及しないこととします。いずれにせよ、故アークティクもバフィンも、そしてこのユキヒメも繁殖能力が十分に備わっている血統であることは間違いありません。

ともかくユキ丸とユキヒメの間の繁殖の成功を願うばかりです。仮に成功したとしますと日本のホッキョクグマ界においては貴重な血統となるわけです。

(過去関連投稿)
八景島シーパラダイスのホッキョクグマの出産は...残念!
雨の横浜・八景島シーパラダイスへ
横浜・八景島、シーパラダイスのユキ丸の素顔 ~ 彼の誕生年は本当に1992年なのか?
by polarbearmaniac | 2017-04-08 20:30 | Polarbearology

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