街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ベルリン動物公園で死亡した赤ちゃん、フリッツの死因が依然として不明 ~ ヴァロージャが同園に帰還へ

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故フリッツとトーニャお母さん Photo(C)Tierpark Berlin

ベルリン動物公園で昨年2016年の11月3日にトーニャお母さんから誕生した雄(オス)の赤ちゃんであるフリッツは今年の3月6日に亡くなってしまったわけで、世界中から多くの弔意が示されたことはまだ記憶に新しいところです。それから一月半が経過しました。ベルリン動物公園はこのフリッツの死因の解明をライプニッツ(野生動物)研究所に依頼し、同研究所はベルリン自由大学と共同で生物学者、病理学者、獣医などの専門家が故フリッツの細胞組織、血液、尿などの徹底的な調査を行っているそうです。このライプニッツ研究所というのはあのクヌートの死因解明も行ったドイツでも有名な研究所です。

さて、そのフリッツの死因についてですが、依然として解明できていない状態であることをベルリン動物公園と同研究所は明らかにしました。現時点ではウィルスが原因である形跡はないとのことで、現在は6億ものDNA配列に異常があるかどうかを調査中であり、それを解明するまでまだ2~3週間を要するとのことです。
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ヴァロージャ Photo(C)Sabeth Stickforth/Berliner Kurier

ともかくフリッツの死はウィルスが原因となっているという証拠が発見できない以上、現在旧西ベルリンのベルリン動物園に期間限定で移動していたフリッツの父親であるヴァロージャの旧東ベルリンのベルリン動物公園への帰還には何の問題もないことになり、ヴァロージャは本日4月22日にベルリン動物公園に帰還し、再びトーニャとの同居が行われることとなるそうです。まだまだ現在はホッキョクグマの繁殖行動期ではありますので、ヴァロージャとトーニャのペアは今年の繁殖シーズンに参戦することになる可能性は十分にありそうです。

さて、フリッツの件に戻りますが、生後四カ月ほどのホッキョクグマの死因というものは所詮は容易には解明できないのではないでしょうか。しかしさすがにドイツの動物園というのは凄いですね。徹底的に解明せねば気が済まないといった気迫のようなものを感じてしまいます。

(資料)
Tierpark Berlin (Apr.21 2017 - Eisbär Wolodja zieht zurück in den Tierpark Berlin)
rbb24 (Apr.21 2017 - Todesursache von Eisbär Fritz noch immer nicht gefunden)
Berliner Zeitung (Apr.21 2017 - Eisbären Wolodja und Tonja wieder vereint)
B.Z. Berlin (Apr.21 2017 - Eisbär Wolodja zieht wieder zurück in den Tierpark)

(過去関連投稿)
ベルリン動物公園(Tierpark Berlin)でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生! ~ 第一関門は週末
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by polarbearmaniac | 2017-04-22 01:00 | Polarbearology

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