街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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2010年 11月 24日 ( 1 )

チェコ・ブルノ動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生!

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Photo(C) Zoo Brno / Ondřej Požár
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母親のコーラ  Photo:DENÍK/Drahomír Stulír  

チェコのブルノ動物園(Zoo Brno)でホッキョクグマの双子の赤ちゃんが誕生しました!

チェコ・ブルノ動物園が正式発表したところによりますと、同動物園で飼育されているコーラ(Cora)が、20日の土曜日から21日の日曜日にかけて2頭の赤ちゃんを出産したそうです。彼女の前回の出産は2007年の11月で、その時は雄の双子で名前はトムとビルと名付けられましたが、その2頭の件については以前7月に2回にわたって投稿していますのでそちらを是非ご参照下さい(「チェコ・ブルノ動物園での別れ(前) ~ トムとビルを愛した人々」、「チェコ・ブルノ動物園での別れ(後) ~ トムとビルを愛した人々」)。今回のコーラの出産の父親は前回同様、ウムカ(Umka)です。ウムカはカザフスタンのアルマトイ動物園の生まれでコーラと同じ年齢の12歳です。

お母さんのコーラは1998年生まれの12歳であり、あのロシア・サンクトペテルブルクのレニングラード動物園で飼育されているウスラーダの娘です。ウスラーダは仙台のカイや静岡のロッシーなど、すでに14頭を出産していますが、そのうちの雌の2頭はモスクワ動物園のシモーナ、そしてこのブルノ動物園のコーラなわけです。このシモーナの息子が旭山動物園のイワンです。ですから今回このブルノ動物園で生まれた双子の赤ちゃんはイワンのいとこ、カイやロッシーの甥(または姪)にあたるわけです。ウスラーダもその娘のシモーナとコーラも、その血筋(?)のせいか子育て拒否をしたことがない雌だそうですので、コーラは今回の出産でも子育て拒否をする可能性は少ないと思われます。ブルノ動物園側も当初はコーラの子育て拒否があれば人工哺育せねばならない状況が生じることを危惧していたようですが、今のところそれは杞憂のようです。
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母親コーラと父親ウムカ  Photo(C) Zoo Brno

この下の写真は今回の出産でTV局のインタビューの答えるブルノ動物園の担当飼育員さんですが、後ろに産室のモニターカメラが写っていますが、その画像も比較的明瞭ですね。 飼育員さん、何かホッとした顔をしています。
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Photo:Ondřej Požár

ブルノ動物園としてはコーラの子育て期間中、飼育スペースの関係上父親のウムカをどうするか思案中のようです。前回のコーラの出産・子育て期間にウムカはスロヴァキアのブラチスラヴァ動物園に預かってもらっていたわけですが、今回はどうするかを来月中に決めるようです。
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コーラとウムカ  Photo(C)Zoo Brno

今回の赤ちゃんの一般公開は1月下旬から2月の上旬が予定されているようです。性別もその頃までには明らかにしたいという予定です。

下は前回の2007年11月にコーラが出産したトムとビル、そしてコーラの映像です。


*(資料)
ブルノ動物園HP
Sedmička.cz (Nov.22 2010)
iDNES.cz (Nov.22 2010)
Blesk.cz (Nov.23 2010)
Svitavský deník (Nov.22 2010)
(過去関連投稿)
チェコ・ブルノ動物園での別れ(前) ~ トムとビルを愛した人々
チェコ・ブルノ動物園での別れ(後) ~ トムとビルを愛した人々
by polarbearmaniac | 2010-11-24 13:00 | Polarbearology

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