街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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2017年 02月 20日 ( 1 )

モスクワ動物園が「国際ホッキョクグマの日」にヴォロコラムスク附属保護施設を希望者に限定公開へ

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ニカ Photo(C)Московский зоопарк

モスクワ市長の公式サイトが本日2月20日に発表したところによりますと、モスクワ動物園はモスクワ市から130キロほどにあるヴォロコラムスクという街にある1994年に設立された同園付属の保護施設(Волоколамский питомник московского зоопарка)を2月26日の「国際ホッキョクグマの日」のイベントの一環として初めて一般に公開するとのことです。実は以前からこのヴォロコラムスク附属保護施設を一般公開するという話があり、それはモスクワ動物園のナターリア・コーロボヴァ前園長さんがアイディアとして発表してはいたものの具体化しませんでした。過去には非常に例外的なケースとして訪問者を受け入れたことがなかったわけではないのですが、しかし今回初めて公式にそれが実現することになりました。今回が初めての試みですので人数を限定したグループでのツアーで実施するそうです。2月26日の午前9時、10時、11時の三回、モスクワ動物園の正門前からツアーのバスが出るそうで料金は1500ルーブル、バス発車の10分前までに正門前に集合する必要があり事前にチケットを購入しておくことが必要だそうです。チケットはモスクワ動物園の公式サイトのページからネットでの購入となります。ヴォロコラムスク附属保護施設では一時間半のツアーでの観覧だそうですがモスクワ動物園からこの施設までは片道二時間かかるそうで、合計すると五時間半というツアーとなるようです。参加者は18歳以上という条件が付いています。ホッキョクグマについては昨年9月に野生孤児として保護された一歳になったばかりのニカとイジェフスク動物園から移動してきて間もなくハンガリーのブダペスト動物園に旅立つこととなるシェールィとビェールィの双子兄弟に会うことができるそうです。ごく最近のヴォロコラムスク附属保護施設の様子を報じるニュース映像を御紹介しておきます。



この見学ツアーは魅力的ですね。私がもしこの時期にモスクワに滞在していれば何が何でも参加してみたいと思います。日本の動物園のホッキョクグマでもかつてこのヴォロコラムスク附属保護施設に暮らしていた個体がいます。横浜のジャンブイと姫路のホクトです。彼らがどのような場所で暮らしていたかを確認するのも意味があると思います。それから、今後のことですが、このヴォロコラムスク附属保護施設の見学についてはグループでの訪問だけについて受け入れていくという方向に進む模様です。個人での見学というのは今後においてもやはり難しいようです。その点はちょっと残念ですね。

(資料)
Официальный сайт Мэра Москвы (Feb.20 2017 - Московский зоопарк впервые покажет посетителям стерхов и близнецов белых медведей)
Московский зоопарк (Feb.20 2017 - Экскурсия в Зоопитомник)
РИА Новости (Feb.20 2017 - Московский зоопарк впервые проведет выездную экскурсию с редкими животными)
Вечерняя Москва (Feb.20 2017 - Впервые Московский зоопарк покажет близнецов белых медведей и баранов Марко Поло)

(過去関連投稿)
モスクワ動物園が期待を持つ将来の新ペア ~ ヴォロコラムスク付属保護施設のホッキョクグマたち
モスクワ動物園がヴォロコラムスク付属保護施設に一般来園者の訪問を受け入れへ
by polarbearmaniac | 2017-02-20 16:30 | Polarbearology

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