街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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2017年 03月 28日 ( 1 )

ハンガリー・ブダペスト動物園の双子兄弟、シェールィとビェールィのブダペスト到着の様子が公開

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シェールィ (Серый/Szerij) とビェールィ (Белый/Belij) 
Photo(C)MTI/Kovács Attila

2015年の11月28日にロシア連邦ウドムルト共和国のイジェフスク動物園で誕生したシェールィ (Szerij)とビェールィ (Belij)の双子兄弟が3月16日にモスクワ動物園のヴォロコラムスク附属細施設からあhンガリーのブダペスト動物園に到着し、そして一般公開されて以降の様子についてはいくつものニュース映像をご紹介してきた通りです。非常に魅力的な双子兄弟ですが、彼らが空路でモスクワからブダペストに到着した時の様子がモスクワ動物園によって映像として公開されましたのでご紹介しておきます。



やはり二頭が別々のケージに入れられています。しかし並べられていたわけで、互いに相手の存在を認識できる状態であったことも移動中のストレス軽減につながっていると思います。ブダペスト動物園で二頭がケージから出された後の様子などを見ると、やはりこの年齢では二頭は別々の動物園に引き離さずに一緒に移動させてやるということが理にかなっているように思います。ここでこの双子兄弟がイジェフスク動物園で初めて屋外に登場した時のTVニュースを再度ご紹介しておきます。



このシェールィとビェールィは生後約二ヵ月間はドゥムカお母さんと一緒に産室で暮らしていたもののドゥムカお母さんの体調が悪くなって授乳ができなくなったために人工哺育となったわけです。つまり今まではほとんど母親無しで育ってきたことがこれほどこの二頭の仲が良いことの原因なのかもしれません。札幌で2008年12月に誕生したイコロとキロルの双子兄弟もやはりこのシェールィとビェールィと同じ時期に帯広に一緒に移動したわけですが、やがて間もなくイコロとキロルとの間には溝が生じてきてしまいました。その原因を作ったのは母親であるララの札幌時代のほんの小さな「育児ミス(具体的にはイコロよりキロルを贔屓にしたかのような誤解を生んだ対応をした)」であったと私は考えています。あの偉大なララの唯一のミスだったと思っています。ララが真に偉大な母親となったのは、やはり2010年12月にアイラを産んでから以降である.....これが私の考え方です。

(過去関連投稿)
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by polarbearmaniac | 2017-03-28 21:00 | Polarbearology

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