街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

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2017年 05月 09日 ( 3 )

オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで誕生の双子の赤ちゃんのうち一頭が死亡

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リアお母さんと一頭になった赤ちゃん Photo(C)Sea World Gold Coast

4月26日にオーストラリア・クイーンスランド州のゴールドコーストにあるシーワールドで16歳のリアお母さんが産んだ双子の赤ちゃんのうち一頭が5月6日に死亡したことがシーワールドより明らかにされました。 生後このような時期で赤ちゃんが死亡することはよくあるケースとはいえ、シーワールドのスタッフはやはり落胆しているそうです。残っているもう一頭の赤ちゃんは現時点では非常に元気であると報じられています。一頭となってしまった赤ちゃんとリアお母さんの産室内の様子が映像で公開されましたんで見ておきましょう。



メディアがシーワールドに取材して得た情報によりますと、先週の木曜日の5月4日の午後に一頭の赤ちゃんがうまく授乳がなされていないことが確認され、スタッフは2日後の土曜日の午前中にリアお母さんの注意をなんとか他にそらせてその一頭の赤ちゃんを産室外に取り出すことに成功し、そして保育器に入れたそうです。しかしスタッフの懸命な努力にもかかわらずその赤ちゃんは土曜日5月6日の夜に死亡してしまったというのが経緯のようです。この双子の赤ちゃんは体の大きさに差があり、うまく母乳を摂れなかった法の赤ちゃんはやはり体の小さなほうの赤ちゃんだったそうで、リアお母さんは次第に体が大きくて元気なほうの赤ちゃんに注意を集中して育児を行っていったそうです。シーワールドの獣医さんはなんとかリアお母さんが両方の赤ちゃんの育児を行ってほしいと強く願っていたものの、土曜日になってリアお母さんは体の小さな弱い赤ちゃんの面倒を見ることを避けてしまった状態となったために獣医さんはその弱い方の赤ちゃんを産室から取り出して人工哺育を行う決断をしたというのが事情だそうです。尚、死亡した赤ちゃんは雌(メス)だったとのことです。シーワールドの飼育部門の責任者であるトレヴァー・ロング氏が記者会見でも同じことを語っていますので映像を御紹介しておきます。



せっかく生後72時間という第一関門を突破したものの、生後10日目に死亡してしまったというのはやはり残念なことです。

(資料)
ABC News (May.9 2017 - Polar bear cub dies at Sea World on the Gold Coast)
Gold Coast Bulletin (May.9 2017 - Polar bear cub dies at Sea World)
9news.com.au (May.9 2017 - Newborn polar bear cub dies at Sea World on the Gold Coast)

(過去関連投稿)
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドでホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生!
by polarbearmaniac | 2017-05-09 17:00 | Polarbearology

アメリカ・コロンバス動物園のアナーナの雌(メス)の赤ちゃんが生後半年の誕生日を迎える ~ 成長の確かさ

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アナーナの雌(メス)の赤ちゃん
Photo(C)Columbus Zoo and Aquarium

アメリカ・オハイオ州のコロンバス動物園でアナーナが昨年2016年の11月8日に産んだ一頭の雌(メス)の赤ちゃんですが、昨日無事に生後半年の誕生日 ("half birthday") を迎え、飼育員さんたちから色とりどりの氷のプレゼントをもらったそうです。この生後半年をもって血統登録が可能となって「一人前」のホッキョクグマの仲間入りができるようになったというわけです。現在の体重は91ポンド(約41kgs) になっているとのことです。ここで非常に最近のこの赤ちゃんの様子を映像で見てみることにしましょう。



この赤ちゃんの名前は5月14日の「母の日 (Mother's Day)」に発表されるとのことです。
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アナーナと赤ちゃん
Photo(C)Columbus Zoo and Aquarium

(資料)
ABC6OnYourSide.com (May.8 2017 - Polar bear cub turns 6 months at Columbus Zoo)

(過去関連投稿)
(*アナーナの出産関連)
アメリカ・コロンバス動物園でのオーロラとアナーナの出産準備態勢
アメリカ・コロンバス動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生! ~ 「双子姉妹の神話」は生きていた!
アメリカ・コロンバス動物園のアナーナの赤ちゃんが間もなく生後三か月へ
アメリカ・コロンバス動物園のアナーナお母さんと一頭の赤ちゃんの近況
アメリカ・コロンバス動物園のアナーナの赤ちゃんが一般公開へ ~ お披露目の様子がライブ中継の予定
アメリカ・コロンバス動物園のアナーナの赤ちゃんがお披露目となる ~ 性別は雌(メス)と判明
アメリカ・コロンバス動物園の三頭の赤ちゃんが間もなく生後半年へ ~ 稀有な同一園での二組の親子の存在
by polarbearmaniac | 2017-05-09 10:30 | Polarbearology

デンマーク・オールボー動物園の二頭の雌(メス)の赤ちゃんの健やかな成長

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メーリクお母さんと二頭の雌(メス)の赤ちゃん Photo(C)karolinesretro

デンマークのオールボー動物園で昨年2016年の11月26日にメーリクお母さんから誕生した二頭の雌(メス)の赤ちゃんについては、すでに4月にプールのある大きな飼育展示場に移動していますし、その姿はライブカメラ (Webcam - Isbjørne kamera 1)で見ることができます。最近私はこのライブ映像をしばしば見ているのですがメーリクお母さんの落ち着いた行動が際立っているように見えます。前回の2010年11月に誕生したアウゴの時よりもメーリクお母さんはどっしりと構えているように感じます。やはり雌(メス)の二頭というのは母親にとっては育てやすいのでしょうか。

さて、この二頭の赤ちゃんの映像をオールボー動物園は一つ公開していますのでそれをご紹介しておきます。



要するにこの二頭の雌(メス)の赤ちゃんは母親に過度にべったりとせず、うまく一緒に遊んでくれているための母親には余裕が生じてくるということのように思います。性別の異なる二頭ですと、どちらかが母親にべったりとくっつくケースがよくあり、母親は二頭に対するバランスを取るために気を遣う必要が出てくるということです。今回のこの二頭の赤ちゃんは本来は三つ子だったわけですが産室内で一頭が死亡してしまたっために二頭となったわけで、厳密に言えば双子とは言いにくいわけで表現を「二頭の赤ちゃん」というよう呼ぶのが適切だと考え、そう書いています。ホッキョクグマの親子を観察しますと私の経験上では二頭がいずれも雌(メス)である場合が最も興味深く観察することができます。これからこのオールボー動物園の二頭の雌(メス)の赤ちゃんがどのような成長を遂げていくかは実に興味あるところです。

(過去関連投稿)
デンマーク・オールボー動物園でホッキョクグマの赤ちゃん(複数)誕生! ~ メーリクが出産
デンマーク・オールボー動物園で誕生の赤ちゃんは三つ子であることが判明!
デンマーク・オールボー動物園で誕生の三つ子の赤ちゃん、最初にして最大の関門を全頭で通過するか
デンマーク・オールボー動物園で誕生の三つ子の赤ちゃん、一頭が最初の関門を突破できず死亡
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、元気に生後三週間が経過
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、生後40日目へ ~ ライブ映像配信と短時間映像の関係
デンマーク・オールボー動物園で誕生の二頭の赤ちゃんは生後六週間目に入り、取っ組み合いも始める
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、生後7週間が経過
デンマーク・オールボー動物園で産室内で育児中のメーリクに特別給餌が行われる
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、生後70日目となる
デンマーク・オールボー動物園の赤ちゃんが遂に姿を見せる ~ 屋外登場を母親の意思に任せた同園
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんがメーリクお母さんと一緒に遂に屋外に登場!
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんへの母親メーリクの厳しい監視の集中力
デンマーク・オールボー動物園のメーリクお母さんと二頭の赤ちゃんの姿 ~ 注目すべき同園での性別判定
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんの性別はいずれも雌(メス)と発表
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんが大きなプールのある飼育展示場に登場
デンマーク・オールボー動物園の二頭の雌(メス)の赤ちゃんたちが遂に泳ぎ始める
by polarbearmaniac | 2017-05-09 00:30 | Polarbearology

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