街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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2017年 10月 05日 ( 2 )

ロシア北東部サハ共和国で保護された幼年個体がモスクワ動物園のヴォロコラムスク附属保護施設に無事到着

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トヴェリ空港に到着した野生孤児 Photo(C)Вечерняя Москва
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モスクワ動物園のヴォロコラムスク附属保護施設での野生孤児
Photo(C)Вечерняя Москва

ロシア北東部のサハ共和国の内陸部のコルィマ河岸でホッキョクグマの雌(メス)の幼年個体が保護され、昨日の夕方にスレドネコルィムスクの街からヤクーツクに空輸された後にヤクーツクからロシア空軍の輸送機でモスクワに向かったところまでは御紹介していました。この幼年個体ですが当初はモスクワ近郊の空軍基地であるチカロフスキー飛行場に着陸する予定だったものの悪天候のためモスクワから170キロ離れたトヴェリの空港に着陸したそうです。そこからこの幼年個体はモスクワ動物園のヴォロコラムスク附属保護施設にトラックで運ばれました。そしてこの幼年個体は無事にヴォロコラムスク附属保護施設に入ったそうですが、その映像を報じるTVニュースがありますのでご紹介しておきます。以下をワンクリックして下さい。
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次のニュース映像の冒頭に瞬間的に映っているのはシモーナですね。元気で暮らしているようでなによりのことです。
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(*追記)もっと長い映像が公表されましたのでご紹介ひておきます。なかなか見応えがあります。



(資料)
Вечерняя Москва (Oct.5 2017 - Новый житель Московского зоопарка прилетел в столицу)
НВК САХА (Oct.5 2017 - Белый медвежонок благополучно прибыл в Москву и транспортирован в зоопарк)
Вести (Oct.5 2017 - Медвежонка из Якутска привезли в Подмосковье)
ТВ Центр (Oct.5 2017 - Cпасенного в Якутии белого медвежонка привезли в Москву)

(過去関連投稿)
ロシア北東部サハ共和国で北極海岸より700キロも離れた内陸で野生孤児が目撃 ~ 保護に動く自然管理監督局
ロシア北東部の内陸をさまよう個体への対応の二つの選択肢 ~ 動物園での保護か生息地への移送・解放か?
ロシア北東部 サハ共和国の内陸でホッキョクグマの幼年個体が保護 ~ 生後一年未満の雌(メス)と発表
ロシア北東部 サハ共和国の内陸で保護された雌(メス)の幼年個体がスレドネコルィムスクの街に移送される
ロシア北東部 サハ共和国の内陸で保護された幼年個体がヤクーツクに到着 ~ ただちにモスクワへ
by polarbearmaniac | 2017-10-05 19:00 | Polarbearology

ロシア北東部 サハ共和国の内陸で保護された幼年個体がヤクーツクに到着 ~ ただちにモスクワへ

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ヤクーツク空港に到着hした野生孤児個体
Photo(C)Московское городское отделение партии Единая Россия

ロシア北東部のサハ共和国の内陸部のコルィマ河岸でホッキョクグマの雌(メス)の幼年個体がサハ共和国の自然保護省の捕獲チームによって保護されスレドネコルィムスクの街に移送された件についてはすでに投稿しています。この野生孤児の幼年個体は4日にスレドネコルィムスクから空路でサハ共和国の首都であるヤクーツクの空港に到着しました。その様子をヤクーツクの地元メディアの映像でご覧ください。ヤクーツクの空港に到着したことを報じるTVニュース映像です。







以下のニュース映像の冒頭ではこの野生孤児個体がモスクワ移送後の検疫期間中に収容されるモスクワ動物園のヴォロコラムスク附属保護施設の場所が映っています。



それに先立ってロシア連邦政府の天然資源省の自然管理監督局 (RPN - Росприроднадзор) は今回の野生孤児の幼年個体の保護と飼育を行う場所についてモスクワ動物園を指名して正式決定を行ったそうです。当初からモスクワ動物園はこの個体の受け入れを希望していましたし専門家による捕獲チームにもスタッフを参加させていましたので、この決定は事実上は予想されていたことでした。そしてなんとこの幼年個体はヤクーツク空港から直接、ロシア空軍の輸送機によってモスクワに移送されることとなり、すでにヤクーツク空港を飛び立ってモスクワに向かったそうです。当初はヤクーツク動物園で短期間保護される予定だったわけですが、おそらく空軍の輸送機の輸送手配がスムーズにいたっためなのでしょう、ヤクーツク動物園には行かずにダイレクトにモスクワに向かうこととなったようです。ホッキョクグマの輸送を空軍の輸送機が行うということですから、そのことはロシア政府のホッキョクグマ保護に対する姿勢をないがに示そうという意図からでしょう。しかし報道によればこのスムーズなモスクワへの輸送にはロシア最大の政党である「統一ロシア (Единая Россия)」の政治的な力が働いているようです。

(資料)
Министерство охраны природы Республики Саха (Якутия) (Новости/Oct.4 2017 - Среднеколымский белый медвежонок летит в г. Якутск)
НВК Саха (Oct.4 2017 - Маленькая «путешественница» прибыла из Среднеколымска в Якутск)
YakutiaMedia (Oct.4 2017 - Среднеколымский белый медвежонок летит в Якутск)
Московское городское отделение партии Единая Россия (Oct.4 2017 - Якутский медвежонок летит в Москву)
Интерфакс - Россия (Oct.4 2017 - Белый медвежонок с Колымы летит в Москву спецрейсом Минобороны)
SAKHALIFE.RU (Oct.4 2017 - Для белого медвежонка нашлась политическая партия) (Oct.4 2017 - Найденный на Колыме белый медвежонок отправлен в Москву)
Вести (Oct.4 2017 - Спасенный в Якутии медвежонок прилетит в Москву)

(過去関連投稿)
ロシア北東部サハ共和国で北極海岸より700キロも離れた内陸で野生孤児が目撃 ~ 保護に動く自然管理監督局
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ロシア北東部 サハ共和国の内陸でホッキョクグマの幼年個体が保護 ~ 生後一年未満の雌(メス)と発表
ロシア北東部 サハ共和国の内陸で保護された雌(メス)の幼年個体がスレドネコルィムスクの街に移送される
by polarbearmaniac | 2017-10-05 00:30 | Polarbearology

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