街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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2017年 10月 31日 ( 2 )

オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドのホッキョクグマ親子のハロウィン

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リアお母さんとミシュカ Photo(C)Sea World

オーストラリア・クイーンスランド州のゴールドコーストにあるシーワールドで今年の4月26日に16歳のリアお母さんが産んだ雌(メス)のミシュカですが、本日エンリッチメントの一環としてハロウィンのカボチャのプレゼントがあったそうです。その様子を見てみましょう。



このハロウィンはケルト起源の収穫祭を祝うものでキリスト教とは関係のない祭りです。そういったことはホッキョクグマたちには関係のない話でありミシュカにとっては普段とは違う奇妙なカボチャを与えてもらって興味津々といったところです。

(資料)
Gold Coast Bulletin (Oct.31 2017 - Gold Coast polar bear at Sea World celebrates Halloween)

(過去関連投稿)
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドでホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生!
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで誕生の双子の赤ちゃんのうち一頭が死亡
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで誕生の赤ちゃんが生後一ヶ月を無事に経過
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドの赤ちゃんが産室内で第一歩を踏み出す
オーストラリアのシーワールドで誕生の雌(メス)の赤ちゃんの名前が「ミシュカ (Mishka)」に決まる
オーストラリアのシーワールドで誕生の雌(メス)のミシュカ (Mishka) の一般公開が開始となる
オーストラリア・ゴールドコースト、シーワールドのミシュカが間もなく生後半年へ ~ 深いプールにデビュー
by polarbearmaniac | 2017-10-31 17:00 | Polarbearology

モスクワ動物園 ヴォロコラムスク附属保護施設のアヤーナの近況 ~ 魚の給餌量の多いロシアの動物園

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ウムカ-アヤーナ (Белый медвежонок Умка-Аяна)
Photo(C)Единая Россия официальный сайт Партии

10月初頭にロシア北東部のサハ共和国の内陸部のコルィマ河岸で保護され、モスクワ動物園のヴォロコラムスク附属保護施設で保護・飼育されるようになった生後十か月の雌(メス)のウムカ-アヤーナ (Умка-Аяна) (以下、単に「アヤーナ」と表記します)についてモスクワの複数のメディアがその近況を報じています。

そこでモスクワ動物園の主任担当の方が話している内容によりますと、アヤーナは非常によく動き回るホッキョクグマだそうで外界の様子や近寄ってくる飼育員さんに非常に興味を示すそうです。アヤーナの飼育されている場所の両側には他の二頭のホッキョクグマ、つまりシモーナとニカがいるそうですがアヤーナはこの二頭に非常に興味を示してドアのところに行ったり臭いを嗅いだりといった行動を行って互いに交流を試みているということだそうです。何かホッキョクグマ相互間での独特のコミュニケーションが成り立っているということなのでしょう。そういったアヤーナの様子を報じるTVニュースを二つご紹介しておきます。この日には大きなおもちゃをもらっています。下の二つをそれぞれワンクリックしてみて下さい。
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アヤーナに対しては獣医さんがすでにトレーニングも行っているそうです。またアヤーナは食欲も旺盛で一日に一回の給餌では肉、魚、野菜、果物などをもらっているそうですが、特に魚は一日に4キロもたいらげているそうです。ロシアの動物園ではホッキョクグマに与える魚の量が非常に多いことは以前にもご紹介していました。実は私は、この事実こそがロシアのホッキョクグマに独特の体型をもたらし、そして繁殖にとって有利に働く何かが作用しているという考えを持っています。欧州や日本の動物園ではロシアの動物園ほどホッキョクグマに魚を与えていません。こういったあたりにロシアの動物園がホッキョクグマの繁殖に多くの実績をあげている秘密だろうと思っています。
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Image:Вести.Ru

それから、モスクワ動物園ではこのアヤーナのモスクワ市内の本園への移動は彼女がもう少し成長してからにしたいと考えているそうです。やはりそのほうがよいでしょう。

(資料)
Вести.Ru (Oct.30 2017 - Спасенному в Якутии белому медвежонку выбрали имя)
Московское городское отделение партии Единая Россия (Oct.30 2017 - Московские единороссы навестили своего подшефного медвежонка)
РЕН ТВ (Oct.30 2017 - Белый медвежонок приходит в себя в Московском зоопарке)

(過去関連投稿)
ロシア北東部サハ共和国で北極海岸より700キロも離れた内陸で野生孤児が目撃 ~ 保護に動く自然管理監督局
ロシア北東部の内陸をさまよう個体への対応の二つの選択肢 ~ 動物園での保護か生息地への移送・解放か?
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ロシア北東部 サハ共和国の内陸で保護された雌(メス)の幼年個体がスレドネコルィムスクの街に移送される
ロシア北東部 サハ共和国の内陸で保護された幼年個体がヤクーツクに到着 ~ ただちにモスクワへ
ロシア北東部サハ共和国で保護された幼年個体がモスクワ動物園のヴォロコラムスク附属保護施設に無事到着
ロシア北東部サハ共和国で保護された幼年個体、検疫終了後にただちにモスクワ動物園の本園に登場の予定
モスクワ動物園 ヴォロコラムスク附属保護施設で保護された孤児の名前が「ウムカ-アヤーナ」に決まる
モスクワ動物園 ヴォロコラムスク附属保護施設のアヤーナがニカと同居の見通し ~ 「適応化」へ
by polarbearmaniac | 2017-10-31 01:00 | Polarbearology

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