街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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2017年 12月 03日 ( 1 )

ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園でハールチャーナ到着の日のウスラーダの姿

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ハールチャーナ到着の日のレニングラード動物園のウスラーダ
Image : ГТРК Санкт-Петербург

2016年の11月30日にロシア北東部サハ共和国のヤクーツク動物園で誕生した一歳になったばかりの雌(メス)のハールチャーナは12月1日にヤクーツクを旅立ちサンクトペテルブルクに到着した後に夕方にレニングラード動物園に無事に到着しています。サンクトペテルブルクの地元TV局がこの日の午前のレニングラード動物園の映像と共にハールチャーナの到着をニュースで報じていますのでそれをご紹介しておきます。園内は寒そうで来園者も少ないですね。ウスラーダは実に堂々としています。女帝としての風格はさすがです。ヤクーツク動物園でのハールチャーナの映像も挿入されています。以下をワンクリックして下さい。
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ヤクーツク動物園のスタッフが二名、今回のハールチャーナの輸送に付き添っているそうで、この二名は12月8日までサンクトペテルブルクに留まるそうです。レニングラード動物園のスキーバ園長によればハールチャーナは取り乱したような状態ではなく比較的落ち着いている模様です。ハールチャーナの体重は計量にて137kgsだったそうです。ここでヤクーツクのTV局のニュース映像も御紹介しておきましょう。後半はレニングラード動物園のスキーバ園長の電話インタビューもあります。



次はサンクトペテルブルクのTV局のニュースです。冒頭にハールチャーナの母親であるコルィマーナが野生孤児でヤクーツク動物園で保護されたときの映像が紹介されています。ワンクリックして下さい。
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レニングラード動物園内でのハールチャーナの姿を映した映像はまだ入ってきていません。もしTVニュースなどで公開されましたらご紹介するつもりです。ハールチャーナは約一か月間の検疫期間に入ります。ということは新年からレニングラード動物園で彼女の姿を見ることができるということになります。

冒頭の写真で見ることのできるウスラーダ、やはり貫録といい風格といい、さすがに世界の頂点に立つホッキョクグマであることが実感できる姿ですね。ただし彼女はハールチャーナとは同居しないそうです。それはまあもっともでしょう。ペルミ動物園のアンデルマは自分の子供でもないミルカ(ユムカ)やセリクなどの幼年個体と同居して見事に彼らの後見役としての役目を果たしたわけですがウスラーダは性格的にアンデルマとは正反対のホッキョクグマです。彼女は自分の子供ではない幼年個体の後見役などやらないでしょう。

(資料)
ГТРК Санкт-Петербург (Dec.2 2017 - В Ленинградский зоопарк из Якутии прилетела белая медведица Снежинка)
Yakutsk.ru (Dec.2 2017 - Якутская медведица Хаарчаана прилетела в Санкт-Петербург)
Информационное агентство Якутия 24 (Dec.2 2017 - Лонгрид: О семье белых медведей в якутском зоопарке)
НВК Саха (Dec.2 2017 - Хаарчаана хорошо адаптируется в Ленинградском зоопарке)
Телеканал Санкт-Петербург (Dec.2 2017 - Из республики Саха в Петербург прилетела 100-килограммовая Снежинка)

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by polarbearmaniac | 2017-12-03 00:30 | Polarbearology

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