街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

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カテゴリ:異国旅日記( 622 )

モスクワから成田へ帰還 ~ ロシア遠征の後半戦が終了

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今回のモスクワ滞在中に宿泊したメルキュール・アルバートというホテル、評判通りになかなか素晴らしいホテルだった。
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このホテル、通常私がモスクワで宿泊したホテルよりランクは二つほど落ちるのだが(「メルキュール」だからそんなものだが)、しかしなかなかいろいろなことが行き届いたホテルである。ベッドの寝心地が最高だった。地下鉄のスモレンスカヤ駅からは至近距離だし、そこから地下鉄に乗れば乗り換えは一度あるにせよ二駅で動物園まで行ける。 また、近くに大きなスーパーもある。これからも宿泊する機会がありそうだ。難点を言えば部屋がそれほど広くないということと朝食にもう少しメニューが多ければといったところだろう。
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モスクワのドモジェドヴォ国際空港。
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JAL便で成田に向かう。
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B787で離陸後、約8時間40分のフライトである。
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スカイラックスシート。もう少しシートピッチがあればとも思う。
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モスクワも来週には初雪が降る予報だそうである。
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機内食は和食をオーダー。 たいしたことはなかった。
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ひと眠りしてハバロフスクを過ぎたあたりで朝食の代わりに醤油ラーメンをオーダー。
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ロシアの極東沿海州から日本海に出る。
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ほぼ定刻通りに成田到着。 ロシア遠征も後半戦を終えてかなり疲れてしまった。

(Oct 5 2015 @成田国際空港)
by polarbearmaniac | 2015-10-05 09:30 | 異国旅日記

シモーナ(Белая медведица Симона)、その心に染み入るような美しさを放つ母性

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私がこのモスクワ動物園のシモーナの育児を見る機会がったのは2010年、2012年、そして今回の2015年と三回目になるが、今回は訪問の回数が多かったということもあって、彼女の成熟し、そして磨きがかかった母親としての存在と行動には、今更ながら心底魅せられたという感じである。
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子供たちとの関係は親子で同一面上で焦点を結び、そしてそこには上下関係よりも仲間としての一体感を維持しようとするのがシモーナの育児方法の特徴である。
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シモーナの表情の変化(1)

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シモーナの表情の変化(2)

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場面場面における具体的行動がどのようだったなどということよりも、こうやって全体の九日間を見ていて彼女の醸し出す母性に感動したということである。それらは我々の心象風景の中で見事に結晶した母性である。 
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シモーナの発揮する母性、それはまさに心に染み入るような美しさを湛えている。

Nikon D5500
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO
(Oct.3 2015 @モスクワ動物園)
by polarbearmaniac | 2015-10-04 05:45 | 異国旅日記

モスクワ動物園九日目、今日のアルバムより ~ 寒風晴天下のホッキョクグマたち、そして驚きの解題

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大変天気の良い土曜日である。
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晴れた日のモスクワ動物園のホッキョクグマ飼育展示場は写真撮影には非常に条件が厳しい。ガラスの反射と反対側の光景の映り込みが撮影を邪魔するのである。
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シモーナお母さんと双子ちゃん、今日もよろしくお願いいたします!
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ここのところシモーナお母さんに寄り添うことが非常に多くなった雪ちゃん(仮称)である。
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それを全くいやとも思わないシモーナお母さん。
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一方で、それとはやや離れて距離を置くようになっているのがこのポリちゃん(仮称)である。
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シモーナお母さんと一緒に一休みの雪ちゃん。
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やっぱりポリちゃんもそれに加わりたくてやってくる。
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でもまだ眠りたくはないポリちゃん(奥)である。

シモーナお母さんと双子ちゃんの、のんびりした午後の情景

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やはり離れることにしたポリちゃん(手前)。
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ポリちゃん(手前)はやはり独立路線を目指しているようだ。
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実はきょう午前中、このポリちゃんの排尿シーンを始めて見ることができた。瞬間的だったので幾分微妙といはいえ、方向はほぼ真下だった。そうなると意外なことにこのポリちゃんは雄(オス)ということになる。私は以前からこのポリちゃんは80%ほどの確率で雌(メス)ではないかと思っていたわけである。だから排尿シーンを見た時にはびっくりしてしまったのである。8月に見た時の行動パターンから言えば雌(メス)だろうと思ったからである。
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しかし、独立路線とはいっても微妙なこともある。
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どっちがどっちなのか分からなくなる瞬間はいくつもあるからである。

シモーナお母さんと双子ちゃんの、のんびりした午後の情景(2)

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さあ、また活動開始。
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しばらく休んだシモーナお母さん(左奥)は水を目指す。

水に飛び込むシモーナお母さん

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まず自分が水に入って子供たちを誘うのである。
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来園者に御挨拶のシモーナお母さんである。

来園者に御挨拶のシモーナお母さん

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双子ちゃんの取っ組み合いも珍しく長く続いた。
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やがて授乳の時間となった。

シモーナお母さんの今日の授乳

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さて、実は午後3時頃このモスクワ動物園のホッキョクグマの担当者の一人の方(つまりエゴロフ氏の部下の一人)が、たまたま近くを通り過ぎようとしたのに私が気が付いて私はその方にこの双子の性別を聞いてみたところ、「"Мальчик и Девочка" (男の子と女の子)だと考えて(думаем) います。」との返事だった。そうするとやはり午前中に見たポリちゃんの排尿シーンからポリちゃんが雄(オス)だろうということは正しいということになりそうだ。それにしてもやや意外な結果である。雪ちゃんは8月の段階で排尿シーンから雌であることはわかったが、ポリちゃんは行動から考えてやはり雌だろうと私は考えていた。つまりこれは雌(メス)の双子だろうというのが私の予想だったのである。
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私のロシア遠征の前半戦の8月と後半戦の9~10月との間で起こった変化は、この上の写真の雪ちゃんがシモーナお母さんと非常に接近するようになったことなのだが、つまりそれはポリちゃんの性格が段々と雄らしくなってきたために雪ちゃんはポリちゃんと一緒にいるよりはシモーナお母さんと一緒にいた方が気が楽だと思い始めてきたということを意味しているのかもしれない。
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一方でこのポリちゃんは段々と独立志向を強めてきたのだが、それは何か雄としての性格が表面に出てきたということが理由なのかもしれない。 しかしどこかに腑に落ちない点も残るような気がするのだが...。
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ウランゲリは今日は比較的外に出ている時間は短かかった。
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ムルマも普段とは違った様子は見られなかった。
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8月のロシア遠征の前半戦から数えて今日が九日目のモスクワ動物園訪問だったが、今日がその最終日である。
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これだけじっくりと腰を据えてホッキョクグマたちと向き合うことができ、非常に有意義だった。
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一連の訪問の最終日の今日になって、双子ちゃんの性別に関して実に驚くべき情報を得たことはエキサイティングだったが、私自身としては何か気になることもあるのである。
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シモーナお母さん、双子の雪ちゃん(仮称)、ポリちゃん(仮称)、ウランゲリさん、ムルマさん、お元気で!

Nikon D5500
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO
(Oct.3 2015 @モスクワ動物園)
by polarbearmaniac | 2015-10-04 05:30 | 異国旅日記

マリーナ・ツヴェターエワの家博物館(Дом-музей Марины Цветаевой)を訪ねて

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マリーナ・ツヴェターエワ(Марина Цветаева 1892~1941)といっても日本ではロシア文学に興味のある人以外はほとんどその名前は知られていない。 しかし彼女はロシアで最も高く評価されている詩人の一人である。アンナ・アフマートヴァと双璧といった高い評価である。
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今日はこのマリーナ・ツヴェターエワの家博物館 (Дом-музей Марины Цветаевой)に足を運んでみることにする。実は2012年3月の投稿で「後日ご紹介したい」と書いた場所である。
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マリーナ・ツヴェターエワは数奇な運命を辿った、まさに悲劇の詩人である。ロシアでは非常に評価が高いため私も彼女の詩をいくつか読んでみたが、実はなかなか難物であるように感じた。彼女にもたらされた悲劇は彼女自身に内在していたものというよりは彼女が19歳の時に結婚した夫であったセルゲイ・エフロンによってもたらされたという要素が非常に強い。セルゲイはロシア革命において反革命側、つまり白軍に参加していた。そのためにセルゲイは亡命せざるを得なくなり、その夫を追ってマリーナ・ツヴェターエワは1922年にロシア(つまりソ連)を出国するのである。
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その彼女が1914年からロシア出国の1922年まで暮らしていたのがこの住居である。それがこうして記念館になっているというわけである。
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最終的にはパリを亡命先としてそこで14年間を暮らしていたマリーナ・ツヴェターエワとセルゲイ・エフロンだったが、セルゲイはロシア(ソ連)に帰国したい感情に駆られ、そしてソ連の秘密警察を統括していたНКВД(内務人民委員部)に協力する形でフランスにおいてソ連の秘密工作スパイ活動を行うようになった。
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フランスの当局からセルゲイはマークされ、そのためもあってセルゲイはロシア(ソ連)に帰国せざるを得なくなり、マリーナ・ツヴェターエワは息子を連れて夫を追う形で1939年にロシア(ソ連)に戻ったのだった。 なにしろ一度亡命した者がソ連に戻るなどということはあの当時のスターリン体制から言えば自殺行為に匹敵するものだった。
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そしてセルゲイはソ連当局に逮捕され1941年に銃殺されている。なにしろ当時はあのスターリン体制であり、たとえソ連のためであれフランスで諜報活動を行っていたセルゲイが今度はソ連でスパイ容疑で逮捕・銃殺されたのも当然と言えば当然だった。
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マリーナ・ツヴェターエワは1941年の8月に疎開先のタタール自治共和国のエラブガ村で絶望のうちに首つり自殺を遂げたのであった。
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これはマリーナ・ツヴェターエワの仕事机である。
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夫のセルゲイに付き従って亡命し、そして亡命先からソ連に帰国するといった、まさに旅から旅への人生であったが、その最期は悲劇で幕を閉じたのだった。
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これは彼女の夫であったセルゲイ・エフロンの部屋である。
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結局はもともと白軍の軍人でもあったセルゲイ・エフロンに振り回されたためにマリーナ・ツヴェターエワは悲劇の運命を辿ったともいえる。
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«Мне нравится»(私がうれしいのは)

Мне нравится, что вы больны не мной,
Мне нравится, что я больна не вами,
Что никогда тяжелый шар земной
Не уплывет под нашими ногами.
Мне нравится, что можно быть смешной –
Распущенной – и не играть словами,
И не краснеть удушливой волной,
Слегка соприкоснувшись рукавами.

Мне нравится еще, что вы при мне
Спокойно обнимаете другую,
Не прочите мне в адовом огне
Гореть за то, что я не вас целую.
Что имя нежное мое, мой нежный, не
Упоминаете ни днем, ни ночью – всуе...
Что никогда в церковной тишине
Не пропоют над нами: аллилуйя!

Спасибо вам и сердцем и рукой
За то, что вы меня – не зная сами! –
Так любите: за мой ночной покой,
За редкость встреч закатными часами,
За наши не-гулянья под луной,
За солнце, не у нас над головами,–
За то, что вы больны – увы! – не мной,
За то, что я больна – увы! – не вами!

– Марина Цветаева, 3 мая 1915

私がうれしいのは あなたが私のせいで苦しんでいないこと
私がうれしいのは 私があなたのせいで苦しんでいないこと
...そして 重たい地球が私たちの下からなくなりはしないこと

私がうれしいのは ふざけていられること
わがままでいられること ことばあそびをしなくていいこと
そして腕がわずかに触れ合っても
息をつまらせ ときめかずにいられること

あなたに心と体から ありがとうをいわなきゃね
あなたが私の知らないところで 私をこんなに愛していることを
わたしの夜に なにごともないことを
夕暮にだって ほとんど会えないことを
月夜にだって 一緒に歩くこともないことを
太陽だって  私たちの上にはないってことに
感謝します そう あなたが私のせいで苦しんでいないことに
感謝します そう 私があなたのせいで苦しんでいないことに
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Nikon D5500
シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
(Oct. 2 2015 @モスクワ)

(資料)
Фитнес для мозга («Мне нравится, что вы больны не мной…»)

(過去関連投稿)
アルバート通りからボリシャヤ・ニキーツカヤ通りまで散策する
アンナ・アフマートヴァ博物館を訪ねて
by polarbearmaniac | 2015-10-03 05:30 | 異国旅日記

スクリャービン記念博物館(Мемориальный музей А.Н. Скрябина)を再訪して

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今日は動物園訪問を一休みしてブラブラと過ごすことにした。 やってきたのは以前(2010年)にもご紹介したことのあるスクリャービン記念博物館(Государственный мемориальный музей А. Н. Скрябина)である。ここに来るのは実は三度目である。
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ロシアの作曲家、アレクサンドル・スクリャービン(Александр Николаевич Скрябин 1872~1915) が最晩年の1912年から死の1915年にかけて住んだ家である。
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彼の住んでいた当時の様子がそのまま残されている貴重な住居が記念博物館になっているのだ。この過去の独特の雰囲気にまた浸りたくてやってきたわけである。何を隠そう私は彼の大ファンである。
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内部の写真撮影は追加料金を支払えば可能なのでありがたい。
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これは居間の様子である。
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彼の蔵書もそのまま残されている。書棚がアールヌーヴォーのデザインなのが興味深い。
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そして彼のピアノである。
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居間を反対方向から見るとこんな感じである。
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これは応接室だろうか。 ここにも彼のピアノがある。
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ここは食卓である。
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これは彼が亡くなった寝室である。当時の様子そのままなのが興味深い。 彼は唇が虫に刺されが炎症を起こし、膿瘍による敗血症でこの部屋のこのベッドで43歳の若さで亡くなっている。 ここで彼の作品の名演奏でも聞いておきたい。これらのうちいくつかは以前にもご紹介したことがあった。 エチュード作品8-12である。 まずスクリャービンの娘婿であったヴラディーミル・ソフロニツキー(1901~1961)の演奏である。彼の死の前年の1960年の演奏である。激情的な情念に貫かれている。


次は20世紀屈指の名ピアニストであったヴラディーミル・ホロヴィッツの(1903~1989)演奏である。 彼の晩年の録音で非常に透明で柔らかい演奏を行っている。


次はスタニスラフ・ネイガウス(1927~1980)の演奏である。彼はあのスタニスラフ・ブーニン(といってももうあまり知らない人が多いと思うが)の父親である。ある種の華やかさと悲しさが共存したような演奏であるが打鍵のミスも多く聞き取れる。


次は作曲者のスクリャービンの自作自演である。ただしピアノロールによる演奏なので音の強弱は聞き取れない。意外にしっかり弾いているがスコアに忠実でない個所もあるが、作曲者には許される行為だろう。


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この記念館にいるおばさんたちはおもしろい。小さな記念館なのにおばさんたちが何人もいる。下にいた二人のおばさんはチケット売りの担当者とおしゃべりをしたいために外から来ている人のような感じだった。席を外していた担当者を大声で呼んでくれたりなど、とにかくロシアによくいるおばさんたちなのである。皆さん大変に人懐っこくて、上にいた担当者はロシア語でどんどん説明してくれるのである。音楽の話なので私のロシア語能力でもなんとか聞き取れたが、あのおばさんたちはここに来る人々全てがロシア語が分かっていて当たり前だと思い込んでおり、外国語で対応しようという気などさらさらないようである。自分たちの国の芸術家に対する誇りを持っていることがよくわかる。 ロシア特有のお節介なおばさんたちなのだが全く嫌味な感じがしない。ロシア的心地良さのようなものを感じてしまった。
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革命前のロシアに生きた一人の作曲家、そしてその時代とその雰囲気をしっかりと再び感じ取ることができてうれしかった。

Nikon D5500
シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
(Oct. 2 2015 @モスクワ)
by polarbearmaniac | 2015-10-03 05:00 | 異国旅日記

夕刻のノヴォアルバツキー橋付近を歩く ~ ストルイピン像、旧ウクライナホテル、連邦政府庁舎

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モスクワ動物園から外に出たところにあるのが地下鉄5号線のクラスノプレスネンスカヤ駅(右)と「文化人アパート」(左)。
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クラスノプレスネンスカヤ駅横のコニュシュコフスカヤ通りに入る。
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やがてモスクワ河に到達するところに一人の人物の像が立っている。
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それが帝政末期に首相を務めたピョートル・ストルイピン (1862~1911) の像である。プーチン大統領はこのストルイピンを最も評価しているそうである。
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彼の行った改革は「ストルイピン改革」と呼ばれ、農業改革をはじめとして行政改革を含む近代的な大改革であった。しかし彼は1911年に凶弾に倒れている。仮にこのストルイピンが死なずにいればその後のロシアの歴史は大きく変わったはずである。
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モスクワ河の反対側に見えるのはスターリン建築である旧ウクライナホテル(現在はラディソン・ロイヤルホテル・モスクワ)である。
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そしてノヴォアルバツキー橋からモスクワ河を渡ったところから始まるクトゥーゾフスキー大通りは非常に交通量が多い。
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旧ウクライナホテルの威容。
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このホテルには一度宿泊してみたいのだが近くに地下鉄の駅はなく、モスクワ動物園まで歩くとやや距離があるのが難点である。
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旧ウクライナホテル側からモスクワ河を挟んで向かい側にあるのがロシア連邦政府庁舎であるベールイ・ドーム (Белый дом)である。
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再びノヴォアルバツキー橋でモスクワ河を渡って戻る。河岸のクラスノプレスネンスカヤ通りは夕方の帰宅ラッシュ時間帯となって交通量が多い。
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地下鉄でスモレンスカヤ駅に戻りホテルに帰る。

Nikon D5500
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO
(Oct.1 2015 @モスクワ)
by polarbearmaniac | 2015-10-02 05:55 | 異国旅日記

モスクワ動物園八日目、今日のアルバムより ~ 秋に見せるホッキョクグマたちの表情

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雪ちゃん(仮称-手前)とポリちゃん(仮称-奥)にとっては毎日が新しい世界である。
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空を飛んでいるものにも興味津々のポリちゃん(仮称-手前)と雪ちゃん(仮称-奥)である。
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シモーナお母さんも空を見上げている。
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今回の双子ちゃんがいくらお行儀が良いといってもやはり子供は子供である。
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何をしでかすかわからないといったところもある。
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この双子ちゃんをうまくコントロールしているのがシモーナお母さんである。
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なにしろこのシモーナお母さんは百戦錬磨の育児経験を誇っているのである。
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子供たちの動きが鈍いらしいことに気が付いているシモーナお母さん。
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そういう時は自ら何かを行って子供たちに刺激を与えるのである。

人工雪山に穴を掘りだしたシモーナお母さん

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いよいよ本格的な遊びを始めたいポリちゃん(左)と雪ちゃん(右)である。
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さあ、今日の活動開始。

取っ組み合いで遊ぶ双子ちゃん

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してやったり、狙い通りのシモーナお母さんである。
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子供たちにとっては「遊びこそ命」なのである。
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最近はシモーナお母さんにくっつきたがる雪ちゃんである。
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ポリちゃんは必ずしもそうではない。
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シモーナお母さんの間合いの計り方も素晴らしい。
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このあたりで一休みといったところである。
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さて、下の展示場の様子はどうだろうか?
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ウランゲリはどうも体が痒いらしい。
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いろいろなところを掻いている。

体を掻きまくるウランゲリ

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しかし、掻き終えるとそのまま寝てしまった。
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どうも最近立場が微妙なムルマである。

ムルマの表情の変化

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やはり寝るしかないムルマである。
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子供たちを室内に入れたまま扉あたりに陣取るシモーナお母さん。
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子供たちは早々と室内で眠ってしまったらしい。
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Nikon D5500
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO
(Oct.1 2015 @モスクワ動物園)
by polarbearmaniac | 2015-10-02 05:45 | 異国旅日記

モスクワ動物園七日目、今日のアルバムより ~ 子供たちの活動とテンポが合うシモーナの優秀さ

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今日で遠征前半から数えて今年のモスクワ動物園訪問は七回目である。
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ウランゲリさん、今日は! 
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相変わらず寝てばかりのウランゲリなのだが、背中の傷のようなものが気になる。
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ムルマさん、今日もよろしくお願いいたします。
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彼女はいったい年末に出産するのかどうか、それは全くわからないが「筋」には入っていないように見える。
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自分の出産を予感している雌のホッキョクグマの姿には到底見えないということである。
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ウランゲリはムルマが相手では自分の仕事はできないと考えていておかしくはない。
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ウランゲリだけでなくムルマも寝てしまった。
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シモーナお母さんは子供たちを刺激するためにこうした大きなプラスチックのおもちゃを多用している。
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こうした大きなおもちゃは陸に上げたほうが遊びやすいだろうとシモーナお母さんは考えている。
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最近はシモーナお母さんのそばにいたがる雪ちゃん(仮称)である。
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シモーナお母さんはそうした雪ちゃん(仮称)をもちろん拒否することはない。
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その雪ちゃん(仮称)はもちろん雌だろうと感じる。
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雪ちゃんは素直な良い子である。
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このポリちゃん(仮称)も性格は雪ちゃんとよく似ているが、最近やや独立路線を試みているようである。
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このポリちゃん(仮称)も雌である可能性が大きいと思われる。
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この双子の雪ちゃん(仮称-手前)とポリちゃん(仮称-奥)は実に仲の良い双子である。
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だから、今回はシモーナお母さんの育児は非常に楽なのである。
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今日も人工雪山遊びはたっぷりとあった。
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そういった子供たちの遊びに時として加わったり、またそれとなく見守っていたシモーナお母さんである。
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遊び疲れてシモーナお母さんと一緒に寝てしまうポリちゃん(仮称-左)と雪ちゃん(仮称-右)である。
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シモーナお母さんの寝るタイミングと双子ちゃんの寝るタイミングは見事に一致している。 つまり、シモーナお母さんは子供たちの遊びのエネルギーの発散に合わせて自分も動いているということである。 つまりこれは、シモーナがいかに優れた母親であるかを物語っている。
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実に面倒なことが起こってしまった。動画を撮影するPanasonic のHC-W870Mが故障してしまったのである。購入してから半年もしないうちに故障とはPanasonicの製品は情けない話である。 やはりソニー製品を持ってくるべきだった。 しょうがないので次回からD5500の動画撮影機能を用いるしかない。一眼レフでの動画撮影は使い勝手があまり良くないので私は極力やりたくはないのだが、しょうがない。
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Nikon D5500
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO
(Sep.30 2015 @モスクワ動物園)
by polarbearmaniac | 2015-10-01 05:45 | 異国旅日記

ムルマ(Белая медведица Мурма)の置かれた苦境 ~ ウランゲリとの微妙な関係

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このムルマはなんといっても男鹿水族館の豪太の母親として日本との繋がりをもっている。彼女はバレンツ海出身の野生個体であり、現在推定24歳、または25歳である。彼女はロシアの血統情報の混乱はあるにせよ、現在まで8頭の子供の出産・育児に成功していることになっている。札幌のララと同数である。
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このムルマは雌としてはかなりの巨体であり、シモーナよりも一回り以上大きく見える。
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彼女はいわゆるロシアの飼育下の雌のホッキョクグマ特有の体型をしており、この上の写真のような状態だからといって出産に備えて給餌量が増やされているとは言えないのである。そもそも以前にもご紹介しているが、モスクワ動物園は繁殖を担う雌は通常の時期でも給餌量が多く、秋口から大きく増やすということはやらない方針だそうである。ムルマは育児中であってもこのような体型をしていたのを私は見ている。

今日のムルマの様子

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しかしそのムルマがピンチである。 彼女のパートナーだったウムカ(ウンタイ)が亡くなってしまったために彼女にはパートナーがいなくなってしまい、モスクワ動物園は急遽ウランゲリを彼女のパートナーに当てがったのである。今年はシモーナが育児の年回りなのでウランゲリを暇にさせておかずにムルマとのペアリングを狙ったのだが、ウランゲリとムルマの相性は私が見たところあまり良好ではない。
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ムルマの現在の年齢から言えば、このウランゲリとの間での繁殖に成功しないと、これからの彼女が繁殖に貢献することが極めて難しい年齢になっていくのである。
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しかしウランゲリはもうあまりムルマのことを考えていないようにも見える。
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モスクワ動物園の担当者がマスコミに語ったところによれば最初はウランゲリは攻勢をとっていたがムルマに嫌われたらしい。私の見たところウランゲリはムルマの存在を避けているようになってきたのである。ある意味ではウランゲリは開き直ってしまったのである。

ムルマの存在を気に留めず寝ているウランゲリ

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いささか困った状況である。ムルマには後がないといった状態である。 来年春の繁殖シーズンにはウランゲリは再びシモーナと同居するだろう。 そうなるとムルマのパートナーは他園から連れてくるということなのだろうか?
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事態の進行を注意深く見守りたい。 モスクワ動物園のお手並み拝見といったところである。

Nikon D5500
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
Panasonic HC-W870M
(Sep.29 2015 @モスクワ動物園)

(過去関連投稿)
モスクワ動物園の飼育主任エゴロフ氏の語るシモーナとムルマ ~ 幼年個体の単純売却は行わない方針へ
by polarbearmaniac | 2015-09-30 05:50 | 異国旅日記

ウランゲリ(Белый медведь Врангель)の憂鬱 ~ ムルマとの微妙な関係

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シモーナと長年パートナーを組んでいるこのウランゲリは野生出身で現在推定24歳である。モスクワ動物園の飼育担当者からは彼のまさに「人間的」な性格について非常に高く評価されているそうである。彼は全く粗暴な姿勢は見せない温和な紳士で、飼育員さんが格子から手を中に入れても全く安全なホッキョクグマだそうである。
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シモーナとの相性も抜群で、シモーナが年末に出産を控えていてもモスクワ動物園はシモーナの産室入りの比較的直前までウランゲリと同居させているほどである。私の昨年9月下旬のモスクワ動物園訪問記のなかで「モスクワ動物園が世界に誇るシモーナとウランゲリの名ペアの成功の理由の一端を垣間見る」、及び「ウランゲリ、その優しさ、親しみやすさ、紳士的性格に見る繁殖への道」という二つの投稿をご参照頂きたいのだが、シモーナは出産に向けていわゆる「筋に入った」といった状態であってもウランゲリと同居させているのであり。通常の場合だともう雌は単独で展示しているはずの時期であるが、シモーナのおおらかさやウランゲリの柔和な性格によってなんともいえない素晴らしい雰囲気を醸し出していた。
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ところが今年のウランゲリは今までペアを組んだことのなかったムルマとの間での繁殖を担わされており、今年の春に両者の間で繁殖行為があたかどうかは不明であるが、多分なかったのではないかと考えられる。それは、このウランゲリとムルマとの相性にいささか問題があるように私は見える。ウランゲリは上の写真のようにあまり機嫌がよくなさそうな顔をしている。シモーナとの同居では決して見せなかった顔である。以下の映像でもウランゲリが何かに不満を抱いていて鼻を曲げたりしている様子がわかるはずである。この鼻を曲げるというのはホッキョクグマがあまり機嫌がよくない時に行う仕草だからである。

何かに不満なウランゲリ

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それから、ストレスなのか何なのかはわからないがウランゲリは体のいたるところがかゆいらしく、頻繁に背中やお尻を岩や地面に擦り付けて掻いている。この下の映像の冒頭部分などまさにそういったウランゲリの姿を見ることができる。

体を掻くウランゲリと、ムルマ

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いささか不本意な状況におかれているウランゲリである。

Nikon D5500
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
Panasonic HC-W870M
(Sep.29 2015 @モスクワ動物園)
by polarbearmaniac | 2015-09-30 05:40 | 異国旅日記

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