街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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南仏でのフロッケとラスプーチンの比較的最近の映像

昨年4月にドイツ・ニュルンベルク動物園から南フランス・コートダジュールのアンティーブのマリンラントに移動したフロッケとラスプーチンですが、比較的最近の映像を撮られた方がいますので、2つほど御紹介しておきます。3歳になったばかりのこの2頭ですが、成長が著しくてびっくりしてしまいます。




人工哺育で育てられたフロッケですが、その後の第2段階としてのsocialization(なかなか訳語が難しいですね。あえて日本語にすれば「適応化」とでも訳せざるを得ないでしょう)も、ラスプーチンという絶好のパートナーを得て大変うまくいっているようで、人工哺育の成功例として高く評価できると思います。残るは第3段階の「最終形」としての繁殖ですが、これにも期待したいと思います。一度御紹介していますが、このフロッケとラスプーチンの南フランスへの移動前後のニュース映像を再度御紹介しておきます。


*(資料)
Espace Marineland
(過去関連投稿)
ドイツ・ニュルンベルク動物園の2つの選択(3) ~ ヴェラの狂気
ドイツ・ニュルンベルク動物園の2つの選択(4) ~ 赤ちゃん救出劇
ドイツ・ニュルンベルク動物園の2つの選択(5) ~ 安楽死/人工哺育是非論への視座
フロッケの旅立ち、アンティーブの「碧」と「青」の世界へ...
フロッケとラスプーチンがコートダジュールで一般公開
by polarbearmaniac | 2011-01-31 20:00 | Polarbearology

徳島・瑞厳寺に隠れキリシタンの痕跡を求めて

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瑞厳寺は1604年に開かれたと伝えられている。
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ここの庭園は比較的有名らしい。この庭園の一角に隠れ切支丹信仰のマリア像が刻印された地蔵があると知って来てみた。
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この隠れ地蔵の制作年代は不明らしいが、江戸時代の中期ではないだろうか。
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マリア像は歳月で風化し、現在ではマリアの姿をはっきりとは見ることは難しい。

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(Jan.30 2011 @徳島)
by polarbearmaniac | 2011-01-30 14:15 | 倭国旅日記

バーレーの水遊び

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なかなか豪快な水遊びだった。元気一杯のバーレーの姿は見ていて気持ちが良い。
(Jan.29 2011 @とくしま動物園)
by polarbearmaniac | 2011-01-29 16:42 | しろくま紀行

阿波の国に独居のホッキョクグマを訪ねて

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運良く昼前にホテル・クレメント徳島にチェックインできた。
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一頭しかいない壮年・老年のホッキョクグマに会いに行く時は、果たして元気なのか、ちゃんと生きているかが大変不安なのだ。

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バーレー、元気かい?
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昨年夏にシローが亡くなって一頭になったバーレーだが、大変元気そうだ。安心した。

(Jan.29 2011 @とくしま動物園)
by polarbearmaniac | 2011-01-29 15:05 | しろくま紀行

デンマーク・オールボー動物園での過去の産室外出産例

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Photo (C) Sonny Bendiksen /TV 2 VEJRET

デンマークのオールボー動物園(Aalborg Zoo)で前回の2008年の12月7日に誕生したミラクに関してなかなか興味深い記事を見つけました。前回2008年にオールボー動物園でミラクを出産したのは昨年暮れに出産したメーリクお母さんではなくヴィクトリアお母さんなのですが、このミラクは誕生時点では双子で生まれてきたわけでした。1頭は成育できずに亡くなってしまいましたことは以前に投稿しています。お母さんのヴィクトリアが最初の1頭を出産したのはなんと屋外の飼育場だったとのことです。その後、ヴィクトリアは自分でその子を産室に運んだ後に第2子を産室で出産したそうです。成育したミラクが産室外で生まれた赤ちゃんなのかそれとも2番目に産室内で生まれた赤ちゃんなのかは確認できません。この上の写真はミラクが2009年2月に性別のDNA鑑定のためにヴィクトリアお母さんから瞬間的に引き離された際の写真です。

ともかく、このオールボー動物園も「不完全密閉型(半開放型)産室」を採用しているようですね。これは、ホッキョクグマが出産する瞬間は狭くて暗い場所で出産するという彼らの本能を信じて、出産の直前の最終段階の時期まであえて屋外への通路を遮断しないやり方であり、このやり方を採用している動物園は少数派でしょう。オーソドックスには完全に産室を外から遮断するやり方(モスクワ、サンクトペテルブルク、ニュルンベルク、札幌)などの構造であることは間違いありません。この前回のヴィクトリアお母さんの出産ではヴィクトリアはホッキョクグマの本能に従わずに最初の1頭を屋外で出産したわけですが、彼女にはその赤ちゃんを自分で育てようという強い意志があったらしく、産室に赤ちゃんを自分で運んだわけでした。一般的にホッキョクグマのお母さんが赤ちゃんを育てる態度があるか否かは、赤ちゃんを舐め続けるという行動があるか否かをもって判断されることは、アメリカにおけるガイドラインでも示されていましたが、このヴィクトリアお母さんのように赤ちゃんを産室に持っていくという行為自体は、さらにそれ以上の強い子育ての意志を感じさせる行為のように思います。こういう「不完全密閉型(半開放型)産室」を採用できるか否かは施設の構造に依存していることは間違いありません。しかしそれ以前に国民性が大きく影響しているとも考えられます。 

「我々(人間)はお前たち(ホッキョクグマ)の人格(熊格)を尊重し、お前たちの自由を可能な限り尊重する。出産の瞬間を安全に過ごせるようにちゃんとした産室を準備してやろう。しかし産室から外(飼育場)に出てきたければ出てきてもよい。我々(人間)はお前たち(ホッキョクグマ)の選択を信頼している。」

極端に言えば、このような発想が可能か否かでしょう。 ロシア人やドイツ人や日本人には無理な発想かもしれません(ロシア人は服従することが大好きです。ドイツ人は管理することが大好きです。日本人は管理することも管理されることも服従することも大好きです。)。 しかし、オランダ人やデンマーク人には上のような発想は可能なようです。彼らと付き合い、仕事をしてみるとこれはわかります。

この下の2つの映像は2009年3月の一般公開開始直後のものですが、とりわけ2番目のほうはヴィクトリアお母さんが息子のミラクの行動をしっかりとチェックしている様子がよくわかります。ヴィクトリアお母さん、なかなか責任感の強いお母さんのようです。




*(資料)
TV 2 VEJRET.dk (Feb.18 2009 - Isbjørnen er en lille dreng)
TV 2 VEJRET.dk (Mar.20 2009 - Følg isbjørne live på webcam)

(過去関連投稿)
デンマークのオールボー動物園でホッキョクグマの三つ子の赤ちゃん誕生!
by polarbearmaniac | 2011-01-29 01:00 | Polarbearology

横浜・ズーラシア、ジャンブイの皮膚炎治療

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Photo(C)横浜・ズーラシア

すでに昨年12月の話ですが、ズーラシアのジャンブイの皮膚炎治療が行われたそうです。 治療とはいっても足の裏の毛を刈り上げて指の間に薬を塗ってもらうということですが、やはり麻酔をかけて行われたそうです。治療後はなかなか快適らしいですね。 同時に体重測定も行われたそうですが、393キロだったそうです。くわしくはこちらをご参照下さい。

さて話は変わりますが、ズーラシアといえば私が昨年の11月27日に訪れた際には、ジャンブイの他に担当者が以前あれほど繁殖を期待していたはずのチロの姿も隔てられたところで見え隠れしていましたのでおかしいなと思いました。11月下旬といえば妊娠・出産を期待されているはずの雌のホッキョクグマは全て産室入りしていなければならないはずですからね。 まだまだ「解放」してもらえるような時期ではありません。

と思っていましたら、また例のあの数値の研究ですか! これでチロが屋外にいた意味が読めました。例の数値が平常値なので産室から外に出してもらっていたということなのでしょうね。姫路市立動物園のケースを彷彿とさせます。チロがユキと同じ道を歩んでいたとしてもズーラシアの飼育場の構造ではお客さんからは見えません。「重大な事実」があったとしても隠し通せられますしね。

成功例のデータを集めてこそ意味があるはずで、失敗・不成就例のデータが多くて果たしてそれほどの意味があるのでしょうか。この種のことをやるのが大好きな方々も、さすがに札幌や旭川などの自治体に声をかけるほどの勇気はないとは思いますが、次なる「研究データ収集」のターゲットとして狙っているのは間違いなく秋田県(GAO)でしょう。

*(資料)
よこはま動物園ズーラシア (飼育日誌 Dec.22 2010
横浜市環境創造局 繁殖センター
(過去関連投稿)
横浜・ズーラシアのチロが妊娠するか?
1年振りの横浜ズーラシア
ハンガリー・ブダペスト動物園のレディとヴィタスの不妊検査 ~ ドナウ河岸の憂鬱
モスクワ動物園・ウランゲリ(旭山動物園イワンの父)の虫歯治療 ~ 動物歯科医チームの活躍
by polarbearmaniac | 2011-01-28 09:00 | Polarbearology

オランダ・ロッテルダム動物園で誕生の赤ちゃんの産室内の映像(追加)



a0151913_14232056.jpg昨年12月6日にオランダのロッテルダム動物園でオリンカが生んだ1頭の赤ちゃんですが、ロッテルダム動物園が、12月25日から1月12日までの親子の様子の映像を編集したものを公開しましたので御紹介しておきます。オリンカが赤ちゃんを抱きかかえ、そして舐めている様子がよくわかります。 尚、ライブ映像はこちらのほうです。 この赤ちゃん当然性別は不明なのですが、早々とヴィックス(Vicks)という呼び名が付けられたようです。喉飴のヴィックスブランドの包装に描かれているホッキョクグマのすっきりとして健康的なイメージから採られた名前のようですね。

*(資料)
Diergaarde Blijdorp, Rotterdam (Dierennieuws Jan.26 2011)
Dierennieuws (Jan.26 2011)
(過去関連投稿)
オランダ・ロッテルダム動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生!
by polarbearmaniac | 2011-01-27 17:00 | Polarbearology

氷塊を求めて232時間、687キロの距離を休まずに泳いだホッキョクグマ

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Photo: Les Quotidiennes

英BBCがアラスカ北部のボーフォート海でホッキョクグマの生態を研究しているアメリカの研究者のジョージ・ダーナー氏のGPSを利用して得られた情報の報告として、ある1頭の雌のホッキョクグマが水温2~6℃の状態の中、232時間、687キロの距離を休むことなく泳いだ驚くべき事実の報告を記事にしています。単純に言えば、232時間というのは約10日間弱ですので、いかにホッキョクグマの体力が持続するかを証明していると考えられます。
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(C)World Atlas.com

しかし問題なのはこのホッキョクグマの驚異的なスタミナなのではなく、地球温暖化による氷の面積の減少により氷塊を求めてホッキョクグマが長い距離を泳がざるを得なくなっている事実のほうに眼が向けられるべきであることを記事は強く示唆しています。ダーナー氏がBBCに語るところによりますと、ボーフォート海の状況はいよいよホッキョクグマにとって厳しいものになっているそうで、1995年以前は夏にも氷塊は存在していたにもかかわらず現在へは夏にはそれが溶解してしまっているために、全体としてホッキョクグマが泳がねばならない距離が非常に長くなっている点を挙げています。今回観察された雌のホッキョクグマの個体については、さらに1800キロもの距離をも移動したため体脂肪が5分の一以上も減少していることが観察され、一歳になっていたと思われる赤ちゃんは、この長距離の移動に耐えられなかったという事実を挙げています。

いかに長い距離を休むことなく泳げるかを競うゲームならばよいかもしれませんが、このホッキョクグマにとっては生存を懸けた「強いられた」ものであることを忘れてはならないでしょう。野生のホッキョクグマを取り巻く状況は刻一刻と厳しさを増していることがわかります。

この下の映像は見方によってはユーモラスな映像だとは思いますが、このような薄氷すら存在しなくなれば、この親子はより一層の距離を泳がざるをえなくなります。そうなればこの赤ちゃんはそういった移動には耐えられないでしょう。



*(資料)
英BBC (Earth News – Jan.25 2011)
CBS News (Jan.25 2011)
(過去関連投稿)
カナダのホッキョクグマがハドソン湾より150キロも南下
ホッキョクグマの国際商取引禁止案の否決に関して
アラスカにホッキョクグマ生息重要指定地区を設定へ
by polarbearmaniac | 2011-01-27 01:00 | Polarbearology

モスクワ・ドモジェドヴォ空港のテロ事件 ~ 「私の『彼女』は...」

モスクワのドモジェドヴォ (Домодедово) 国際空港にて24日午後、無差別自爆テロ事件が発生したニュースはすでに流れています。 少なくとも35人が死亡、約130人が負傷しているそうで、重傷者も多いようです。以下は空港内のモニターカメラがとらえた爆発の映像です。



この下は直後の映像ですね。



ロシアからのニュースはこのテロのニュース一色です。



テロリズムの恐ろしさを思い知らされます。 謹んで亡くなられた方々のご冥福を祈りたいと思います。

このドモジェドヴォ空港というのはJALが乗り入れている空港で、昨年2度目のロシア遠征の際に私もすっかりお世話になった空港です。 モスクワで他の主要な空港といえばシェレメーチェヴォ国際空港です。規模からいえばこのシェレメーチェヴォ空港のほうがずっと大きな空港です。 シェレメーチェヴォ = 成田、ドモジェドヴォ = 羽田 といった感じでしょうか。 アエロフロートはこのシェレメーチェヴォ空港を使用しています。 また、私が昨年の第1回のロシア遠征の際に利用したフィンランド航空もこのシェレメーチェヴォ空港を利用しています。

ロシア旅行は本当に疲れます。 飛行機に乗るのですら大変なのです。 市内から空港までの渋滞の程度は予測できません。 時間に余裕をもって空港に到着してもその後が大変です。 出発ロビーに入るところでまずX線による荷物チェックがあります。 普通のスーツケース程度では呼び止められることはあまりありません。 ロシアの空港で航空機を利用して航空会社に荷物を預かってもらった場合、スーツケースの破損事故や破壊による中身抜き取りは稀に起こりますので、それを回避するためにはスーツケースを透明なフィルムでぐるぐる巻きにすることは効果があります。 その作業を商売で行う人がいますので、それをやってもらうことはよくあります。 チェックインの後でのセキュリティチェックですが、全員必ず靴を脱がされます。 上着やベルトを脱がされることは欧米のどこの空港でも要求されますがロシアでも同じです。 検査の際には必ず両手を上にあげさせられます。それやこれやなのですが、どこでも行列が長くて本当にいやになってしまいます。 ロシア出国時の税関検査にも携帯貨物のX線検査があります。 やっと全てのチェックが終わって搭乗ロビーにたどりつくと本当にホッとします。

昨年ペルミからモスクワのこのドモジェドヴォ空港に到着し市内まで手配してあった車に乗り込んでモスクワ市内に向かったときのことです。かなり渋滞しました。 そういえば、車が信号待ちで停車していたときにロシア人ドライバーと以下のような会話をしたことを思い出しました。

ドライバー(D)「ペルミにはお仕事ですか?」
しろくま狂(PBM)「いえいえ、『彼女』に会うのが目的でした。『彼女』と一日過ごしましたよ。 」
D 「えっ? それは素晴らしい! 彼女ってどんな女性ですか? 多分美人でしょうね。」
PBM 「『彼女』はなにしろ美しかったですよ。見ているだけで恍惚となるほどでね。」
D 「そうでしたか! それはよかった!」
PBM 「彼女の写真、見せましょうか?」
D 「是非!」


私は携帯電話で撮影したペルミ動物園のアンデルマの写真をドライバーの斜め前に出しました。ドライバーはその写真を見て、両手を上にあげてすっかりギブアップの仕草です。
D 「あなたの彼女って、このミーシュカ(クマ)ですか!」
その瞬間、後の車からクラクションが鳴りました。信号が青に変わっていたのでした。その後ホテルに到着するまで、このドライバー氏は私に向かって一言もしゃべりませんでした。 私にばかにされたとでも思ったのでしょう。

*(資料)
РИА Новости (Jan.25 2011)
Коммерсантъ (Jan.25 2011)
(過去関連投稿)
しろくま狂、いざペルミへ!
ペルミからモスクワへ帰還
by polarbearmaniac | 2011-01-26 01:00 | Polarbearology

ララの赤ちゃんの一般公開開始日を予想する(下)

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イコロとキロル (2010年10月23日 於 おびひろ動物園)

前投稿よりの続き)
2009年3月のイコロとキロルの一般公開開始日に誰が来賓として来ていたのかを思い出す必要があります。まず、札幌市の行政の最高責任者である札幌市長の上田文雄氏です。本来は人とマスコミの集まる場所には姿を見せてその存在をアピールする必要がある上田氏ならば、今度のホッキョクグマの赤ちゃんの一般公開日にも来ると予想したくなります。上田氏が「その日は自分の都合が悪いからこちらの日にしてほしい。」と円山動物園に言えば、必ずその日になります。これは、札幌市の行政の最高責任者としての権力行使ですから、動物園側が拒否することは不可能です。ホッキョクグマの赤ちゃんのお披露目ならばイメージアップの点では絶好の機会でしょう。 ところがこの4月には市長選挙があり、3月27日の告示、4月10日が投票日です。となれば、上田市長は今回の赤ちゃんの一般公開日には来園しないでしょう。 ただし....3月27日の告示日の前日の26日(土曜日)が一般公開日ならば来る可能性はないとはいえません。ないどころか、選挙直前の絶好の存在アピールになると考えるとすれば可能性はありますね。しかし常識的に言えば、まさかいくらなんでも自分の選挙の宣伝のためにホッキョクグマの赤ちゃんの一般公開を告示日前日の3月26日にやれと動物園側に指示するようなことまではやらないでしょう。 ただし札幌市が公開している上田市長のスケジュールを見ますと、エゾヒグマ館のオープニングセレモニー、動物園の「春祭り」までにも出席されていらっしゃるようですから、選挙さえなければホッキョクグマの赤ちゃんのお披露目式なら来るように思います。

一方で動物園側としては4月10日の統一地方選挙(北海道知事選挙、札幌市長選挙、道議、市議選挙)の前日に赤ちゃんの公開開始日を設定することに何らかの問題があると考える可能性はあるかもしれません。動物園側が選挙期間中は公開開始しないほうがよいと考えれば、AやBは回避したい気持ちになるかもしれません。

前回、上田市長と共に出席していた札幌トヨペットの社長さんですが、前回は防音設備および特殊カメラ設置への貢献で市長から感謝状を贈られるということで出席されていたはずです。ですので、今回そういった新たな感謝状贈呈でもない限りは来ないと考えられます。

これから1~2ヶ月の間に我々の知らない新たなスポンサーが新たな寄付をする可能性はありと考えます。名前を出すのも問題かもしれませんが、そういった企業の一つに大和ハウス工業があげられます。同社の寄付で、この前の冬に暫定的にホッキョクグマ舎の前に「イコキロハウス」が急遽設置されたことは記憶に新しい事実です。最近、同社はこのようなエコをテーマとした寄付には比較的に積極的です。トヨタは3月決算ですので、札幌トヨペットも3月決算だろうと考えられます。大和ハウス工業も3月決算です。となれば、EやAの日に札幌トヨペットの社長さんや大和ハウス工業の支店長さんは来園しにくいかもしれません。クループ企業の責任者、あるいは全国の支店長にグループ主導会社、本社等から召集のかかりやすい時期だからです。スケジュール調整の点で障害があるでしょうね。

さて、これらの外部的要因を考えるとCが浮かび上がる可能性はあります。また、Eの可能性も十分残ると言えそうです。あまりに考えすぎてもいけませんから、やはり本命はAかBだろうと予想しておきます。ただし今回は公開開始日の正式決定、発表はかなり直前までないのではないかと思われます。土曜日の一般公開開始についてその週の月~水曜日まで伏せられる可能性は大きいと予想します。また、昨年のララのアニマルファミリーの「ララ感謝イベント」は4月18日でした。昨年秋からこのイベントは2回にわけて開催されています。そうなるとこの春の感謝イベントは5月にずれ込むのではないでしょうか。やはり2回に分けて行われると思われます。

*(資料)
札幌市選挙管理委員会
札幌市役所(質問検索サービス - 第17回統一地方選挙投票日、投票者の要件
by polarbearmaniac | 2011-01-25 01:00 | Polarbearology

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