街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

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アメリカ・オレゴン州 ポートランド、オレゴン動物園のタサルがホッキョクグマの生態研究に協力

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特殊装置が装着された首輪を付けたタサル
Photo(C) Michael Durham/KATU.com

以前に、「アメリカ・オレゴン州 ポートランド、オレゴン動物園のコンラッドとタサル ~ 別離なき永遠の双子兄妹」という投稿で、双子で生まれてから27年間、移動も含めて全て同じ動物園で飼育され続けているオレゴン州ポートランド、オレゴン動物園のコンラッド (Conrad) とタサル (Tasul) という兄妹についてご紹介していますので、まずそれを再度ご参照下さい。 この双子は現在28歳になっていますが非常に元気なようです。

さて、このたびアメリカ地質調査所 (United States Geological Survey; USGS)は地球温暖化がホッキョクグマの生態に与える影響を研究するために加速度計を取り付けた特殊な首輪をホッキョクグマに付けてもらい、その体の動きの変化と方向性を記録・発信し、そのデータを遠方にいる研究者が分析することによって温暖化により後退していく北極海の氷に対してホッキョクグマがどのような行動をとるかを研究する方針だそうです。 野生のホッキョクグマにこの特殊な首輪を装着し、十分に情報が収集できた段階で遠隔操作で首輪が外れるような仕組みになっているそうで、実に凝った装置のようです。
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タサル  Photo(C)Benjamin Brink/The Oregonian

そこでその研究の手始めに、飼育下のホッキョクグマにこの特殊な首輪を取り付けて、日常の体の動きが送信されるデータにどう表れるかを事前に研究しようということになったそうです。 そこで白羽の矢が立ったのがオレゴン動物園で飼育されている雌のタサルでした。 というのも、タサルは以前にも諸々のこのような研究に見事に適応して研究に協力的だったという実績があるそうです。 このオレゴン動物園は動物に極力麻酔を使用しない方針であるようで、そういったことも以前の投稿である「アメリカ・ポートランドのオレゴン動物園が麻酔を使用せずにホッキョクグマの血液サンプル採取に成功」をご参照頂きたいのですが、今回も事前に3か月にもわたってタサルの首にいろいろなものを巻いては外し、だんだんとタサルを慣れさせたあとでこの特殊な首輪を装着することに成功したそうです。 今回タサルに装着した首輪には小型カメラも取り付けられ、ホッキョクグマの眼の位置から捕えた一日の動きをモニターしているそうで、以下がオレゴン動物園の公開したその映像の一部です。 そして今回のプロジェクトについてもオレゴン動物園に担当者の方が語っています。 非常におもしろいですので是非ご覧下さい。



この件についてのCNNの番組もご紹介しておきます。



おかしな首輪をはめられて、なんだかちょっと可哀そうな感じもあるのですが、一日の終わりには首輪を外してもらえるようですし、首輪をはめたタサルも、その首輪についてそれほど気にしている様子がないのは幸いです。

この下は昨年12月18日のコンラッドとタサルの姿ですが、オレゴン州のポートランドという街は相当に寒そうですね。



そういえば札幌市とポートランド市は姉妹都市のようです。

(資料)
United States Geological Survey (News)(Jul.30. 2013 - Zoo Polar Bear Sports High-Tech Neckwear for Conservation)
OregonLive.com (Jul.30 2013 - Oregon Zoo polar bear assists with climate-change research)
KATU (Jul.30 2013 - It's cute, it's important - it's a polar bear doing scientific research)
Fox12 (Jul.31 2013 - Oregon Zoo polar bear part of climate change research project)

(過去関連投稿)
アメリカ・オレゴン州 ポートランド、オレゴン動物園のコンラッドとタサル ~ 別離なき永遠の双子兄妹
アメリカ・ポートランドのオレゴン動物園が麻酔を使用せずにホッキョクグマの血液サンプル採取に成功
by polarbearmaniac | 2013-07-31 22:30 | Polarbearology

ドイツ・ブレーマーハーフェン臨海動物園がコンサートの騒音に抗議 ~ ヴァレスカの繁殖への影響が懸念

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ヴァレスカ(左)とロイド(右) Photo(C)Zoo am Meer

北ドイツの港町であるブレーマーハーフェン市にある臨海動物園 (Zoo Am Meer Bremerhaven) に暮らすペアであるヴァレスカとロイドについては、昨年12月のヴァレスカの出産、そしてその翌日に赤ちゃんが死亡してしまった件を通して以前にご紹介していました。 当然今年の秋以降もヴァレスカの再度の出産が期待されているわけです。

さて、この動物園に隣接する広場に設営された野外ステージにおいて先々週の週末、人気女性歌手とそのグループのコンサートが連日開催されたそうです。さらに先週には ”Bremerhavener Festwoche” (「ブレーマーハーフェン祝祭週間」とでも訳せましょうか)の催し物の一環としてのコンサートが連夜開催されたそうです。 そのコンサートが発する音楽という名の騒音に対してブレーマーハーフェン臨海動物園の園長であるハイケ・キュック園長は「動物たちのストレスになる。」と市当局に強硬なクレームを入れたそうです。 事実、このコンサートの騒音によってホッキョクグマは展示場を落ち着かない様子で走り回り始め、その他の動物たちの行動にも異変が確認されたそうです。 「こういったことは動物保護 (Tierschutze) の観点から受け入れられない。」 とキュック園長は断固とした姿勢のようです。

このハイケ・キュックさんというのは以前にご紹介した映像の中にも登場された方ですが、非常なインテリで、雄弁かつ自信満々なしゃべり方をする女性です。 ドイツの動物園の園長さんのほとんどは博士号取得者ですが、このキュック園長も例外ではありません。 味方にすると心強いですが敵に回すと実に手ごわいといった印象を強く与えます。 このキュック園長の市当局への抗議によって、催し物の主催者はこの秋に関係者全部を集めた会議を行い、今後の催し物をどうするかについての検討会議をおこなうことになったそうです。 この下の写真で紫色が動物園でありAと赤く表示してあるのがステージが設営された広場です。 
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この場所は海に面した再開発地域のようで、ここで大音響のコンサートを開催しても住宅地からは遠く離れているために騒音の面で都合が良いと判断されて野外ステージが設営されたようですが、どっこい隣が動物園だったということです。 実はブレーマーハーフェン臨海動物園にも弱みがあって、それはこの動物園自体が今回の催し物の協賛者になっていたということです。キュック園長はこの事実を認めはするものの、いったいどのような公演になるのかについての事前の話し合いがなかった。」と抗弁しています。 ヴァレスカの今後の繁殖問題にも影を落としかねない問題ですのでキュック園長の健闘を期待します。 秋以降の事態の推移に注目したいところです。

ここで4か月ほど前のヴァレスカとロイドの映像を一つ見てみることにしましょう。



さて、このブレーマーハーフェン臨海動物園に隣接した広場の野外ステージで行われたのはどういう出演者のコンサートだったのでしょうか?  こういったものだったようです。



動物たちにストレスを与えてまで聴く価値のある音楽とは到底思えませんが。

(資料)
Radio Bremen Online (Jul.24 2013 - Stress durch laute Musik für Eisbären und Co)
BILD (Jul26. 2013 - Ina Müller & Co machen Eisbären krank)
Kreiszeitung (Aug.23 2013 - Harmonische Freundschaft)
Die Welt (Feb.8 2001 - "Am Ende gibt es einen neuen Zoo mit neuer Leiterin")

(過去関連投稿)
フィンランド・ラヌア動物園のヴァレスカがドイツのブレーマーハーフェン臨海動物園へ
ドイツ・ブレーマーハーフェン臨海動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生するも翌日に死亡!
ドイツ・ブレーマーハーフェン臨海動物園で誕生翌日に死亡した赤ちゃんの死因が明らかになる
by polarbearmaniac | 2013-07-30 23:45 | Polarbearology

カナダ北東部 ・ トーンガット山脈国立公園でアメリカ人のグループがホッキョクグマに襲われる

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トーンガット山脈国立公園で見かけるホッキョクグマ 
Photo(C) The Amazing Image
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先週の水曜日、カナダ北東部のニューファンドランド・ラブラドール州 (Newfoundland and Labrador) にあるトーンガット山脈国立公園 (Torngat Mountains National Park) のナクヴァク・フィヨルド (Nachvak Fjord) の付近でキャンプをしていた8名のアメリカ人のグループがいくつかのテントを設営してあった場所に一頭のホッキョクグマ現れ、電気柵を突破してその一つテントに近づき中にいた一人の男性に襲い掛かったそうです。 そのグループの他のメンバーは照明弾でそのホッキョクグマを追い払うことに成功し、瀕死の男性を救いだして早速カナダの国家警察 (RCMP - Royal Canadian Mounted Police) と連絡をとり、カナダの国立公園管理庁 (Parks Canada) が派遣したヘリコプターによってその男性はモントリオール総合病院に運ばれた治療を受けているそうです。この事件を伝えるTVニュースをご紹介しておきます。 



このグループのメンバーの一人に医師がいたため、男性がホッキョクグマに襲われた直後に応急措置が施されることが可能であったことが、その男性がなんとか一命を取り留めた原因のようです。

この男性はアメリカ・メイン州の有名な弁護士であるマット・ダイヤー氏だそうです。現在のダイヤー氏の状態は重体ではあるものの安定はしているとのことです。ホッキョクグマに日常によく遭遇するこの地域が2005年からトーンガット山脈国立公園として設定されて以来、こんな事件は初めてのことだとカナダの国立公園管理庁 (Parks Canada) の担当者は語っています。

さて、人間がホッキョクグマに襲われるこうした事件は年に何度か起きるわけで、今回の事件をここでとりたてて投稿する必要もないのではないかと思ったのですが、しかし今回の事件に遭遇したグループが他のそういった事件の被害者と大きく異なる点がありますので投稿しておくことにしました。

一般にこうしてホッキョクグマの生息地に入り込んでいく人間はどういった用事があってか知りませんが彼らの生息地に「土足」で入り込み、自ら勝手にホッキョクグマに襲われるかもしれないリスクを作り出しておきながら、いざ本当にホッキョクグマが現れると、いとも簡単に「正当防衛」を盾にホッキョクグマを射殺してしまうわけです。 ところがこの今回のアメリカ人のグループはそうではなかったようです。 まず彼らは銃は持たずに照明弾しか所持していなかったらしいことと、テントの周囲を電気柵で囲むことでホッキョクグマが接近するのを防ごうとしていた点です。 実はナダの国立公園管理庁 (Parks Canada) は、このトーンガット山脈国立公園を訪れる人は前もって銃を所持したイヌイットの警備員 (polar bear guard) を雇っておくことが必要であると訪問予定者に警告してはいるもののそれは法的義務ではないそうで、今回のアメリカ人のグループはそういった警備員はあえて雇っていなかったという事実があるようです。 今回の出来事はホッキョクグマが電気柵を突破するという想定外の事態が引き起こした事件だったと思われます。 重体の被害者には同情を禁じ得ません。 しかしホッキョクグマは射殺されることなく追い払われただけだったという点についてはよかったと思います。

(資料)
CBC News (Jul.26 2013 - Polar bear attack injures hiker in Labrador park)
CBC News (Jul.28 2013 - Hiker recovering in Montreal hospital after polar bear attack)
USA Today (Jul.26 2013 - U.S. hiker mauled by polar bear)
Globalnews.ca (Kul.29 2013 - Man mauled by polar bear in Labrador remains in critical condition)

(過去関連投稿)
カナダ・ニューファンドランド島で民家に押し入ったホッキョクグマが射殺される
カナダ・ニューファンドランド島で再びホッキョクグマが射殺 ~ カナダ警察による 「緊急処置」 との説明
カナダ・ニューファンドランド島で目撃されたホッキョクグマがまた射殺される
カナダ・ニューファンドランド島で目撃されたホッキョクグマ、生け捕りにされ無事に無人地帯に移送される
カナダ、ニューファンドランド・ラブラドール州でまたホッキョクグマが射殺される
カナダ・ニューファンドランド島で無許可でホッキョクグマを射殺した男が訴追される
by polarbearmaniac | 2013-07-29 23:45 | Polarbearology

ララ母娘の日曜日、万華鏡の光景 ~ 「育児」と「遊び」の高次元での一体化

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11時頃には、もうお昼寝の態勢になっていた。
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時々起きては少しづつ態勢を変える。
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大きな物音がすると起き上がって確認しようとする。

安眠を飛行機の音で邪魔されたものの、すぐにまた眠りに入る新ツインズ

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ほぼ4時間近くの長いお昼寝だった。 幼年個体にはこうしたまとまった時間でのお昼寝は必要なのである。
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お昼寝のあとはプールの淵歩き。
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なにかにつけて、お互いがお互いを刺激する良い関係である。

ララ母娘のプールの淵歩き

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そして始まったララお母さんのツインズに対するハードな遊び、兼教育なのである。
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ララお母さんのプールの中でのこの教育は、だいたい夏場あたりから本格的になるのである。 ホッキョクグマの母親には、育児の時間と自分の時間との配分が難しい。 ララお母さんは、なんとこれを同時にこなすのである。 この両立に成功しているが故にララお母さんは自分が満足すると同時に子供たちもスリルのある時間を体験できて一石二鳥なのだ。 これを同時に行う母親はララの他にはモスクワのシモーナぐらいだろう。 夏場以降のララお母さんの子育て (子供たちへの接し方)では、このハードな遊び兼教育が見応え十分である。 この多彩な遊び方にこそララお母さんの真骨頂がある。

ララお母さんの手荒な遊び兼教育(1)
ララお母さんの手荒な遊び兼教育(2)

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節度を保ちながらも自由奔放に遊ぶノワール。
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やや引き気味のブランシュ。
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育児を楽しむ余裕を感じさせるララお母さん。 彼女にとっての育児とは、自己を犠牲にする必要のない、楽しみながら行うことのできるものなのらしい。
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夕方になって早く室内に戻りたいらしいブランシュ。
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さあ、今日のお仕事は終了。
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水遊びに興じていたノワールが、あわてて室内に戻る。
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このララお母さんにとって、「子育て」というパレットの上に用意してある絵の具の色は多彩である。 そういったいろいろな絵の具の色をいくつか混ぜながら使用するために、実に多彩になるのである。 毎日が少し少し違った色で「子育て」というキャンパスに絵を描くことができる。 ここに来るたびに、まるで万華鏡でも見ているような感覚に襲われる。 彼女には、「育児の時間」と「自分だけの自由な時間」とを対立させる考え方はそもそも発想にないだろう。 この2つは完全に融合されて一つのものに収まっているようだ。 彼女にとっては「子育て」に熱心になればなるほど自分が自由になるということのようである。
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彼女は母親になるために生まれてきたようなホッキョクグマである。 そして実際に母親となって育児に励めば励むほど、一頭の雌のホッキョクグマとしての輝きが増すのである。 母親としての資質と技量、そして一頭の雌のホッキョクグマとしての輝きに最大限の賛辞を捧げたいと思う。 私は、この今回の新ツインズのノワールとブランシュは仮にウスラーダやフギースやオリンカやムルマやクルミが母親であっても同じように輝く双子姉妹だと思う。 しかしミルクは、母親がララやシモーナであってこそ、より輝く娘であるように思う。 ミルクが自分にしてほしいことを実際にやってくれる母親はララとシモーナだけだろうと思うからだ。
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いろいろと考えさせられるこの週末だった。 子供は母親を選択できないという当たり前の事実について頭を巡らせていた。

Nikon D7100
AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR
(Jul.28 2013 @札幌・円山動物園)

(*注 - ノワールとブランシュというのは勿論、この赤ちゃんたちの正式な名前が決まるまで私が便宜上、勝手につけた仮称である。)
by polarbearmaniac | 2013-07-28 23:45 | しろくま紀行

曇天の日曜日の円山動物園 ~ キャンディは筋に入ったか?

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昨日夜は秋田から仙台に回るつもりだったが、どういうわけか気が変わって空路で秋田から新千歳空港に降り立った。 ララ母娘の姿をまた見たくなったからだ。
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今日の札幌は曇天である。
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「世界の熊館」の修繕工事はかなり大がかりなもののようだ。 予定通りに終了するのだろうか?
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気持ちよさそうに寝ているデナリ大将である。 修繕工事が終了後に大将はどうなるのだろうか? いつまでもこの狭い場所に入れておくことはできないはずだが。
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いつもながら静かに控えめに存在しているように感じるキャンディである。
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このキャンディとデナリとの繁殖行為を私が見たのは4月13日のことだった。
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すでに何度かご紹介しているロシアの生物学者であるイーゴリ・トゥマノフ氏の研究報告である ”Reproductive Biology of Captive Polar Bears (by IGOR TUMANOV. Research Institute of Nature Conservation of the Arctic and North, St. Petersburg, Russia)” のデータを参照すると、飼育下でのホッキョクグマの交尾日が4月13日の場合のMean Pregnancy Duration (都合上、"平均妊娠日数" と訳しておく)の分類カテゴリーでは237日間である。 そうなるとキャンディに仮に出産があるとすれば12月5日前後の可能性が高いということになる。 少なくとも前回のように年も押し詰まってからの日よりももっと早い時期になる可能性があると思う。 というのも、このデータでの交尾日が4月13日の場合の分類カテゴリーでは、出産日が11月10日だった事例があったことになっている。 それを考えれば私は仮に今回またキャンディに出産があるとすれば、比較的早い時期にあるのではないかと思う理由である。 10月中旬あたりからキャンディは要観察としたほうがよいように思う。
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キャンディの出産の可能性は、現実的にば昨年よりも低いと考えるのが妥当だろう。 しかし最近こうして彼女を見ていると、これはあくまでも私の憶測にしか過ぎないが、「筋に入った」ような印象も感じないでもないのである。 昨年秋のララの姿が醸し出す雰囲気に似ていないこともないのである。 しかしそれはララの場合は出産経験を積み重ねているために、こういうことを感じ取りやすいという条件があったわけで、それをキャンディに当てはめるのは安易だとは思う。
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彼女の人生(熊生)の最大の正念場に差し掛かりつつあるように思う。 人間の側からの彼女に対する最大限の配慮が必要だろう。
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そもそも「世界の熊館」の修繕工事は、展示場のユニット間の個体移動を可能とさせるのが目的だったと理解している。 ところが、展示場の地表面の新装改良工事まで行っているのは理解できない。 実はこれこそが工期を長引かせている原因ではないだろうか? この修繕工事は札幌市が発注している公共事業であるはずだ。 ならば、役所は業者に対して圧倒的に力の強い立場にあるはずである。 業者に容赦なく圧力をかけて、早くこの修繕工事を終わらせてほしいものである。 一日でも早く静寂を取り戻してほしい。

Nikon D7100
AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR
(Jul.28 2013 @札幌・円山動物園)
by polarbearmaniac | 2013-07-28 23:30 | しろくま紀行

「ロシアのホッキョクグマ」を強く感じさせる豪太の素顔 ~ 愛すべきその泥臭さ

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日本の動物園に暮らしているホッキョクグマたちの中でこの豪太ほど「ロシアのホッキョクグマ」を感じさせてくれる個体は無いような気がする。
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彼の母親は今更言うまでもなく、モスクワ動物園の重鎮であるムルマお母さんである。 このムルマお母さんについては以前の投稿である「モスクワ動物園のムルマ」という5回の投稿をご参照頂きたい(過去関連投稿参照)。 また、この豪太が2004年3月9日にモスクワ動物園で一般公開された日の映像は「豪太(男鹿水族館) のモスクワ動物園での初公開日の映像」をご参照頂きたい。

豪太の表情

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豪太の父親はモスクワ動物園のウムカ (ウンタイ)である。 このウムカは私がモスクワ動物園で会った印象では、体の動きがまるで体操の選手のように非常にしなやかだった。
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この豪太を見ていると同じ「ロシアのホッキョクグマ」であるカイやロッシーなどのウスラーダお母さんの子供たちとは、かなり印象が異なるのだ。 一口に言えばこの豪太は「泥臭い」 ホッキョクグマである。 何か不器用な感じがするのだ。 しかしそういったところが豪太の魅力でもある。

午前での豪太への氷プレゼント
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私はモスクワ動物園で彼の両親であるムルマとウムカ(ウンタイ)以外には、彼の兄弟姉妹では弟であるコペンハーゲン動物園のボリスとアンティーブのマリンランドのラスプーチン、そして妹である北京動物園のムーシャ (美美)に会っている。
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ムルマお母さんの子供たちの中で初めて繁殖に成功したのがこの豪太である。 豪太の今後にも期待したい。
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とにかく蒸し暑い今日の秋田であった。

Nikon D7100
AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR
(Jul.27 2013 @秋田県、男鹿水族館)

(過去関連投稿)
モスクワ動物園のムルマ(1) ~ 巨体の醸し出す貫禄 
モスクワ動物園のムルマ(2) ~ 鷹揚で懐の深い母性
モスクワ動物園のムルマ(3) ~ 初産、そして訪れた危機
モスクワ動物園のムルマ(4) ~ 危機の克服、そして豪太の誕生
モスクワ動物園のムルマ(5) ~ 豪太の日本への旅立ち
ウムカ (男鹿水族館・豪太の父)、悠々の水遊び
豪太(男鹿水族館) のモスクワ動物園での初公開日の映像
by polarbearmaniac | 2013-07-27 23:45 | しろくま紀行

"La tristesse allante de Milk" ~ クルミとミルクの母娘関係と行動の基本的構図を探る

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クルミお母さんと娘のミルクとの関係を考えてみたい。 まず、下の映像の午後の氷のプレゼントの様子をご覧いただきたい。 クルミお母さんは氷には興味がなく、最初に氷を見つけたのはミルクである。 ところがクルミお母さんがミルクから氷を奪い、決して娘には渡さないのである。 ところがもともとクルミお母さんは氷にはさほど関心がないからすぐに放置してしまうのである。 

午後の氷のプレゼント

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クルミお母さんによって放置された氷と遊び始めるミルクである。
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ところがまたクルミお母さんがやってくる。
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本来は氷に関心のないクルミお母さんだが、娘が氷で遊び始めると、それを妨げるクルミお母さんなのである。

氷をミルクには渡さないクルミお母さん

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そしてクルミお母さんは水の中で氷にかじりつくのである。
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それを茫然と見ているミルク。
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やはりミルクも氷が欲しいのである。
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水に入るミルク。
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氷と戯れるクルミお母さんに接近する。
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しかし、あっという間に氷を持って水から上がったクルミお母さんである。
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自分も氷が欲しいミルクは、またクルミお母さんに接近する。
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必死にくらいつくミルク。
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娘には渡さないクルミお母さん。
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まだ頑張るミルクである。
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こういう一連のクルミお母さんの行動からは娘に対する教育的要素は読み取れない。 自分と同じスペースを共有しているもう一頭のホッキョクグマに対しては決して譲ることを考えないクルミお母さんを感じ取ることができるだけである。
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オレンジのブイで楽しそうに遊び始めたミルク。
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それが気に入らないらしいクルミお母さん。
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早速、娘からそのブイを取り上げてしまう。
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ブイを取り戻したいミルク。
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娘には渡さないクルミお母さん。
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お母さんにブイを返してほしくて懇願するミルク。
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しかしクルミお母さんは水に放り投げてしまう。
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そして結局、クルミお母さんは自分だけで遊ぶのである。
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羨ましそうにそれを見つめるミルク。
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クルミお母さんの高笑いが聞こえるようだ。 
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しかたなく、また放置されていた先ほどの氷に向かうミルク。
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これではミルクも欲求不満になるのである。
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この一連のクルミお母さんの行動からは、娘を水遊びに誘おうという教育的な意図は見えてこない。 自分が一人で楽しんでいるという構図である。
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なんとかクルミお母さんと一緒にブイで遊びたくて、また水に入るミルクである。  しかし、この後は全て予想した通りのパターンの展開になるのである。 その繰り返しである。

ミルクとのブイ遊びを拒否するクルミお母さん

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娘のミルクなど相手にせず、自分だけで楽しむクルミお母さん

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クルミお母さんとミルクの母娘関係は基本的にほとんど全てがこの同じ構図の繰り返しである。 一連のサイクルのタイムスパンが非常に長かったり短かったりはしているということもあり、また男鹿水族館では多くのおもちゃをこの母娘に与えているという事実からも、クルミお母さんとミルクの一日の行動はあたかも多彩であるかのような印象を見ている人に与えはする。 そしてそういった意図で写真を並べれば、この母娘の行動が多彩で変化に富んでいるという印象を人に与えるだけのそれなりの説得力はあるとは言える。  しかし、いざ実際に自分の眼で長い時間この母娘の行動を観察してみると、その母娘関係を表象する行動は意外にパターン化された構図から一歩もはみ出すということはないように見えるのである。 大枠でのこのパターンの存在を把握してしまうと、ある意味ではこのクルミ母娘の一日の姿と行動は、やや単調で幾分退屈であるということを否定することは必ずしも難しくはないようにも思われる。 
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クルミお母さんの水遊び

日中は子供たちの面倒を見ることに忙しく、たまたま手がすいたときに自分だけでリラックスしてプールに入って自分だけの時間を楽しむという母親とはクルミお母さんは違うのである。 クルミお母さんにとって出産とその後の育児とは、自分の人生(熊生)にとって特別の価値を有するものではないのである。 クルミお母さんは、自分の自由が育児によって束縛されることを嫌う母親だと言ってよいだろう。 
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私は今まで欧州やロシアで何頭ものホッキョクグマの母親たちの行動をじっくり観察してきた。 ところがこのクルミお母さんのような母親には出会うことはなかったのである。 つまりこのことは、クルミお母さんの母親としての姿は、やはりクルミお母さんだけの持っている個性だろうと思うのである。 今更ながら、ホッキョクグマの母親たちの育児は全て異なるということをここでまた思い知らさせる結果となった。
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ホッキョクグマのお母さんたちの子育て(子供たちへの接し方)はそれぞれ全て異なっている。 そしてホッキョクグマのお母さんたちは全てが偉大なのである。 それぞれに優劣をつけることは、してはならないことだと思っている。 
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しかし一方で、このミルクを見ていると、この子が母親に対してやや不満を抱いていることも感じ取れるのである。 以前にも述べたが、ホッキョクグマには人間から見てはわからない独自の感情伝達表現があるに違いない。 だからクルミお母さんには我々からは認識不可能な愛情伝達表現をミルクに対して行っているだろうことは間違いないだろう。 ただし私が見たところ不運に感じるのは、そういったクルミお母さんの愛情伝達表現は我々人間だけではなくミルクにとってすらもまだ認識ができないような難解な表現らしいということである。 
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クルミお母さんのような子育てを行うタイプの母親は、ミルクにとってみれば必ずしも理想的な母親ではないようにも思われる。

Nikon D7100
AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR
(Jul.27 2013 @秋田県、男鹿水族館)
by polarbearmaniac | 2013-07-27 23:30 | しろくま紀行

クルミ母娘の夏の日 ~ 大きな展示場へ移動した親子との再会

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今日は非常に湿度の高い日である。 男鹿水族館に戻ってきた。 ミルクの成長とクルミ母娘の関係をまた確認しておきたい。
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売店ではミルクのうちわが売っていた。 これはなかなたお手軽で、おみやげにも便利である。
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クルミお母さん、ミルクちゃん、こんにちは!
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クルミ母娘は前回までと異なり、豪太と展示場が入れ替わっている。
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クルミお母さんとミルクの水遊び

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やはりミルクは成長している。 そしてクルミお母さんに良く似ているのである。

成長したミルク

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授乳シーンを初めて見たが、室内で行っている。

Nikon D7100
AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR
(Jul.27 2013 @秋田県、男鹿水族館)
by polarbearmaniac | 2013-07-27 23:15 | しろくま紀行

カザフスタン ・ アルマトイ動物園に暮らすアリコルへの朗報 ~ 動物園大改修計画による飼育環境改善へ

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アリコル Photo :Блог-платформа Your Vision
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旧ソ連の中央アジアにあるカザフスタン共和国最大の都市であるアルマトイにある動物園に一頭で暮らす23歳の雄のホッキョクグマであるアリコルについては以前、「カザフスタン・アルマトイ動物園、アリコルの独居の『孤独』」という投稿を行っていますので、アリコルについてはまずそれを先にご参照頂きたいのですが、今までも何度か書いてきましたが実はこのアリコルはこの投稿の前でもご紹介しているチェコ・ブルノ動物園の双子であるコメタとナヌクの祖父にあたります。 コメタとナヌクの父親のウムカはこのカザフスタンのアルマトイ動物園で1998年に生まれ、人工哺育で育てられたのですが、彼の父親がこのアリコルというわけです。 アリコルのパートナーであったクリスティーナはそれまで毎年のように赤ちゃんを産んでいたものの全て育児放棄したそうですが、アルマトイ動物園はこのウムカだけは人工哺育で育てたというわけです。
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アリコル  Photo(C)english-Russia

また、このアリコルはあのカリーニングラード動物園で一昨年の秋に私が会ってきたスネジンカの息子であるという点でも私はとりわけ関心を持っているホッキョクグマです。 カリーニングラード動物園で一昨年の9月に私が会ったスネジンカはもうまもなく38歳になろうという当時は世界で最高齢のホッキョクグマでした。 彼女は私が会った一ヶ月半後に亡くなってしまいましたが、実に素晴らしい姿を見せてくれた老スネジンカについて私は一生彼女を忘れることはないでしょう。 そのスネジンカの息子であるアリコルについては、その近況がほとんど報道されることもないという状況です。 やはりカザフスタンという国は何に関してもあまり情報のない国です。
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アリコル  Photo(C)Александр Tолстой / Mail.Ru,

このアルマトイ動物園の老朽化した狭い飼育場に、パートナーだったリスティーナの死後は1頭でひっそりと暮らしているアリコルですが、いよいよ朗報が聞こえてきました。 現地の報道によりますとアルマトイ動物園は老朽化している園内の展示施設を4年かけて全て新しいものにするそうで、まず手始めにホッキョクグマの広い飼育展示場から着手するそうです。 園内の大改修工事の資金は全て確保しており、アルマトイ市と援助企業の寄付によってすべて行われるそうです。こうした形で新説される展示場は150にも及び、この動物園の創設80年を祝う4年後には「国際的な飼育基準」を満たす動物園として生まれ変わるという計画だそうです。 「国際的な飼育基準」というのが具体的に何を意味するのかは明らかにされていませんが、あそらくEARAZA の基準ではないでしょうか。 しかしホッキョクグマについてはEAZA の基準に近いものになる可能性もあるかもしれません。 といいますのも、ホッキョクグマについては外部の評価機関の眼が厳しいという現実があるからです。 
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アリコル Photo(C)OVEYA/Яндекс

以下の写真をクリックしていただくと地元のTV局のページが現れ、このアルマトイ動物園の大改修計画について園長さんが話しているのを聴くことができます。 また、この動物園の様子もよくわかります。開始後1分15秒あたりからアリコルが登場します。 やはりスネジンカの面影を感じます。
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このニュース映像を見る限りではアルマトイ動物園はなかなか広々として見えますが、ホッキョクグマの飼育展示場は檻の中で狭く、実にお粗末です。 ともかく、このアリコルの飼育環境の改善を可能な限り早く行ってやってほしいと思います。  

さて、実は1959年のこのアルマトイ動物園の様子を撮影した貴重な映像がありますのでご紹介しておきます。 これを見ると昔のソ連の動物園ではサーカスまがいのことをやって入園者を楽しませていたという様子がよくわかります。 隔世の感がありますね。



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現在のアルマトイ動物園正門 Photo(C)English Russia

(資料)
Zakon.kz (Jul.26 2013 - Алматинским слонам и медведям подарят свободу)
АО «КТК» (Jul.25 2013 - Алматинским слонам и медведям подарят свободу)
Блог-платформа Your Vision (Feb.16 2013 - Спит ли зимой медведь? — репортаж из зимнего зоопарка)
Казахстанская правда (Feb.18 2011 - Скучает косолапый и барабанит лапой)
English-Russia (Jun.4 2012 - “What Do Animals Have For Lunch?”- Zoo in Almaty)
friends.kz (Jul.18 2007 - Алматинский зоопарк (теперь с фотографиями)

(過去関連投稿)
カザフスタン・アルマトイ動物園、アリコルの独居の「孤独」
カリーニングラード動物園を訪ねる ~ 老ホッキョクグマの姿を求めて
世界最高齢のホッキョクグマ、間もなく38歳になるスネジンカの姿に感激!
カリーニングラード動物園訪問2日目 ~ スネジンカさん、お元気で! 必ずまたお会いしましょう!
ロシア・カリーニングラード動物園のスネジンカ、その日常の姿(1) ~ 遠征での映像より
ロシア・カリーニングラード動物園のスネジンカ、その日常の姿(2) ~ 遠征での映像より
ロシア・カリーニングラード動物園のスネジンカ、その日常の姿(3) ~ 遠征での映像より
ロシア・カリーニングラード動物園、最高齢のスネジンカ逝く...
ロシア・カリーニングラード動物園で一昨年亡くなった故スネジンカのソ連時代 (1980年) の貴重な映像
by polarbearmaniac | 2013-07-27 07:00 | Polarbearology

チェコ ・ ブルノ動物園で誕生の双子、コメタとナヌクが順調に生後8か月が経過

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Photo(C)Igor Zehl/isifa/Getty Images

昨年11月24日にチェコのブルノ動物園でコーラお母さんから誕生したコメタとナヌクという雌と雄の双子ですが地元のブルノでは大変な人気で、ブルノ動物園の入園者数の増加に大いに貢献していることは今までも何度か投稿してきました。
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Photo(C)Igor Zehl/isifa/Getty Images

このコメタとナヌクも生後8か月が経過していますが、やはり他園で誕生した子供たちと同様におもちゃにはとてもよく反応するようです。 特に雄のナヌクは最近プラスチックの三角コーンがお気に入りのようです。 そういったごく最近のコメタとナヌクの様子を見てみましょう。



こうしたコメタとナヌクですが、一頭(多分コメタでしょう)はかなりの甘えっ子のようです。 下の映像で見るとコーラお母さんにべったりという様子です。



以下は前半はおやつタイムの様子ですね。 後半はコーラお母さんのボール遊びのシーンですが最後に授乳シーンがあります。上の角度から見るのもまた新鮮です。



(資料)
Novinky.cz (Jul.22 2013 - Zvětšeniny sosáku mouchy či chlupu ledního medvěda zaujaly návštěvníky zoo v Brně)
Huffington Post (Jul.25 2013 - Nanuk The Polar Bear Really Loves His Traffic Cone Toy)
MSN NZ News (Jul.26 2013 - Polar bear loves his traffic cone)

(過去関連投稿)
チェコ・ブルノ動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生! ~ 24時間 産室内ライブ映像の配信開始
チェコ・ブルノ動物園で誕生の双子の赤ちゃん、最初で最大の関門を乗り切るか? ~ 緊張のブルノ動物園
チェコ・ブルノ動物園の産室内ライブ映像に大きな反響 ~ 同動物園の映像配信サイトへのアクセス急増
チェコ・ブルノ動物園で誕生の双子の赤ちゃん、元気に生後一週間が経過
チェコ・ブルノ動物園で誕生の双子の赤ちゃん、順調に生後17日間が経過
チェコ・ブルノ動物園で誕生の双子の赤ちゃん、順調に生後7週間目に突入
チェコ・ブルノ動物園で誕生の双子の赤ちゃん、間もなく生後2ヶ月が経過へ
チェコ・ブルノ動物園の双子の赤ちゃんが生後2ヶ月を無事に経過 ~ 1976年の人工哺育事例について
チェコ・ブルノ動物園で誕生の双子の赤ちゃん、元気に生後70日が経過
チェコ・ブルノ動物園のコーラお母さんに約4カ月振りに給餌が行われる
チェコ・ブルノ動物園で誕生した双子の赤ちゃん、生後三カ月が経過  ~ 前回5年前の映像を振り返る
チェコ・ブルノ動物園で双子の赤ちゃんの名前をインターネットで公募中
チェコ・ブルノ動物園で誕生の双子の赤ちゃん、今週末から戸外へ ~ 日本のホッキョクグマ界との深い関係
チェコ・ブルノ動物園で誕生の双子の赤ちゃんがコーラお母さんと共に待望の戸外へ! ~ 性別への憶測
チェコ・ブルノ動物園の双子の赤ちゃん危機一髪! ~ 水に溺れかかりコーラお母さんに救出される
チェコ・ブルノ動物園の双子の赤ちゃんの性別判明 ~ 雄(オス)と雌(メス)!
チェコ・ブルノ動物園の双子の赤ちゃんが地元で大人気 ~ 週末は入園者が長蛇の列となる
チェコ・ブルノ動物園の双子の赤ちゃんの名前が決定 ~ 「コメタ」 と 「ナヌク」
チェコ・ブルノ動物園の双子の赤ちゃん、コメタとナヌクの命名式が盛大に行われる
チェコ・ブルノ動物園の双子の赤ちゃんの一頭のナヌクが消化不良で一時体調を崩す
チェコ・ブルノ動物園の双子の赤ちゃんのナヌクが右前脚を負傷 ~ ブルノ動物園の抱く思惑への憶測
チェコ ・ ブルノ動物園の双子の赤ちゃんコメタとナヌクは順調に間もなく生後7か月が経過へ
by polarbearmaniac | 2013-07-26 17:30 | Polarbearology

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