街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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札幌・円山動物園のララの赤ちゃん、一般公開に先立ち前日に報道陣に公開される

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"豆デナリ" ちゃん Photo(C)札幌市・円山動物園

札幌・円山動物園で昨年12月21日にララお母さんから誕生した一頭の赤ちゃんの一般公開は4月1日に開始されますが、それに先立って本日3月31日に報道陣に公開されました。その映像をご紹介しておきます。







いやはや、本当にデナリに顔の感じが似ていますね。 これほど幼い時からもう父親に似ていることがハッキリとわかるというホッキョクグマの赤ちゃんは珍しいかもしれません。 私はこの赤ちゃんのことを "豆デナリ" ちゃんと呼びたい気もするのですが、もっとよい「仮称」を用意しておきましょう。 実は私は大阪・天王寺動物園の雌の赤ちゃんに "フローラ" という仮称を付けたのですが、じつはこの "フローラ" はララの赤ちゃんは雌(メス)だろうと予想して、その赤ちゃんのために用意した仮称でした。 しかし途中からこの今回のララの赤ちゃんは雄(オス)ではないかと考えだしてからは、この "フローラ (花と春の女神)" を大阪の赤ちゃんの仮称にすることにしたわけです。 それは正解だったと思っています。 こうして今回のララの赤ちゃんを見ていると、"フローラ (花と春の女神)" とは呼びにくい気がします。 こうした今までのこの赤ちゃんの映像を見ていると性別に関してはもう「決定的」であるような気もするのですが...。
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(Mar.31 2015 @札幌)

(過去関連投稿)
札幌・円山動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 「大本命」 ララの堂々たる出産
札幌・円山動物園のララ親子の産室内でのクリスマス
札幌・円山動物園がララの赤ちゃんの産室内での姿を初めて確認し公開 ~ ララお母さんの手慣れた育児
札幌・円山動物園のララに給餌再開 ~ 静かに「勝利宣言」を行った母親の見えざる育児技量の高さ
札幌・円山動物園のララの産室・寝室内での行動への解釈私論 ~ 「未体験性別パターン」 の赤ちゃんか?
札幌・円山動物園で誕生の赤ちゃんは順調に生後2ヶ月が経過 ~ 少量情報が故のララ親子の健勝振り
札幌・円山動物園で誕生の赤ちゃん、順調に生後71日が経過 ~ 今年世界最後の戸外初登場となるか
札幌・円山動物園で誕生の赤ちゃん、生後88日が経過 ~ 注目すべきその性別
札幌・円山動物園の赤ちゃん、環境訓練で戸外へ登場 ~ 「超大物」の雄(オス)の赤ちゃんか?
札幌・円山動物園の赤ちゃん、二度目の戸外登場 ~ 一般公開開始日は4月1日か3日か?
札幌・円山動物園のララの赤ちゃん、4月1日より一般公開開始へ
by polarbearmaniac | 2015-03-31 23:55 | Polarbearology

ドイツ・ロストック動物園の雄の赤ちゃんの名前が "フィーテ(Fiete)" に決まる ~ 命名式が開催される

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フィーテ Photo(C)Zoo Rostock

昨年12月3日にドイツのロストック動物園でヴィルマお母さんから誕生した一頭の雄の赤ちゃんの命名式が本日31日に行われました。 すでに五つの名前の候補があがっておりネットでの投票が行われた結果この赤ちゃんの名前は"フィエーテ(Fiete)" と決まったそうです。 これは古高ドイツ語で「平和な」という意味です。 全体の投票のうち30.7% がこのフィーテという名前に投票したようです。
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Photo(C)Zoo Rostock

本日午前11時からロストック市長がこの赤ちゃんの「名付け親」となり、今日は天候が悪く風の冷たい日だったそうですが命名式典が行われ、そこでこの名前が発表されたということです。 今日のヴィルマお母さんとフィエーテの姿をご紹介しておきます。





Aufgeregt tobt der kleine Rostocker Eisbär im Schnee. Das Wetter macht ihm nichts aus. Und passend zu seinem Temperament trägt er seit heute den Namen Fiete!Wie findet ihr den Namen?http://www.nnn.de/mv-uebersicht/eisbaerbaby-heisst-fiete-id9354776.html

Posted by nnn.de - Nachrichten aus Rostock und Umgebung on 2015年3月31日


日本では動物園関係者を中心にホッキョクグマの名前のことを「愛称」という言い方をしますが、私にはこれがよくわかりません。 血統台帳では明確に “Name” という欄があるわけですから「愛称」という言い方は不正確です。 ただしこの欄には空白があったり(たとえば徳山のユキの場合など)、ダミーの名前が記載されているなどの場合があるわけで(たとえば白浜のゴーゴは "OSK25" となっています)、全体に統一的に付けられているのは ”Stud Number”(血統番号)ですので、この四ケタの数字の番号が本当の名前であるという考え方のもとに、通常の名前を「愛称」として呼んでいるというのが動物園関係者の見解とすればそれなりに一理はあるわけですが、しかしホッキョクグマはアウシュヴィッツ絶滅収容所の囚人ではありませんので四ケタの番号を本当の名前とするなどという発想そのものが不可解です。 明確に血統台帳に “Name”(名前) の欄があるわけですから、それを「愛称」と言ったり、あるいはそれを括弧に入れて「デア」とか「バフィン」という書き方は私は大いに問題があると思っています。

(*追記 - この赤ちゃんの名前である Fiete をニュースでは「フィーテ」と発音しています。 それに従って当初は「フィエーテ」と表記したものを「フィーテ」に改めることとしました。

(資料)
Zoo Rostock (Aktuelles / Mar.31 2015 - Ein Name für unseren Eisbären) (Aktuelles / Mar.31 2015 - Taufe bei Eisbären-Wetter: Nachwuchs heißt Fiete!)
svd.de (Mar.31 2015 - Rostocker Eisbärbaby heißt Fiete)
NDR (Mar.31 2015 - Eisbärentaufe in Rostock: Es ist ein "Fiete"!)
Szene Rostock (mar.31 2015 - FIETE. ZOOFREUNDE WOLLTEN EINEN NORDDEUTSCHEN NAMEN FÜR DEN EISBÄRENMANN)

(過去関連投稿)
ドイツ・ロストック動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ ヴィルマが自己の12歳の誕生日に出産
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ドイツ・ロストック動物園で誕生の雄の赤ちゃんが、より活発になる ~ うまく対応するヴィルマお母さん
ドイツ・ロストック動物園で誕生の雄の赤ちゃん、生後86日が経過 ~ まだ足取りは幾分安定せず
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ドイツ・ロストック動物園で誕生の雄の赤ちゃんの候補名5つが選考される ~ ネットでの最終投票へ
by polarbearmaniac | 2015-03-31 23:45 | Polarbearology

南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケの雌の赤ちゃんの名前が "ホープ (Hope)" に決まる

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Photo(C)ANP

南フランス・コートダジュール、アンティーブのマリンランドで昨年11月26日にフロッケお母さんから誕生した雌の赤ちゃんについてSNSで名前の公募が行われていましたが、このたびその名前が "ホープ(Hope)" と決まったそうです。 奇妙なことにこの名前は英語の「希望」と言う意味なのですが、フランスの施設で生まれたホッキョクグマの赤ちゃんに英語の名前を付くというのが意外でした。 フランス人ならば通常はこの綴りを「オプ」と発音するわけですが英語であることを意識してスタッフは「ホープ」という発音をしているようです。
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Photo(C)Marineland

このホープとフロッケお母さんの最近の様子をマリンランドの公式TV映像で見てみましょう。



なかなか丸々とした赤ちゃんです。

(資料)
meltyBuzz (Mar.26 2015 - Le bébé oursonne de Marineland baptisée Hope par les internautes !)

(過去関連投稿)
フロッケの旅立ち、アンティーブの「碧」と「青」の世界へ...
南フランス・アンティーブのマリンランドでのフロッケとラスプーチン ~ マリンランドTVの映像より
南フランス・アンティーブのフロッケの誕生日 ~ 書かれうるか、人工哺育論の最終章のページ
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南フランス・アンティーブ、マリンランドでの 「ホッキョクグマ誕生の舞台裏」 を描いたTVドキュメンタリー
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南フランス・アンティーブ、マリンランドで誕生の雌の赤ちゃんの戸外での様子を報じる映像公開
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子の近況 ~ “Découvrez l'histoire de Flocke”
by polarbearmaniac | 2015-03-31 16:00 | Polarbearology

札幌・円山動物園のララの赤ちゃん、4月1日より一般公開開始へ

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Photo(C)札幌市・円山動物園

札幌・円山動物園から本日発表がありました。 昨年12月21日にララお母さんから誕生した一頭の赤ちゃんの一般公開を4月1日(水曜日)から行うとのことです。 当面の間は午前10時から午後3時までの公開とし、ストレス軽減のため室内外の扉を開放したまま展示するとのことです。

さて、同園は今までホッキョクグマの赤ちゃんの一般公開開始はほとんどが金曜日からだったわけですが(ピリカの場合は除く)、今回は水曜日からの開始ということになりますので同園としては異例と言ってもよいかもしれません。 先回の27日の投稿で私は1日(水)の公開開始の確率が30%、3日(金)の確率が70%と予想したわけですが、あの投稿以降現地での状況を知るにつけ1日が一般公開開始になる確率が大きくなってきたと感じていたわけでした。 前例から考えれば3日の金曜日が本命ではあったものの、もうそこまで引き伸ばすことは無いだろうという感じになっていました。 4月1日(水曜日)は生後101日が経過したという段階のはずです。 世界の動物園で昨年のシーズンに誕生したホッキョクグマの赤ちゃんの一般公開の最後を飾る札幌での赤ちゃんのお披露目となるわけです。 しかも母親は今や世界屈指の雌のホッキョクグマであるララです。



すでに今回の赤ちゃんについては戸外訓練の様子を遠方から撮影した写真や映像はネット上には存在しています。 また、おそらく明日の31日はマスコミ向けの公開が行われるでしょう。 しかしそういったものは、いわゆるクラシック音楽 (Classical Music) の世界では「ゲネプロ (Generalprobe)」 といったものでしょう。 いかに出来の良い「ゲネプロ」 の光景を何度見てもそれはあくまでも「ゲネプロ」であって「本番」には成り得ないというわけです。 ですからやはり4月1日の正式な公開開始を見に行くという意義は十分あるという考え方は確かにあるでしょう。ただしかし、これはあくまでも私見ですが、すでにネット上に存在している戸外訓練の様子を遠方から撮影した写真や映像は、この今回の赤ちゃんのお披露目に対する期待感を幾分なりとも減じさせこそすれ、増すものとしては作用してはいないのではないかということです。 ですから、「4月1日に無理してまで見に行く意欲は喪失した。」 という考え方も十分あるわけです。 まあこれは人それぞれの感じ方でしょう。

いずれにせよ、ララお母さんと赤ちゃんの元気な登場を期待します。

(資料)
札幌市・円山動物園 (Mar.30 2015 - ホッキョクグマの赤ちゃんを4月1日から一般公開します!
札幌市・平成26年度第19回定例市長記者会見記録 (円山動物園のホッキョクグマの赤ちゃん一般公開について

(過去関連投稿)
札幌・円山動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 「大本命」 ララの堂々たる出産
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by polarbearmaniac | 2015-03-30 19:30 | Polarbearology

オランダ・ロッテルダム動物園の双子の赤ちゃんの近況 ~ 広々とした環境と偉大なる母の存在

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Photo(C)ANP

昨年12月2日にオランダのロッテルダム動物園オリンカお母さんから誕生した双子の赤ちゃんたちですがオリンカお母さんの巧みな育児を伝える映像をすでにいくつか紹介してきたつもりです。 前回は一頭の赤ちゃんは水に入ったもののもう一頭の赤ちゃんは依然として入れないでいるという段階までを映像で確認しています。 さて、その後ですがやはり二頭共に水に入るのは時間の問題だったようで、現在では二頭共に水に入って遊んでいるようです。 その映像をご紹介しておきましょう。 最初の30秒ほどは静止画ですが、それ以降は動画です。



その他、少し長いですが以下の映像ではこのオリンカ親子の様子を良く掴まえていると思います。



ロッテルダム動物園でTVにCMを流しておりその映像も御紹介しておきまます。



広々として展示場で偉大な母親であるオリンカに見守られ伸び伸びと成長していく赤ちゃんたちです。

(過去関連投稿)
オランダ・ロッテルダム動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生! ~ オリンカが貫録の出産
オランダ・ロッテルダム動物園の双子の赤ちゃんは順調に推移 ~ 産室内映像配信と研究プロジェクト支援
オランダ・ロッテルダム動物園の双子の赤ちゃんのライブ映像が人気 ~ オリンカお母さんの手堅い育児
オランダ・ロッテルダム動物園の双子の赤ちゃん、冒険心を発揮し始める ~ 余裕のオリンカお母さん
オランダ・ロッテルダム動物園の双子の赤ちゃんの産室内ライブ映像に日本からの関心の高さに驚く同園
オランダ・ロッテルダム動物園の双子の赤ちゃん、週末にはオリンカお母さんと共に戸外に登場の予定
オランダ・ロッテルダム動物園で誕生の双子の赤ちゃん、オリンカお母さんと共に戸外に初登場
オランダ・ロッテルダム動物園のオリンカお母さんの完璧な赤ちゃん監視体勢 ~ 自由を尊重のオランダ社会
オランダ・ロッテルダム動物園でオリンカお母さんが赤ちゃんに水泳教室開始 ~ 決して急がぬ巧みな誘導法
オランダ・ロッテルダム動物園の双子の赤ちゃんの順調な水泳教室と性別判定のための同園の奇妙な呼びかけ
by polarbearmaniac | 2015-03-30 14:30 | Polarbearology

ロシアのマスコミがシルカの大阪・天王寺動物園到着を報じる ~ 「売却金額は約43万ドル」 は事実か?

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天王寺動物園に到着したシルカ Photo(C)大阪・天王寺動物園

ロシア・ノヴォシビルスク動物園で2013年12月11日に誕生した雌のホッキョクグマであるシルカが昨日3月28日に大阪の天王寺動物園に無事到着したことは同園の公式ブログで報じられています。 このシルカの天王寺動物園到着についてロシアの大手紙であるコムソモリスカヤ・プラウダ紙が早速それを報じでいます (3月29日付け “Появились первые фотографии новосибирской медведицы Шилки в зоопарке Японии”)。 そして天王寺動物園が公表した到着直後のシルカの写真を紹介していますが、やはり長旅の直後のためにシルカは「痛々しい」(” вызывают жалость” をそう訳しておきます)姿であると述べています。

この報道で一つ注目すべきことは、コムソモリスカヤ・プラウダ紙はこのシルカ売却についてノヴォシビルスク動物園が受け取った金額)が約2千5百万ルーブル(3月29日現時点での最新の為替換算では約43万ドル)だったらしいということを報じていますが、これが本当に確実な数字なのかはわかりません。 ” Говорят...” は 「...と言われている」 という意味ですが、これを敢えて他言語に類似した言い方も求めるならば、要するにドイツ語で “Man sagt...” という言い方に近いでしょう。 本当にこの数字が正しいのかということですが、シロ園長は昨年春にシルカの希望売却金額を25万ドルから37万ドルを希望していたわけで、シロ園長が今回のシルカの売却金額には満足しているような記者会見での様子を考えれば、シルカの売却金額はコムソモリスカヤ・プラウダ紙の報じている金額はやや高いもののそれほど大きな間違いではないような気がします。

ただし考えねばならないのは為替の問題であり、欧米の対ロシア制裁の影響からルーブルが米ドルに対して大きく下落している最近の為替の状況から考えれば、実際はコムソモリスカヤ・プラウダ紙の報じた金額よりも!0~15% 安い金額だっただろうと考えるのが妥当と思われます。 少なくとも報じられている米ドル換算の約43万ドルを超えるものではなかったことだけは間違いないでしょう。

ホッキョクグマについては地域をまたいでの複数園間での異血統との個体交換・移動というものが繁殖計画の中に組み入れられていくという方向に進んでいっているわけで「欲しいから買う」という時代ではなくなりつつあるわけです。 これはもう何度も以前から書いていますが、「ホッキョクグマの市場価格」という考え方自体が溶解の過程にあるということです。

(資料)
Комсомольская правда (Mar.29 2015 - Появились первые фотографии новосибирской медведицы Шилки в зоопарке Японии)

(過去関連投稿)
ロシア、ノヴォシビルスク動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ ロッシーの双子兄弟が父親となる
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ロシア・西シベリア、ノヴォシビルスク動物園で誕生の赤ちゃんの性別は雌(メス)と判明
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ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシルカが大阪・天王寺動物園へ! ~ 「ロシア血統の闇」の深淵を覗く
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシルカ (Шилка Красиновна) の偉大で華麗な血族たち
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ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシルカがノヴォシビルスクを出発し空路モスクワへ ~ 日本への旅立ち
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシルカの出発に感じた後味の悪さ ~ 大阪市発表を知らなかったロシア側
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシルカが無事日本に到着 ~ 天王寺動物園にライブカメラ設置を要請の意向
by polarbearmaniac | 2015-03-29 20:30 | Polarbearology

「花と春の女神」 フローラ(Flora - 仮称)とバフィンお母さんの華やかなる土曜日 ~ 美しきその成長

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「花と春の女神」 フローラ(仮称)の季節がやってきた。
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本当に暖かい季節が到来している大阪である。
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バフィン親子にとって暖かい季節は必ずしも歓迎すべきものではないかもしれないが。
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この親子の関係、接近していたり離れていたりで、なかなか多彩な姿を見せている。
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一般公開後、このバフィンお母さんの母親振りは安定度を増している。
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こうして育児初体験のバフィンが苦心しながらもうまくフローラに接しているのは、娘を放置すべき場面と関与すべき場面をうまくコントロールできているからである。 ここにバフィンの母親としての天性の優れた能力を垣間見ることができる。
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勿論まだまだ粗削りな面は多いのだが、私はバフィンがここまで見事に母親役を演じるとは予想もしていなかった。
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こうしたバフィンお母さんに見守られフローラはすくすくと、そして美しく成長しつつある。
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今日は木の枝という小道具を用いて娘を水に親しませたいと考えているらしいバフィンお母さんである。
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実はこういったことはなかなか難しいのである。
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水には興味がないわけではないフローラ。

木の枝を小道具にしてフローラを水に親しませたいバフィンお母さん)

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フローラが泳ぎだすのも時間の問題だろう。 彼女にとって泳ぎとは目の前に存在している克服すべき大きな関門ではないのである。 水というものはフローラにとっての大きな境界線にはなっていない。 だから、泳ぎ出すことそのものは大きな事件ではないと思われる。
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泳ぎよりもバフィンお母さんとのスキンシップに関心があるフローラ。
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バフィンお母さんに甘えるフローラ - 1

バフィンお母さんに甘えるフローラ - 2

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昼時のバフィン親子

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いろいろと多彩な表情を見せてくれる「花と春の女神」 のフローラである。
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バフィン親子のお昼寝
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なにしろバフィンお母さん御自慢の娘であるフローラなのだ。
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Nikon D5300
シグマ APO 50-500mm f/4.5-6.3 DG OS HSM
(Mar.28 2015 @大阪・天王寺動物園)

(*注 - フローラというのは勿論、この赤ちゃんの正式な名前が決まるまで私が便宜上、勝手につけた仮称である。)
by polarbearmaniac | 2015-03-28 23:45 | しろくま紀行

ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシルカが無事日本に到着 ~ 天王寺動物園にライブカメラ設置を要請の意向

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シルカ (2014年9月12日撮影 於 ロシア・ノヴォシビルスク動物園)

ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシルカが無事に東京(つまり成田)に到着したところまではノヴォシビルスク動物園のシロ園長のもとに本日午後に連絡が入ったそうです。 ノヴォシビルスクのTVニュースが伝えていますので下の映像をご覧下さい。 



フローラ(仮称)の映像はどうも私の動画が使用されてしまっているようです。 それから、天王寺動物園はノヴォシビルスク動物園とホッキョクグマの飼育展示場の感じが似ているが、プールの広さはノヴォシビルスク動物園には及ばないとも言っています。 まあそれは事実です。
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シロ園長の記者会見 Photo(C)Сибкрай.ru

シロ園長はそれに先立って昨日26日に記者会見を開きました。 シロ園長はシルカ出発の際のゴタゴタが非常に不快だったようで、集まってきたファンの方々に対してかなり怒っている様子です。 いろいろ言っていますが単なる自己弁護でしょう。 ただしかし、天王寺動物園に対して飼育展示場にライブカメラを設置することを依頼してほしいというそういったノヴォシビルスクのファンの方々のリクエストには応えたいと記者会見で話しています。 (*追記 - その後シロ園長は3月30日付のノーボスチ通信との単独インタビュー記事で、このライブカメラ設置を大阪に依頼することについては非常に消極的な発言を行っています。)

それからシルカの売却金額ですが、一切話せないと言っていますがそれはもっともでしょう。 ただし話の全体のニュアンスから感じるのは、シロ園長が希望していた金額で売ることができたという満足感が感じられます。 シルカ輸送の便名は、どうも私の予想で正しいようです。 シルカはやはりモスクワで一泊したようで、シロ園長は何度もモスクワに電話して(モスクワ動物園の担当者に)シルカにちゃんと水を与えているかを確認したと話しています。 要するに26日夜の便にシルカは搭載されたということです。 26日にはJAL便(ドモジェトヴォ空港発)はありませんので、やはりシェレメーチェヴォ空港発のSU便だったということです。 そういったシロ園長の記者会見も含めて別のTV局のニュース映像を見てみましょう。 シロ園長が天王寺動物園の飼育展示場やゴーゴについて説明しているシーンも映っています。 開始後5分30秒あたりからがシルカ関連のニュースです。



天王寺動物園の飼育展示場にノヴォシビルスク動物園に設置されたようなライブカメラが設置されれは確かにおもしろいでしょう。 我々が日本からノヴォシビルスク動物園の飼育展示場をライブ映像で見ていたように、今度はノヴォシビルスクの市民が大阪の飼育展示場をライブ映像で見られれば素晴らしいと思います。

さて、本日(27日)中のシルカの天王寺動物園到着はやはり無理だったのでしょうか。 もともと27日か28日と言っていましたので明日28日に入園でも想定内ではありますが。

(資料)
ГТРК Новосибирск (Mar.27 2015 - Новосибирская медведица Шилка благополучно добралась до Японии)
Новосибирские новости (Mar.27 2015 - Где поселят Шилку в Японии)
СибКрай.ru (Mar.26 2015 - Цена отправки Шилки в Японию: Столько никто не даст)
(*追記資料)
НГС.НОВОСТИ (Mar.30 2015 - Ростислав Шило: «Скоро поставим кинотеатр»)

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by polarbearmaniac | 2015-03-27 23:45 | Polarbearology

札幌・円山動物園の赤ちゃん、二度目の戸外登場 ~ 一般公開開始日は4月1日か3日か?

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Photo(C)円山動物園

札幌・円山動物園で昨年12月21日にララお母さんから誕生した一頭の赤ちゃんですが、26日に二度目の環境訓練が実施されたことを同園の公式ブログで飼育員さんが報じています。 貴重な写真を再度お借りさせていただきます。 赤ちゃんの性別予想については前回の投稿から変化はありません。

過去のララファミリーの幼年個体の戸外登場・一般公開のデータは以下です。

ツヨシ 2003年12月11日誕生、一般公開は2004年3月19日 
(生後100日)
ピリカ 2005年12月15日誕生、一般公開は2006年4月1日  
(生後107日)
イコロ、キロル 2008年12月9日誕生、一般公開は2009年3月20日
(生後101日)
アイラ 2010年12月25日誕生、戸外初登場は2011年3月31日 (*一般公開は翌日4月1日) (*一般公開は生後97日)
マルル、ポロロ 2012年12月8日誕生、戸外初登場は2013年3月21日 (*一般公開は翌日3月22日) (*一般公開は生後104日)
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Photo(C)円山動物園

今回の赤ちゃんの成育の状態や温暖となった今年の天候を考慮すると一般公開開始は区切りよく4月1日(水) と考えてもよいかもしれません。 生後101日経過という段階になるはずです。 しかし同園はここのところ金曜日をホッキョクグマの赤ちゃんの一般公開初日とする傾向が圧倒的です(ピリカの場合は土曜日だったようですが)。 とすれば以前からの予想通りやはり今回も4月3日(金)でしょうか。 前者の可能性30%、後者の可能性70%と私は考えます。

(資料)
円山動物園・公式ブログ (しろくま通信/Mar.26 2015 - 二回目

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by polarbearmaniac | 2015-03-27 12:00 | Polarbearology

ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシルカの出発に感じた後味の悪さ ~ 大阪市発表を知らなかったロシア側

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Photo(C)Сибкрай.ru

ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシルカが25日(水曜日)にノヴォシビルスク動物園を後にして空路モスクワへ向かった件については「ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシルカがノヴォシビルスクを出発し空路モスクワへ ~ 日本への旅立ち」という投稿でご初回した通りです。 これを報じる地元TVのニュース映像をご紹介しておきます。 シルカ搬出の様子がご覧になれます。 この放送の最後に25日夜(つまりシルカ出発後)のシロ園長への電話インタビューが行われていますがシロ園長は「シルカがどこに行くかなどは私は知らない。そもそもいったい誰が彼女が連れていかれたなどと言っているのか? こんな質問などには答えられない。」 と怒りの声で答えています。



また別の映像です。



さらにコムソモリスカヤ・プラウダ紙が現地のシルカファンの方々の撮られた映像を公開していますので、それもご覧下さい。 下をクリックしていただき開いたコムソモリスカヤ・プラウダ紙の記事の一番下をクリックしていただくとご覧になれます。赤い服装はシロ園長です。


(*後記 - 上の映像をアップしてみましたので下でご覧下さい。)


シロ園長はシルカの同園からの出発については一切外部に知らせたくないという態度で一環していたわけです。 しかしそれを貫徹するならばシロ園長は大阪市(あるいは購入企業)に対して、シルカの天王寺動物園入園に関する公式発表をシルカの日本到着後に行ってほしいと事前に依頼しておかねばならなかったはずです。 ネットの発達した現在において、たとえ日本語であれ大阪市が公式発表してしまえば、その情報がノヴォシビルスクに住んでいる方々にも分かってしまうのは時間の問題だったわけです。 コムソモリスカヤ・プラウダ紙はシルカの行先が大阪の天王寺動物園であり、そして到着が27日か28日であることを当ブログのみを情報ソースとして報道したわけです。 シルカの件でノヴォシビルスク動物園の姿勢と対応に対して失望し、そして批判的になったシルカのファンの方々は、ノヴォシビルスク動物園の情報よりも日本人からの情報の方が信用できると考えたのに間違いありません。 重ねて申し上げておきますが、私がノヴォシビルスクに住むシルカのファンの方々にシルカ出発の日程に関する情報を積極的に流したわけではありません。 私は大阪市からの発表とマスコミの発表からシルカ移動の情報を得て、自分の意見を入れてそれを日本語で当ブログに書いただけです。 しかしネットの発達した現代ですから世界中の誰からも他の国に住む人間がネット上に書いた情報を読めるわけです。 シロ園長は最後まで今回のシルカの移動日程に関する情報のソースが日本人の書いたブログの内容に過ぎないので、単なる「噂」のレベルとしておいてよいと考えていたようで、そのブログが大阪市という日本の大都市の自治体が行った公式発表をソースにしていたことは最後まで全く理解できなかったわけです。 ですから25日、つまりシルカの出発日の午後になってもノヴォシビルスク動物園は平然とシルカ出発に関する日程と行先を否定し続け、挙句の果てには輸送機材の関係で4月5日頃まではシルカはノヴォシビルスクに留まっているなどという明らかに事実とは程遠い情報をマスコミに流しさえしたわけです。 これは実に醜態でした。
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Photo(C)ГТРК Новосибирск

ロシアの大手マスコミのコムソモリスカヤ・プラウダ紙はノヴォシビルスク動物園のシルカに対する扱いに批判的であり、そして地元のシルカファンには好意的な記事を書いています。 そういった大手紙のコムソモリスカヤ・プラウダ紙を苦々しく思っていた数社のマスコミは、25日正午過ぎになってノヴォシビルスク動物園から「輸送機材の関係で4月5日頃まではシルカはノヴォシビルスクに留まっている」 というコメントを取り、そして25日中にもシルカは同園を出発するという情報を他社に先行して流したコムソモリスカヤ・プラウダ紙に冷水を浴びせようとしたわけです。 ところがこのマスコミ数社は実際にシルカが25日夕方にノヴォシビルスク動物園を出発した情報に接して絶句してしまい、実に哀れな事実上の訂正記事を書いたわけでした。 コムソモリスカヤ・プラウダ紙に批判的だったこのマスコミ数社も当ブログの内容を見ていたわけですが、当ブログの投稿記事のソースが大阪市の正式発表であることまではわからなかったということです。 私は情報ソースについては徹底的に記事にリンクを貼り巡らしているにもかかわらず、ロシアのマスコミはそれに全く気付かないまま報道を行い、大きな情報の混乱を引き起こしてしまったわけです。 しかし今回のシルカ出発について最も大きく評価を落としたのは間違いなくシロ園長でしょう。 これでは市民から反発が出て当然でしょう。 とにかくやり方が荒っぽ過ぎます。 下手くそ過ぎて話になりませんね。 なんとも後味の悪い、そして苦みのあるシルカのノヴォシビルスクからの旅立ちでした。 シルカには本当に気の毒なことをしました。 結果的に私自身までもが今回の混乱の当事者にされてしまい、彼女には謝らねばなりません。

さて、25日の午後3時過ぎにノヴォシビルスク動物園を出発してモスクワに向かった問題のシルカですが輸送機材の貨物積載スペースの関係で私の予想では以下で来日すると思います。 あくまでも予想です。

ノヴォシビルスク発 SU 1461便       25日17:35発
モスクワ・シェレメーチエヴォ着      25日19:00着
モスクワ・シェレメーチエヴォ発 SU 260便  26日20:00発
成田着                  27日 11:40着

多分モスクワのシェレメーチエヴォ空港内の特別区域でシルカは一日過ごし、そこでモスクワ動物園のスタッフからの健康チェックを受け翌日のアエロフロート便(SU)に搭載されたのではないでしょうか。 時間的にいって25日夜のSU便に接続・日本到着26日は無理だろうと考えるからです。

シルカ、なんとか元気に日本に到着してほしいものです。

(*追記 - ノヴォシビルスク動物園がようやくHPでシルカの大阪・天王寺動物園への移動を公式発表しました。 天王寺動物園が最終的に選ばれたのは過去における繁殖実績が評価されたためだそうです。)

(資料)
ГТРК Новосибирск (Mar.26 2015 - Новосибирцы обсуждают переезд медвежонка Шилки)
Комсомольская правда (Mar.26 2015 - Белую медведицу Шилку посадили на самолет до Москвы)
(*追記資料)
Новосибирский зоопарк (Mar.26 2015 - Белого медвежонка Шилку отправили в Японию)

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by polarbearmaniac | 2015-03-27 01:30 | Polarbearology

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