街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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大阪・天王寺動物園のバフィンの視力に生じた障害に抗生物質投与が開始される

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バフィン (2015年8月28日撮影)

大阪・天王寺動物園のバフィンの視力に重大な問題が生じている件については先日の8月28,28日の訪問記である「居残った夏の金曜日、バフィン親子の姿 ~ バフィンの視力に生じた重大な懸念」、及び「一息ついた大阪の猛暑で『帰宅拒否』したバフィン親子 ~『夜の動物園』のフラッシュが視力悪化の原因か?」をご参照下さい。同園のスタッフの方の30日付のブログを拝見しますと、バフィンお母さんの「帰宅拒否」はさらに続いていて現在に至っているそうです。やはり視力の悪化(「目の炎症」と書かれていますが)との関係が指摘されており、バフィンお母さんに抗生物質の投与が始まったそうです。おそらく海外の例でもあるように直接、至近距離から眼に抗生物質を噴射するという方法が採用されているのではないかと考えられますが投与方法の詳細については触れられていません。早速治療が開始されたことは大いに歓迎すべきことだと思います。
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バフィン (2015年8月29日撮影)

眼の炎症ということであるならば抗生物質の投与は間違いなく、かなりの効果があると期待できます。とにかく段差の非常に多い同園の飼育展示場では、視力に問題が生じた場合に個体への影響が大きく、動き回れないためにストレスを過大に感じることは間違いないと思われます。モモも母親の異変に気が付いたようで日曜日の段階で少し元気が無くなっているようです。少なくとも土曜日にはモモは普通にはしゃぎまわっていたように私には見えましたが、やはりここにきて「お母さんが何かおかしい」と感じたようです。バフィンお母さんの今後の経過についても是非ともスタッフの方のブログで明らかにしてほしいと思います。

(資料)
天王寺動物園スタッフブログ (Aug.30 2015 - 「バフィンの現状」

(過去関連投稿)
居残った夏の金曜日、バフィン親子の姿 ~ バフィンの視力に生じた重大な懸念
一息ついた大阪の猛暑で「帰宅拒否」したバフィン親子 ~ 「夜の動物園」のフラッシュが視力悪化の原因か?
by polarbearmaniac | 2015-08-31 00:30 | Polarbearology

南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子の最近の映像 ~ 映像量と国際的認知度の不一致例

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フロッケお母さんとホープ Photo(C)DESCHARMES Dionne

昨年暮れに誕生した赤ちゃんたち(正確には少なくとも生後半年が経過するともう「赤ちゃん」とは言えませんが、適当な日本語がありません)のうち本ブログではモスクワ、札幌、大阪を夏以降は集中的に扱ってきました。それは欧州から発信される「世界のホッキョクグマ情報」というものからは非常に希薄にしか報じられないのがこの三都市であるというのが現状です。キリル文字で書かれるロシア語や漢字と仮名で書かれる日本語などを「解読」して情報を得ようとする欧米のホッキョクグマファンはいないというのが現状ではあります。そういう現状ではシモーナやララが「偉大なる母」であるなどという事実は欧米では理解されないということです。ネット上での映像の量の面では大阪のモモと札幌のオクタヴィアン(仮称)は世界の動物園の他の赤ちゃんたちを圧倒していますが国際的認知度は非常に低く、映像のタイトルが日本語を中心としたものですと、これまた欧米のファンからはそれらの映像に遭遇する機会はないということです。少なくとも映像のタイトルから日本語というものを放逐しないといけないわけですが(日本語と英語を混ぜるのは検索面で逆効果となる場合があります)、私は自分の撮った映像の再生数を増やして金銭を得たいなどとは思ってはいませんので、タイトルには一切日本語を入れず、なんとか日本やロシアのホッキョクグマたちのごく日常の姿が少しでも欧米の方々の眼に触れるようにしてやりたいと考えて実践しています。 我々日本人は何事においても決して「内向き」であってはならないわけです。

ところが非常に映像の数は非常に少ないものの国際的には認知度の高い赤ちゃんに、昨年11月26日に南フランス・コートダジュール、アンティーブのマリンランドでフロッケお母さんから誕生した雌の赤ちゃんのホープがいるわけです。人工哺育で育てられたフロッケが出産・育児に成功したという非常に意義深いケースでもあるために欧米では有名となっているわけですが、現実にはこのホープの様子を伝える映像は量的には数が多くありません。そういったものの中からこの夏におけるマリンランドTVの公式映像をご紹介しておきます。ホープは非常に美しく成長しつつあり、確かに雌(メス)の赤ちゃんらし「可愛らしさ」というものを発散しています。



それからかなり日数的には遡るわけですが今年4月下旬の映像のうち最近公開されたものをご紹介しておきます。





人工哺育された雌の個体がいざ母親となった時に子供にどう接するのか、そして他の母親たちとの育児のやり方とは異なる点があるのかなどは実に興味深いテーマではあるのですが、地元のアンティーブにはホッキョクグマファンはいないようで定期的にフロッケ親子を映像にしているのがマリンランドの公式TVだけであるというのが残念ではあります。

(資料)
donaukurier.de (Aug.4 2015 - Aus Nürnberg an die Côte d’Azur)

(過去関連投稿)
南フランス・アンティーブのマリンランドでのフロッケとラスプーチン ~ マリンランドTVの映像より
南フランス・アンティーブのフロッケの誕生日 ~ 書かれうるか、人工哺育論の最終章のページ
南フランス・コートダジュール、アンティーブのマリンランドのフロッケに立ちはだかる「繁殖」 という壁
南フランス・アンティーブ、マリンランドでフロッケが出産に成功! ~ 雌の人工哺育個体繁殖不能論の崩壊
南フランス・アンティーブ、マリンランドで昨年11月下旬に誕生した赤ちゃんの産室内映像が公開
南フランス・アンティーブ、マリンランドでの 「ホッキョクグマ誕生の舞台裏」 を描いたTVドキュメンタリー
南フランス・アンティーブ、マリンランドで誕生のフロッケの赤ちゃん戸外に登場 ~ 性別は雌(メス)と判明
南フランス・アンティーブ、マリンランドで誕生の雌の赤ちゃんの戸外での様子を報じる映像公開
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子の近況 ~ “Découvrez l'histoire de Flocke”
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケの雌の赤ちゃんの名前が "ホープ (Hope)" に決まる
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケお母さんと雌の赤ちゃんのホープの近況
「ロシア血統の謎」に迫る(1) ~ ラスプーチン、ゲルダ、血統番号2893個体の三頭の謎を追う
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子を訪問したニュルンベルク動物園のスタッフ
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子の近況 ~ 母親からの刺激の少ない親子か?

(2011年7月アンティーブのマリンランド訪問記)  
アンティーブのマリンランドへ! ~ フロッケとラスプーチンとの初対面
理念無き商業娯楽施設でのフロッケとラスプーチンの存在
(2015年1月アンティーブのマリンランド訪問記)
元旦事始めはアンティーブのマリンランドへ ~ 回遊のラスプーチンとの再会
by polarbearmaniac | 2015-08-30 23:55 | Polarbearology

一息ついた大阪の猛暑で「帰宅拒否」したバフィン親子 ~ 「夜の動物園」のフラッシュが視力悪化の原因か?

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青空の見えない土曜日の大阪。 昼頃までホテルの部屋でのんびりすることにし、その後に動物園へ。
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バフィンの視力のことについてはやはり心配である。
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モモはそんなことはお構いなしに今日も元気が良い。
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以前札幌のララが前脚をケガしたことがあったが、イコロとキロルの双子は母親の異常に気が付いて急に元気が無くなってしまったことがあった。しかし今日のモモはそういう感じはしない。モモからはバフィンお母さんの視力の問題は気が付かない程度のものなのだろう。
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上からモモを見守るバフィンお母さん。
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モモは本当に力強くなった。

モモとバフィンお母さん

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しかし私にはどうしてもこのバフィンの視力のことが気になって、そういう観点ばかりでこの親子を見ていた。
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実は昨日このバフィンは、明らかに生じている視力低下が原因で前脚を大きく段差から踏み外しているのである。よくあれで捻挫しなかったものだと思う。 
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しかし明らかに彼女は視力も問題で苛立ちを感じているようである。以下の地面を引っ掻くシーンだが、これは彼女のフラストレーションを示していると見て間違いないだろう。 こういうことは彼女はモモと一緒に戸外に登場してからは行わなかったように思うのだ。

苛立ちを態度で示しているらしいバフィンお母さん

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やがで午後一時半を過ぎ収容の時間となったが室内にはなかなか入らない。 そのために午後のシルカのおやつタイムは中止となった。
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多分この親子を室内に入れようとして用意されていたはずの肉をモモが咥えて走り出てきた。
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「してやったり!」と思っているらしいモモはこれで遊び始める。
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「お母さんにも一口頂戴な!」 とバフィンお母さん。
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そうはさせじと逃げるモモ。

バフィンお母さんから逃げて肉を食べるモモ

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やはり現在の状態のバフィンお母さんではモモのスピードには付いていけないのである。
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結局モモだけが楽しんだ肉であった。
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依然として「帰宅拒否」のバフィン親子である。 15時半近くまで動物園にいたが、結局この状態である。
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バフィンの視力の状態が良くないのは事実である。 しかしパッチリと両目を開く瞬間もある。だから炎症ではなく、やはり視力という機能そのものの問題だろうと思われる。 となれば、点眼治療は炎症には非常に効果があっても視力そのものに生じている問題に対してはあまり効果はないかもしれない。しかしなんとか治療を試みてやってほしい。 まさか「夜の動物園」で「家族連れ」という名の愚民のカメラが光らせる多くのフラッシュを浴びることによって以前からバフィンに問題のあった視力が急に一層悪化したなどとは思いたくないが、可能性としては完全には排除できないかもしれない。 なにしろ天王寺動物園の「夜の動物園」はすごい人出だったそうである。 動物などは全然見ることができず人間の頭しか見えなかったと語る人すらいるほどである(タクシー運転手の話)。
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結局今日はシルカの登場を見ぬまま動物園を後にした。交替展示というものの難しさを痛感した。

Nikon D5500
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO
Panasonic HC-W870M
(Aug.29 2015 @大阪・天王寺動物園)
by polarbearmaniac | 2015-08-29 23:45 | しろくま紀行

暑さを無視したシルカ(Шилка)の生活ペースの確立 ~ "Mein Lebenslauf ist Lieb' und Lust"

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このシルカ(Shilka/Шилка)がこれほど暑さを無視しているかのように一日を過ごすというのは想像しにくいことであった。
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シルカ登場に際して行われるのがおやつタイムである。
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やはり肉が好きなシルカである。
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おもちゃ遊びも快調である。

多彩に遊ぶシルカ

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何かを期待しているシルカ

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何かがもらえるときの期待の眼の輝きはすごいものだ。
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氷のケーキのプレゼント

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毎日が充実のシルカである。

プールを大きく使用するシルカ

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なにしろ、おもちゃはたくさんもらっている。
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よりどりみどりなのである。
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憂いの無さそうに見えるシルカである。
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Nikon D5500
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
Panasonic HC-W870M
(Aug.28 2015 @大阪・天王寺動物園)
by polarbearmaniac | 2015-08-28 23:55 | しろくま紀行

居残った夏の金曜日、バフィン親子の姿 ~ バフィンの視力に生じた重大な懸念

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夏の暑さの去らない大阪の金曜日、バフィン親子は元気である。
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モモにとってバフィンお母さんは掛けがえのない遊び相手でもある。
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バフィンお母さんンとモモの親子の遊び

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そう簡単にモモに屈するようなバフィンお母さんではない。
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適当にやり過ごすということはしないバフィンお母さんである。そこがララお母さんとは少し違うのである。
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しかし最近のバフィンお母さんの表情は柔らかい。
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しかし、飼育員さんから非常に気になる話を聞いてしまった。
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バフィンの視力がかなり低下しているそうである。
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昨年からややそういった傾向があったらしいが、日によって調子が良かったりそうでもなかったりというムラがある状態だそうである。最近は銚子がよくなっていたものの昨日からまた状態が悪くなっているそうである。しかし私は昨日はそういったことは全く感じなかったのだが..。かなり視野が狭くなっているらしいのだ。人間で言えば緑内障に似た症状ということになるが、ホッキョクグマではどうなのだろうか? 確かに今日は眼を閉じている時間が長いのが気になる。

眼を閉じている時間の比較的長いバフィン

さらに本日撮影した以下の映像におけるバフィンの歩き方をじっくりとご覧頂きたい。 左眼が見えていないか、それとも左半分の視野が非常に狭くなっているかのどちらかであることをうかがわせる。 まず開始後17秒であるが、バフィンは左側の障害物に顔が接触している。左眼の視力が完全ならば起き得ないことである。 次に開始後50秒から55秒までの左前脚の地面への着き方だが、落差の距離をうまく把握できていない不自然なものである。さらに開始後2分10秒からのシーンでバフィンは前に段差があるかどうかを把握できていないので左前脚をそっと前に出すという不自然さである。 つまりこれらから言えることは、飼育員さんのおっしゃられているバフィンの視力の問題は事実であるということである。

バフィンの左側の視力に問題があることをうかがわせるシーン

さらにバフィンはChuffing と呼ばれる鼻と腹で鳴らす音を発しているが、これは彼女が視力によって周囲を完全に把握できないことに対する苛立ちのためであることは間違いない。モモが成長してからはバフィンはこの音を久しく出さなくなっていたわけだが、ここにきて視力に障害が生じている自らに対する焦りを感じているためだと思われる。

運動量が減ったバフィン

この天王寺動物園の飼育展示場は非常に段差が多い。視力に障害があるホッキョクグマにとっては非常に苦労の大きくなる場所なのである。そのためにバフィンはこの洞窟のような場所に留まる時間が非常に長くなった。非常に気の毒である。ホッキョクグマに対する点眼治療については以前に「中国・黒龍江省、哈爾濱極地館のホッキョクグマ、河徳の眼科治療」という投稿を行っている。だから薬の点眼は不可能ではないのである。なんとかバフィンに対して治療を行ってやってほしい。
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どうがモモもバフィンお母さんを困らせないでやってほしい。
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収容の時間が迫ってきた。

収容の時間を待つバフィンお母さんとモモ

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Nikon D5500
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
Panasonic HC-W870M
(Aug.28 2015 @大阪・天王寺動物園)
by polarbearmaniac | 2015-08-28 23:45 | しろくま紀行

シルカ(Shilka/Шилка) に漂うロシア的雰囲気を感じて先日のロシア滞在を懐かしむ

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このシルカの顔を見ていると、先日まで旅行していたロシアのことが懐かしくなる。やはりシルカはロシアのホッキョクグマである。
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シルカ登場とおやつの時間

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氷のケーキがもらえた!

氷のケーキのプレゼント

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シルカの水中のおもちゃ遊び

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ホッキョクグマという同じ種に国籍の違いなどあるはずがないのだが、私はどういうわけかロシアのホッキョクグマが好きである。 何か非常に個性的な感じがするからである。
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このシルカは本当に素晴らしい個体だと思う。
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こういったロシアのホッキョクグマ独特の体型の秘密は、ロシアにおいては魚を多く給餌されていることが理由である。 肉の量そのものはロシアが日本よりほんの少し多い程度なのだが、魚については圧倒的にロシアのホッキョクグマたちは多くもらって食べているのである。 この魚の量の多さが繁殖能力に関係があるかどうかだが、私はやはり何か有利な点があるような気がする。

シルカの表情の変化

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本当に素晴らしいホッキョクグマが日本にやってきたものである。将来のパートナーはゴーゴではない別血統の雄が必要ではあるが。
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Nikon D5500
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
Panasonic HC-W870M
(Aug.27 2015 @大阪・天王寺動物園)

(過去関連投稿)
爽やかな土曜日、円山動物園のホッキョクグマたち ~ 太ったララをどう考えるか?
by polarbearmaniac | 2015-08-27 23:50 | しろくま紀行

モモの成長を支える彼女の自己認識の優秀さ ~ 瞬間瞬間における自らの立ち位置を本能的に理解

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段々と顔付が父親であるゴーゴに似てきた感じのするモモである。
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逞しさも備わってきたモモである。
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やはり今のところ水遊びがモモの生活の大きな部分を担っている。
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それはバフィンお母さんと一緒の遊びもある。
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しかし基本的には次第に彼女独自の遊びの割合が増えてきたようである。

モモの単独の遊び

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母親と一緒の遊びなのか、それとも単独の遊びなのかは、前者が先行して時間が経過すると後者に移行するという傾向は当然このモモにも当てはまっている。以下の映像は全て開園から午前11時頃までの様子の断片をつなぎ合わせたものであり全体で25分間もあるが、この親子の遊びにおける関係のエッセンスはほとんど全て含まれていると考えている。

午前中のモモの遊びと、それに関与するバフィンお母さん

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私が思うに、モモはよく母親の状態を把握している。 そのために決して無理な遊びを母親にねだったりなどしないように見える。その時点その時点における自分の立ち位置がよくわかっているのがモモの特徴だろう。
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氷のケーキのプレゼントである。

氷のケーキのプレゼント

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このモモというのはバランス感覚に優れた幼年個体になりつつあるように思う。
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少なくとも札幌のオクタヴィアン(仮称)よりは、はるかにバランスがとれているように見える。しかし今後の成長の過程でどのようになっていくかはまだ予想できない点も多い。

Nikon D5500
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
Panasonic HC-W870M
(Aug.27 2015 @大阪・天王寺動物園)
by polarbearmaniac | 2015-08-27 23:40 | しろくま紀行

残暑厳しい大阪、天王寺動物園のバフィンの獲得した、母親であるが故の雌としての美しさ

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バフィンお母さん、おはようございます!
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バフィンの表情はかつてに比べれば際立って温和になったことに驚いてしまう。
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やはり母親たるべき試練を突破し、そしてモモをここまで育ててきた満足感が表情に自然に現れてきたのだろう。こういう点がかつての男鹿水族館のクルミなどとは大きく異なる点なのである。
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23歳にもなってこうして初めての育児を行っているバフィンからは、春先のような力みや過多な気負いは消え、丸味を帯びた母性を漂わせるようになった。

バフィンお母さんのモモへの授乳

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そしてさらにモモとの関係において、それはある種のDivertimento が奏でられ始めているといってよい。 
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それはある種の母親としての「喜遊」に他ならない。

フィンお母さんとモモの水におけるやりとり

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このバフィンは母親としての最低限を行えばそれでよし、そういった考え方を乗り越えることに見事に成功した。 
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バフィンとモモとの親子関係の充実感は、かつての男鹿水族館のクルミとミルクとの親子関係に大差をつけて遥かに凌駕するに至ったのである。これは誰の眼にも明らかだろう。
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バフィンはありとあらゆる点でクルミに優ったホッキョクグマだったのである。

バフィンの表情の変化

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このバフィンの母親としての遺された日は次第に少なくなっていく。それは今回のモモの出産、そしてその育児が彼女の人生(Bear's life)にとっては最後のものだからである。
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そういったことを無意識にでも自覚しているのかどうかはわからないが、バフィンはゆっくりと確実に、そしてそこに愉楽を入れつつモモとの貴重な日々を刻んでいるのである。
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Nikon D5500
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
Panasonic HC-W870M
(Aug.27 2015 @大阪・天王寺動物園)
by polarbearmaniac | 2015-08-27 23:30 | しろくま紀行

ベルリン動物園の故クヌート(2006~2011)の死因は「抗NMDA受容体抗体脳炎」 ~ ウィルス不特定の謎解明

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故クヌート(2006~2011) Photo(C)dpa

ベルリン動物園でサーカス出身のホッキョクグマであるトスカから2006年12月に誕生して人工哺育で育てられ、そして2011年3月に飼育展示場において発作を起こして水に転落して死亡したクヌートについてはホッキョクグマファン以外にもよく知られたホッキョクグマでした。おそらく近年では世界で最も有名なホッキョクグマだったと言えるでしょう。

このクヌートの死因についてベルリンのライプニッツ研究所を中心とした専門家チームが徹底的な調査を行い、すでに最終報告書が発表されており、それは「ベルリン動物園の故クヌートの死因解明の最終報告書が発表される ~ 『ウィルス感染による脳炎』」という投稿でご紹介していますのでまずそれをじっくりとご参照下さい。この最終報告書においてもクヌートに脳炎を引き起こしたウィルスが特定できなかったわけです。原因がウィルスにあると結論付けたにもかかわらずそのウィルスが特定できないという状態の不可思議さには問題がないわけではなかったものの、それ以上の原因追究は不可能であったという限界を示してもいたことになります。ところがここにきて、何故ウィルスが特定できないかの理由を解明した新しいクヌートの死因(死を引き起こしたもの - Todesursache) の新しい説明がなされました。これでクヌートの死因の完全な説明がついたものと考えて間違いないでしょう。

ライプニッツ研究所のグリーンウッド教授がベルリンのシャリテ病院の神経学者のチームと共にこのクヌートの死因をさらに追及し、驚くべき結論を導いたとのことです。実はクヌートの脳の組織サンプルを検査したザールラント大学のマイヤー教授が、そのDNA配列に特殊な異常は生じていたことをすでに発見していたわけですが、そういう事実を踏まえてグリーンウッド教授の率いるチームの導いた新しい結論は、クヌートの死をもたらせた原因はなんと人間だけの病気とされている「抗NMDA受容体抗体脳炎 (Anti-NMDA-Rezeptor-Enzephalitis)」だったのだ、ということだそうです。

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(C)Boston Globe

これは、脳の興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸の受容体、NMDA型グルタミン酸受容体に自己抗体ができることよる急性型の脳炎だということです。これをもっと簡単に言えば、あのホラー映画である「エクソシスト」の原作モデルになった少年の症状が、この抗NMDA受容体抗体脳炎の症状そのものだということだそうですから、なんとなく想像もつくような気がします。これについては日本大学医学部・神経内科の亀井聡先生のまとめられた「抗NMDA受容体脳炎の最近の動向」をご参照下さい。二歳の子供がこの症状を起こした時の映像は以下です。



一方この下の映像は「エクソシスト」の一シーンであり、このシーンの少女の状態もこの映画のモデルとなった少年の「抗NMDA受容体抗体脳炎」の症状に極めて近い状態なのだということです。



要するにクヌートはこの状態に陥り、そして水中に落下して死亡したということが今回の新研究の結論ですが、注目されているのは本来人間だけの病気が動物(ホッキョクグマ)にも発生したという点のようで、これはむしろ医学的、生物学的な驚くべき新発見という評価のほうがクヌートの死因という点よりも重要となるものと思われます。

ドイツではこの件について現在報道管制が行われているそうで、おそらくそれはホッキョクグマ(クヌート)のことよりも、人間にとっても医学的発見を意味するからなのかもしれません。異なる種(人間とホッキョクグマ)に同じ病気が発生した...これが驚愕の事実として発表されることになるのでしょう。週末に一斉にドイツで報道されることとなるでしょう。

(*追記 - やはり週末から欧米で大きく報道されています。BBCのニュースをご紹介しておきます。)



(資料)
Berliner Kurier (Aug.24 2015 - Eisbär Knut starb an Menschenkrankheit)
Boston Globe (May 27 2013 - When the brain is under attack)
「抗NMDA受容体脳炎の最近の動向」亀井 聡 日本大学医学部 内科学系 神経内科学分野 主任教授 SAKURA 東京集会 2012 | 2012/11/23
(追加資料)
Scientific Reports (Aug.27 2015 - Anti-NMDA Receptor Encephalitis in the Polar Bear (Ursus maritimus) Knut)

(過去関連投稿)
ベルリン動物園のクヌートが急死! ~ ホッキョクグマのアイドル、死して永遠・不滅の伝説となる...
ベルリン動物園がクヌートの検死解剖結果を発表 ~ 「死は脳に生じた重大な変化が原因」
ベルリン動物園のブラスキエヴィッツ園長、クヌートの脳の疾患について語る
クヌートの死因、脳脊髄液腔(Hirnwasserkammer)の異常とライプニッツ研究所が明らかにする
クヌートの死因の結論出る ~ 脊髄の炎症
クヌートの頭部の断層X線写真の再現画像で見た頭蓋骨 ~ 形状には異常なし
ドイツ・ヴッパータール動物園のイェルカ、突然逝く
ドイツ・ヴッパータール動物園のラルス(クヌートの父)、病状回復へ
ドイツ・ヴッパータール動物園の故イェルカの死因はヘルペスウィルス(Zebra herpesvirus)の感染と判明
ベルリン動物園の故クヌートの死因解明の最終報告書が発表される ~ 「ウィルス感染による脳炎」
by polarbearmaniac | 2015-08-26 22:00 | Polarbearology

オーストラリア・シーワールドのヘンリーがカナダ・コクレーンの「ホッキョクグマ居住村」へ旅立ちが決定

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ヘンリー Photo(C)Sea World Gold Coast

私のロシア滞在中に発表された比較的重要なニュースを投稿しておきます。2013年5月9日にオーストラリア・クイーンズランド州、ゴールドコーストのシーワールド (Sea World) でリアお母さんから誕生した二歳となった雄のヘンリーがリアお母さんに別れを告げて10月初旬にカナダ・オンタリオ州 コクレーン (Cochrane) の「ホッキョクグマ居住村(Polar Bear Habitat)」に移動することが発表されています。ニュース映像をご紹介しておきましょう。



Queensland Polar Bear

Sea World’s much-loved polar bear Henry is jetting off to Canada for a mission that will be vital for the survival of his species. More on this in Queensland's #9News, TONIGHT at 6.00pm.

Posted by 9 News on 2015年8月20日




南半球のオーストラリアで約39年ぶりに誕生したホッキョクグマが、いったいどこの動物園に移動するかは興味のあるところだったわけですが、やはりカナダということになりました。現在コクレーンの「ホッキョクグマ居住村」にはトロント動物園に繁殖目的で頻繁に出張している12歳の雄のイヌクシュクの他には5歳の雄のガヌークが暮らしているわけですが、この「ホッキョクグマ居住村」は現在その飼育施設を大幅に拡張中であり、そういった事情についてシーワールドの飼育責任者がコクレーンに出張して確認し、ヘンリーが暮らす場所としては最適であるという結論を出したそうです。ヘンリーの父親であるネルソンはカナダの野生孤児出身であり、母親のリアはロシア・サンクトペテルブルクの女帝ウスラーダの娘でありカナダにはまだ入っていない血統である点からも、このヘンリーはホッキョクグマの繁殖計画の中に取り込まれていくことは間違いないでしょう。

いまさら言うまでもなく、このオーストラリアのシーワールドのネルソンとハドソンという現在11歳の雄の野生孤児の双子のうちの一頭は当初は男鹿水族館にやってくるはずだったわけですが、幼少期にこの野生孤児の双子を別れさせることは動物福祉(Animal walfare)の点から好ましくないと考えられ、二頭ともシーワールドで飼育されたわけです。そしてその代わりに男鹿水族館にやってきたのはシーワールドが権利を持っていたモスクワ動物園のムルマお母さんの息子、つまり豪太だったということです。

(資料)
Sea World (Aug.20 2015 - Bon Voyage Henry)
Cochrane Polar Bear Habitat, Canada (Aug.20 2015 - Henry the Polar Bear from Down Under Coming to Canada)
Timmins Press (Aug.20 2015 - Polar habitat adding bear from Down Under)

(過去関連投稿)
オーストラリア・クイーンズランド州、シーワールドでホッキョクグマの赤ちゃん誕生!
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで誕生の赤ちゃん、元気に生後二週間が経過
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで誕生の赤ちゃん、元気に生後一か月が経過
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで誕生の赤ちゃん、生後9週間を経て産室内を歩き始める
オーストラリア、ゴールドコーストのシーワールドで5月誕生の赤ちゃんが遂に戸外へ! ~ 性別は雄(オス)
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドの赤ちゃん、ヘンリーと命名され明日から一般公開へ
オーストラリア、シーワールドのリアお母さんの出産時の産室内秘話 ~ 「初産成功」 を特別視すべきか?
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで誕生の雄の赤ちゃん、ヘンリーが遂に一般公開となる
オーストラリア・ゴールドコースト、シーワールドで誕生のヘンリー、生後5か月が経過 ~ 力強い歩み
オーストラリア・ゴールドコースト、シーワールドのヘンリー、元気一杯に遊び回る ~ リアお母さんの母性
オーストラリア、シーワールドのヘンリーのハロウィーン ~ エンリッチメントとしての意味付け
女帝ウスラーダとシモーナ、コーラ、リアの三頭の娘たち ~ 偉大な母親たちの三代の系譜
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで生後7ヶ月が経過したヘンリーの近況
オーストラリア・ゴールドコースト、シーワールドのヘンリーが間もなく一歳へ
オーストラリア・ゴールドコースト、シーワールドのヘンリーが満一歳となる ~ お誕生会が開催
オーストラリア・ゴールドコースト、シーワールドのヘンリーがリアお母さんと共にメインの展示場に登場

(*以下、コクレーンの「ホッキョクグマ居住村(Polar Bear Habitat)」関連)
カナダ・コクレーン、ホッキョクグマ保護施設のナヌークの死 ~ 安住の地で波乱の生涯を終える
カナダ・オンタリオ州、コクレーンのホッキョクグマ保護教育生活文化村の苦闘 ~ 新しい個体を求めて
カナダ・サンフェリシアン原生動物園の双子、旅立ちの時来る ~ 2頭共にケペック水族館へ
カナダ・コクレーンのホッキョクグマ保護教育生活文化村にホッキョクグマ戻る ~ ガヌークの近況
カナダ・コクレーンのホッキョクグマ保護施設のガヌークが発揮した「画才」
カナダでの飼育下期待の星、イヌクシュクの物語
カナダ・コクレーン、保護教育生活文化村のイヌクシュク、繁殖への期待を担って再びトロント動物園へ
カナダ・コクレーン、保護教育生活文化村へのイヌクシュクの帰還とEAZAの狙うミラクの欧州域外流出阻止
カナダ・コクレーン、保護教育生活文化村にイヌクシュクが無事帰還 ~ 息子のガヌークの近況
カナダ・オンタリオ州 コクレーンの保護教育生活文化村に暮らすイヌクシュクとガヌークの父子の近況
カナダ・オンタリオ州 コクレーンの保護教育生活文化村へ州政府から援助金 ~ ガヌークの近況
カナダ・コクレーン、ホッキョクグマ保護教育生活文化村での新しい試み ~ おもちゃに臭いを付着
カナダ・オンタリオ州コクレーン、「ホッキョクグマ居住村 (Polar Bear Habitat)」を紹介した日本のTV番組
by polarbearmaniac | 2015-08-25 18:00 | Polarbearology

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