街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・ノヴォシビルスク動物園でゲルダとクラーシン(カイ)の同居が始まる ~ 従来の繫殖方針維持

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クラーシン(カイ)(Белый медведь Красин/Кай)
(2014年9月13日撮影 於 ノヴォシビルスク動物園)
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ゲルダ (Белая медведица Герда)
(2014年9月13日撮影 於 ノヴォシビルスク動物園)

ロシアのノヴォシビルスク動物園ではゲルダが2015年12月に産んだロスチクが先日、同園内の離れた別の場所に移動させられたわけで、それ以来ゲルダは一頭で暮らしていました。ところが本日地元のメディアが報じたところによりますとゲルダはパートナーであるクラーシン(カイ)と同じ展示場に登場し、この二頭の同居が始まったそうです。映像を御紹介しておきます。





次の映像はモニターカメラの映像をメディアが収録したものです。すでにマウント行為が行われているようにも見えます。



前回、シルカがゲルダから引き離されてしまったあとでゲルダがクラーシンと同居した時のことについては「ロシア、ノヴォシビルスク動物園でクラーシン(カイ)とゲルダの再会、同居開始の光景に割れる市民の意見」という投稿を是非御参照下さい。 さて、こうして今回も結局のところノヴォシビルスク動物園は従来のように「二年サイクル」の繫殖という方針の変更はなかったのだと理解してよいように思います。ただし、ロスチクの将来の移動先がどこになるのかということは同園における今後の繫殖にも大きな影を落とすことになります。仮にロスチクの血統(の多さ)が問題となってロスチクが欧州に移動することが必ずしもすんなりとはいかないということでしたら、ノヴォシビルスク動物園は果たして「二年サイクル」の繁殖を継続することに是非について躊躇せねばならない事情があるということを意味しているように思います。しかしこうして共に9歳であるゲルダとクラーシン(カイ)の同居が再びこの時期に開始されたということは、ノヴォシビルスク動物園にとっては方針の転換を決断できずに、ある種の「成り行き」によってこの二頭を同居させたのだという解釈も可能でしょう。ノヴォシビルスク動物園としてはロスチクの移動先が決定してからゲルダとクラーシン(カイ)との同居を実現させたかったというのが本音ではないでしょうか。モスクワ動物園ではここのところ何年間かシモーナの「二年サイクル」の従来の繁殖の方針を転換してしまっていますので、それとの整合性もロシアのホッキョクグマ界としては問題となってくるわけです。

ともかく、シルカ、ロスチクに続く第三子が今年末に誕生し。そして来年3月頃に屋外に登場してくるという確率は高いような気がします。

(資料)
НГС - Независимые Городские Сайты (Mar.21 2017 - Медведи Кай и Герда встретились спустя год и занялись любовью на глазах у посетителей зоопарка)


(過去関連投稿)
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のゲルダとシルカの母娘が本日突然永遠の別れ ~ ゲルダお母さんの動揺
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクが母親ゲルダと別居となる ~ シルカもいた同園内の別の場所へ
ロシア・ノヴォシビルスク動物園の「二つの愛の心」 ~ "Два любящих сердца"
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクの別居は安全上の理由と同園は説明 ~ 移動先決定は難航か?
by polarbearmaniac | 2017-03-21 18:00 | Polarbearology

ロシア・ノヴォシビルスク市のメディアが大阪・天王寺動物園のノヴォシビルスク市民への謝意を報じる










一頭のホッキョクグマをめぐって日本とロシアとの間での国際交流がなされています。上はロシア・西シベリアのノヴォシビルスク市のメディアが本日報じた内容です。

以前にノヴォシビルスク市長の呼びかけでロシアのノヴォシビルスク市民が大阪・天王寺動物園で暮らす3歳の雌のホッキョクグマであるシルカに新年の挨拶を送るというキャンペーンが催され、それに応えたのノヴォシビルスク市民が街の中心部にあるレーニン広場からメッセージを送ったという件を「ロシア・ノヴォシビルスク市で「シルカに新年の挨拶を!」のキャンペーンで大阪のシルカに語りかける市民という投稿でご紹介しました。大阪の天王寺動物園は、そのノヴォシビルスク市民の挨拶に謝意を表すだめに天王寺動物園のホッキョクグマ飼育展示場でゲルダ、クラーシン(カイ)、ロスチクなどを描いたポリ容器を用意したり、また「ありがとう(спасибо)」という文字を草で描いたりしたおやつタイムのイベントを行いました。それが以下です。



これに対してノヴォシビルスク動物園は自園のSNSサイトで以下のように伝えました。


こういったことをノヴォシビルスク市のメディアはその経緯を含めて冒頭のように報じたわけです。一頭のホッキョクグマに対して感じる愛着については、我々日本人とロシア人には近いものがあるような気がします。

(資料)
top54.city (Mar.20 2017 - Японский зоопарк отправил новосибирцам благодарность за поздравления Шилке)
Вести Новосибирск (Mar.20 2017 - Японцы поблагодарили жителей Новосибирска за поздравления медведице Шилке)
Комсомольская правда (Mar.20 2017 - Японский зоопарк поблагодарил новосибирцев за новогоднее поздравление для Шилки)
Новосибирские новости (Mar.20 2017 - Японцы подарили Шилке канистры с именами ее родителей)
ВашГород.ру (Mar.20 2017 - Японский зоопарк поблагодарил новосибирцев за медведицу Шилку)
VN.RU (Mar.20 2017 - Канистры с именами родителей и брата подарили японцы Шилке)
RuNews24.ru (Mar.20 2017 - Японские зоологи поблагодарили новосибирцев за медведицу Шилку)

(過去関連投稿)
ロシアのノヴォシビルスク市長が日本の原田駐露大使に大阪・天王寺動物園のシルカへの配慮を要請
ロシアと日本のファンとの心の交流 ~ ホッキョクグマを介して国際交流に新たな地平線を切り開く
ロシア・ノヴォシビルスク市が市民に「シルカに新年の挨拶を送ろう」のキャンペーンへの参加を呼びかけ
ロシア・ノヴォシビルスク市で「シルカに新年の挨拶を!」のキャンペーンで大阪のシルカに語りかける市民
by polarbearmaniac | 2017-03-20 19:00 | Polarbearology

デンマーク・オールボー動物園のメーリクお母さんと二頭の赤ちゃんの姿 ~ 注目すべき同園での性別判定

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Photo(C)Susanne Hansen

昨年2016年の11月26日にデンマークのオールボー動物園でメーリクお母さんから誕生した二頭の赤ちゃんは先月2月22日に屋外への登場を果たしたのですが、その後はライブカメラの映像(WEBCAM)によってその姿を追っていくことが可能です。昼間の姿 (Isbjørne kamera 1)、そして夜は屋内で眠っている姿 (Isbjørne kamera 2,3)と、その両方をライブ映像で見せる同園のセンスはなかなかのものです。

さて、そうはいってもやはり同園から公開される動画映像もどうしても必要で、日常のエピソードなども拾い上げて見せてほしいといつも思っています。そういったものの一つが同園から公開された下の映像です。



まだ非常に幼いこの二頭の赤ちゃんですが好奇心の働きはなかなかなもののようです。まだ性別チェックは行われていないようですが、その結果が出るのが楽しみです。といいますのも、このオールボー動物園は赤ちゃんの性別チェックの結果がここのところ連続して間違えており、前回このメーリクお母さんが産んだアウゴは長い間(その悲劇的な死の日まで)雄(オス)であると信じられてきたわけです。ところがアウゴの事故死の後に行われた検死でアウゴは雌(メス)だったことかわかったのです。私は2011年7月にこのアウゴに実際にオールボー動物園で会っているのですが(過去関連投稿参照)、アウゴが雄(オス)であることをいささかも疑わなかったというわけです。さらにそのアウゴの二年前にヴィクトリア(現 スコットランド・ハイランド野生公園)がこのオールボー動物園で産んだミラクも長い間(カナダに移動する時まで)、雄(オス)だと信じられていたものの実際は雌(メス)だったというわけでした。そもそもメーリクお母さんも以前は雄(オス)だと信じられていたそうで、そのためにロストック動物園から来園したヴィクトリアとペアを組んで繁殖を狙うということだったにもかかわらずメーリクは雌(メス)であることが判明したという話も欧州の方から聞いたことがあります。そういったわけで当時ドイツのニュルンベルク動物園で飼育sれていたフェリックスがオールボー動物園へ出張してヴィクトリアやメーリクとペアを組んで繁殖に成功させたということだったわけです。ヴィクトリアが2008年12月に産んだのがミラク、そしてメーリクが2010年11月産んだのがアウゴということだったわけです。そういった過去の歴史から、果たして今回オールボー動物園は今回の二頭の赤ちゃんの性別を今度こそは間違いなく判定するかというところに興味が集まるわけです。以下に過去の性別チェックの模様のうち二つの映像をご紹介しておきます。この二つはいずれも実際には性別を誤って判定しまったという実例の映像です。音声は必ず on にして下さい。赤ちゃんたちの恐怖の悲鳴は尋常のものではありません。

この下の映像は2011年3月にオールボー動物園で行われた問題のアウゴの性別チェックの様子ですが、こうやって複数の人間(獣医さんと主任飼育員さん)が判定したものが間違いだったわけです。雄(オス)という判定が誤りで実際はアウゴは雌(メス)だったのです。



この下は昨年2016年2月24日にオランダの「動物帝国」で行われた双子の赤ちゃんの性別チェックの様子です(冒頭から2分30秒あたりまで)が、こうやって獣医さんが判定したものも二頭ともに性別は誤りだったわけです。双子は共に雄(オス)と判定されたのに実際は二頭共に雌(メス)だったというわけです。



また昨年はロシアのノヴォシビルスク動物園でもロスチクの最初の性別チェックでは雌(メス)ということだったわけです。性別判定というのは実はそう簡単なことではないということです。

さて、ここでメーリクお母さんが2010年11月に産んだアウゴの映像、彼女が一般公開されてから間もない頃の雪の初体験、そして約一か月後のニュース映像をご紹介しておきます。


Augo the Polar bear cub, and her mother Malik, in Feb.2011


Augo the Polar bear cub and her cub in Mar. 2011

このオールボー動物園は訪問すると本当に質の高い素晴らしい動物園であることに感心するのですが、度重なる性別判定の間違い、アウゴの事故死、そして昨年暮れの来園したばかりのヴィルマの来園二週間後の急死と、いろいろなことのある動物園です。アウゴの死もヴィルマの死も、私はいまだに納得できないものを感じています。

(過去関連投稿)
デンマーク・オールボー動物園でホッキョクグマの赤ちゃん(複数)誕生! ~ メーリクが出産
デンマーク・オールボー動物園で誕生の赤ちゃんは三つ子であることが判明!
デンマーク・オールボー動物園で誕生の三つ子の赤ちゃん、最初にして最大の関門を全頭で通過するか
デンマーク・オールボー動物園で誕生の三つ子の赤ちゃん、一頭が最初の関門を突破できず死亡
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、元気に生後三週間が経過
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、生後40日目へ ~ ライブ映像配信と短時間映像の関係
デンマーク・オールボー動物園で誕生の二頭の赤ちゃんは生後六週間目に入り、取っ組み合いも始める
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、生後7週間が経過
デンマーク・オールボー動物園で産室内で育児中のメーリクに特別給餌が行われる
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、生後70日目となる
デンマーク・オールボー動物園の赤ちゃんが遂に姿を見せる ~ 屋外登場を母親の意思に任せた同園
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんがメーリクお母さんと一緒に遂に屋外に登場!
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんへの母親メーリクの厳しい監視の集中力

(*過去関連投稿  - 2011年オールボー動物園訪問記)
雨のオールボー動物園に到着、そして2組の親子と対面!
メーリクお母さん余裕のポリタンク遊び ~ 2組の親子同居の驚異!
アウゴ、その温和な性格が醸し出す満ち足りた時間
オールボー動物園2日目 ~ ホッキョクグマに魚のプレゼント
アウゴと来園者の子供たちとの交流
オールボー動物園3日目 ~ この動物園の質の高さは住民の品性の高さに見事に合致
アウゴ君は犬はお嫌い?
オールボー動物園のホッキョクグマ君たち、本当にありがとう! ~ 是非また近いうちにお会いしましょう!
by polarbearmaniac | 2017-03-19 20:30 | Polarbearology

チェコ・ブルノ動物園の「国際ホッキョクグマの日」 ~ コーラとノリアの母娘の近況

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コーラお母さんとノリア Photo(C)Zoo Brno/Máme rádi Zoo Brno

一昨年2015年11月24日にチェコ・ブルノ動物園でコーラお母さんから誕生した雌(メス)のノリアは、私はおそらく2015年の繁殖シーズンに世界の動物園で誕生した個体のなかで最も優れていると考えています。そしてそういったことに大いに寄与しているのが母親としてその絶頂時にあるコーラの母親として極めて優れた振る舞いにあると考えています。ウスラーダの娘、シモーナの妹といった、いわゆる天性の母親としての才が完全に開花したといって間違いないでしょう。そしてさらに言えることは、このコーラお母さんとノリアとの関係は非常に安定しているということです。

さて、去る2月27日の「国際ホッキョクグマの日」にはこのコーラとノリアの母娘に魚や果物の入った氷のケーキのプレゼントがあったそうです。以下でその映像を見てみましょう。ノリアはケーキを独り占めにしてコーラお母さんはなかなか渡しません。その姿は非常にユーモラスでもあります。



さて、この下は雪の積もった日の映像です。娘のノリアが走り、そして母親のコーラがそれを追っていきます。これはなかなかの運動です。



母親も娘もこうして一時を楽しんでいるように見えます。
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ノリア Photo(C)Zoo Brno/Máme rádi Zoo Brno

このノリアがコーラお母さんと共に過ごす日はまだまだ続きます。充実した母娘の姿はまだまだしばらくは見られそうです。実に素晴らしい親子だと思います。

(資料)
Aktuálně.cz (Feb.27 2017 - Medvědi z Brna zápasili o mražený dort. Roční medvědice předvedla atletické vystoupení)

(過去関連投稿)
チェコ・ブルノ動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ コーラお母さんが待望の出産
チェコ・ブルノ動物園で誕生の赤ちゃん、最初の関門を突破 ~ 屋外で出産していたコーラお母さん
チェコ・ブルノ動物園から遂に待望の産室内ライブ映像の24時間配信が開始!
チェコ・ブルノ動物園で誕生の赤ちゃんの産室内映像ハイライト ~ コーラお母さんの手堅い育児
チェコ・ブルノ動物園の赤ちゃん、元気に間もなく生後二カ月へ ~ ライブ映像のみに託した情報発信
チェコ・ブルノ動物園で誕生の赤ちゃんの近況 ~ コーラお母さんに少量の給餌が再開
チェコ・ブルノ動物園で誕生の赤ちゃんが生後80日を無事経過
チェコ・ブルノ動物園で誕生の赤ちゃんが突然短時間、戸外に姿を現す ~ 想定外の早さに驚く同園
チェコ・ブルノ動物園で誕生の赤ちゃん、明日3月18日より一般へのお披露目が同園より告知
チェコ・ブルノ動物園の赤ちゃん一般公開開始の様子がネットでライブ生中継
チェコ・ブルノ動物園のコーラ親子の一般への公開が開始となる ~ 深夜でも動き回る親子
チェコ・ブルノ動物園のコーラお母さんの育児スタイルに変化 ~ 経験よりも頭数が重要な要素か?
チェコ・ブルノ動物園のコーラ親子の映像を解釈する ~ 育児方法の転換が不十分なコーラお母さん
チェコ・ブルノ動物園の赤ちゃんの性別は雌(メス)と判明 ~ 名前の公募始まる
チェコ・ブルノ動物園のコーラお母さん、プールに転落した赤ちゃんを救出 ~ 落ち着いた対応
チェコ・ブルノ動物園の雌(メス)の赤ちゃんの名前が「ノリア(Noria)」に決まる
チェコ・ブルノ動物園、幾分どっしり構えるコーラお母さんと遊び好きで活動的な赤ちゃんのノリア
チェコ・ブルノ動物園、コーラお母さんの「水泳教室」 ~ 娘のノリアへの関与性を高める
チェコ・ブルノ動物園の赤ちゃんノリアが泳ぎ始める ~ 母親の役割を見事に発揮するコーラお母さん
チェコ・ブルノ動物園のノリアの水遊び ~ 雌(メス)のほうが雄(オス)よりも遊び好きが多いのは何故か?
チェコ・ブルノ動物園の飼育展示場に落下した帽子をノリアが引き裂いて「首飾り」にしてしまう
チェコ・ブルノ動物園のコーラ親子を的確に捉えた視点 ~ “Nature imitates Art.”
チェコ・ブルノ動物園のノリアが無事に生後半年が経過
チェコ・ブルノ動物園のノリアの近況 ~ コーラお母さんの余裕と熟練の育児
チェコ・ブルノ動物園のコーラお母さんと娘のノリアの充実した時間
チェコ・ブルノ動物園のコーラ親子の近況 ~ 「偉大なる母」の領域に入りつつあるコーラお母さん
チェコ・ブルノ動物園のノリアが母親コーラから会得した行動の規範
チェコ・ブルノ動物園、コーラとノリアの母娘を見つめる同園の一貫した視線
チェコ・ブルノ動物園のノリア、そして母親であるコーラとの間に流れる緊密で濃厚な時間
チェコ・ブルノ動物園のコーラ、その磨きのかかった母親としての存在感
チェコ・ブルノ動物園のコーラとノリアの母娘の近況
チェコ・ブルノ動物園の間もなく一歳になるノリアについて聞こえてこない将来の移動先の噂
チェコ・ブルノ動物園、母親として最絶頂期に差し掛かったコーラお母さんと娘ノリアの楽しい時間
チェコ・ブルノ動物園のノリアの満一歳が祝われる ~ ホッキョクグマ一家の合同お誕生会となる
チェコ・ブルノ動物園のコーラとノリアの母娘、その冬の日の姿 ~ 「偉大なる母」へと変貌したコーラ
チェコ・ブルノ動物園、コーラとノリアの冬の寒波の日
チェコ・ブルノ動物園の一歳のノリアに対して、まだ母親コーラの監視の目が光る
by polarbearmaniac | 2017-03-19 00:30 | Polarbearology

ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園のジョヴァンナ親子の飼育展示場からライブ映像配信が開始

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Photo(C)Tierpark Hellabrunn

ミュンヘンのヘラブルン動物園で昨年2016年の11月21日にジョヴァンナお母さんから誕生した雌(メス)の赤ちゃんはすでに一般へのお披露目を行っていますが、その際にご紹介していなかったバイエルン放送のニュース映像でその時のことをあらためて振り返っておきましょう。



さて、このたび同園のこの親子が暮らす飼育展示場から一日二時間、ライブ映像が配信されることになりました。現地時間の毎日12時から14時まで、つまり日本時間の20時から22時まで(*3月27日から欧州は夏時間になりますので、その場合は日本時間では19時から21時までとなります)の二時間です。こちらをクリックしていただいて開いたページで見ることができます。ライブ配信時間以外は "Zurzeit kein Livestream" と表示されます。現地ではお昼休み時間、日本では夕食後の時間と、非常に見やすい時間帯となっています。(*追記 - ブラウザがIEですと障害が発生すると思います。)

(資料)



(過去関連投稿)
ドイツ・ミュンヘンのヘラブルン動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ ジョヴァンナが二度目の出産
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃん、生後三週間が過ぎる ~ 際立つ母親の安定感
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃん、生後一ヶ月を経過して両目が開く
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃんが生後40日を超える ~ 「表象」と「核心」
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の赤ちゃん、生後50日が経過 ~ 一般公開開始は2月24日と早々と告知
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃん、生後二ヶ月が経過
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃんの性別は雌(メス)と判明
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の赤ちゃんの活発さ ~ 管理を緩めぬジョヴァンナお母さん
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の雌(メス)の赤ちゃん、あと二週間ほどで屋外登場へ
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の雌(メス)の赤ちゃん、産室からの一歩を踏み出す
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃん、週末より母親と共に屋外登場の予定
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の赤ちゃんの本日2月24日の屋外初登場がドイツよりライブ中継の予定
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の赤ちゃんがジョヴァンナお母親と共にお披露目となる
by polarbearmaniac | 2017-03-18 11:00 | Polarbearology

フランス・ミュルーズ動物園で大人気となったセシとナニュクの親子を担当するスタッフの充実した毎日

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ナニュク Photo(C)TFotografie_monikaallemann

フランス東部アルザス地方のミュルーズの動物園で昨年2016年の11月7日に当時は5歳であったセシ (Sesi) から誕生した雌(メス)の赤ちゃんのナニュク(Nanuq)は2月27日の「国際ホッキョクグマの日」に一般にお披露目となりましたが現在は生後四か月を経過しています。セシとナニュクの親子はこの動物園で大変なスターとなっており、来園者の大きな関心を集めているそうです。2月27日の一般公開日のTVニュース映像のうち以前にはご紹介していなかったものを下にまた一つご紹介しておきますが、これでその時を振り返ってみましょう。



水に落下したナニュクに対して落ち着いて冷静な対応を行った母親セシの大物振りが際立っていた2月27日の一般公開開始の日の光景でした。
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生後四か月のナニュク (C)franceinfo

ミュルーズ動物園としても非常に難易度が高いと言われているホッキョクグマの繁殖に見事に成功しスタッフの士気も非常に高まっているそうです。ホッキョクグマ担当の複数のスタッフの一人であるオセアーヌさんは毎日この親子を注意深く観察して健康に異常がないかをチェックしているそうですが、そういったことが自分にとっては何よりの喜びであり、そして生きる糧になっていると語っています。世界の動物園でも毎年10頭程度しか誕生しないホッキョクグマの赤ちゃんのうち一頭がこのミュルーズ動物園で誕生しオセアーヌさんは毎日、ホッキョクグマたちの生活が楽しいものになるようにと工夫に余念がないようです。そういった担当スタッフの仕事を地元のTV局が撮影している映像がありますのでご紹介しておきます。別区画で飼育されているナニュクの父親であるひょろひょろとして脚の長いヴィックスと、そしてもう一頭この動物園で飼育されているティナの様子も映っています。男性はTV局の記者です。



担当スタッフは最近ベルリン動物公園で生後四か月で死亡したフリッツの例を考慮して、まだ幼いナニュクの毎日の様子を非常に注意深く観察しているそうです。まだまだ気が抜けないといったところなのでしょう。しかしそうはいっても担当スタッフはあと二年間はこうして幼いナニュクの成長を見守ることを楽しめそうだとTV局の記者は語っています。

(資料)
franceinfo (Mar.14 2017 - Mulhouse : les soigneurs du zoo aux petits soins pour Nanuq)

(過去関連投稿)
フランス・ミュルーズ動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 5歳のセシが二度目にして出産に成功
フランス・ミュルーズ動物園で誕生した赤ちゃんの近況 ~ 大きな喜びに包まれる同園
フランス・ミュルーズ動物園で誕生した赤ちゃんが生後三か月となる ~ ネットによる命名投票受付中
フランス・ミュルーズ動物園の赤ちゃんがセシお母さんと共に屋外に登場
フランス・ミュルーズ動物園の赤ちゃんが遂に一般公開 ~ 性別は雌(メス)で「ナニュク (Nanuq)」と命名
by polarbearmaniac | 2017-03-18 00:30 | Polarbearology

アメリカ・アラスカ州アンカレッジのアラスカ動物園のホッキョクグマ飼育展示場にライブカメラが復活

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アプーンとリューティク (C)Alaska Zoo

アメリカ・アラスカ州のアラスカ動物園のホッキョクグマ飼育展示場から以前はライブカメラの映像配信が行われていたのですがシステムの整備などか行われていなかったために配信が行われなくなっていました。しかしこのたび CGI社が新しいカメラや配信システムをアラスカ動物園に寄贈することにより同園から久し振りにホッキョクグマ飼育展示場のライブ映像の配信が復活することになりました。アラスカ動物園のこちらのページを開いていただきますとご覧になれます。(*注 - 何故かブラウザがIE - Internet Explorer ではうまく見ることができないようです。念のため Chrome もしくは Firefox をご使用下さい。)日本時間マイナス17時間がアンカレッジの時間です。

このアラスカ動物園で現在飼育されているのは野生孤児出身で推定19歳の雌(メス)のアプーンとサンクトペテルブルクのレニングラード動物園でウスラーダから誕生した16歳の雄(オス)のリューティクの二頭です。ここでごく最近のこの二頭の様子を見てみましょう。まずアプーンです。



続いて1月22日に行われたアプーンとリューティクの誕生会での二頭の様子です。手前がリューティクだと思います。



(資料)
Alaska Zoo (Polar Bear Camera at the Alaska Zoo)
KTVA.com - Anchorage (Mar.16 2017 - Alaska Zoo’s polar bears back online thanks to camera donation)

(過去関連投稿)
アメリカ・アラスカ州アンカレッジのアラスカ動物園が始めた奇抜な寄付金募集方法 ~ 「動物園大統領」選挙
アメリカ ・ アラスカ動物園の 「初代動物園大統領」 にアプーンが当選
ウスラーダお母さんの2頭の子供たちとの別れ
オーストラリア・ゴールドコースト、シーワールドのホッキョクグマたち ~ 繁殖への期待、豪太との関係
アメリカ・アラスカ州アンカレッジのアラスカ動物園が新施設計画 ~ 野生孤児保護センターの機能強化
by polarbearmaniac | 2017-03-17 14:30 | Polarbearology

南フランス・アンティーブ、マリンランドの「国際ホッキョクグマの日」~ "Savoir-vivre au Marineland"

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Photo(C)Marineland

南フランス・コートダジュールのアンティーブにあるマリンランドで2014年11月26日にフロッケお母さんから誕生した雌(メス)のホープはもう二歳になっているわけですが他園に移動するといった話は出てきていないようです。移動するとなれば欧州の雌の幼年・若年個体の集中プール基地であるオランダのエメン動物園へということになるはずですが、欧州域内の他のこの年齢の個体も含めて最近は動きが鈍いようです。昨年暮れから今年にかけてモスクワ動物園(経由)で複数のロシアのホッキョクグマたちが欧州に移動してきていることが何らかの関係があるようにも思います。そういったなかでマリンランドでは今年の繁殖シーズンにフロッケとラスプーチンとの間での繁殖を狙うという話も出てきていないようです。ですからフロッケと娘のホープは依然として同居していると考えてもよいようです。

さて、先月の「国際ホッキョクグマの日」ですが、このマリンランドでも啓蒙的な展示などが行われたようで、そういった時期のマリンランドのホッキョクグマたち、特に雄のラスプーチンの姿を中心に作成された映像がありますので見てみましょう。彼は相変わらず回泳を楽しんでいるようです。



上の映像ではラスプーチンは一頭で映っていますので今年のシーズンの繁殖への試みはないと考えてよいのではないでしょうか。

(*追記) 以前にもご紹介したことがあったはずですが、以下の映像に御注目下さい。これは2008年2月28日のモスクワのTVニュース映像で、モスクワ動物園でこの日に屋外に出たムルマと双子の赤ちゃんの映像です。このうちの一頭がこのマリンランドのラスプーチンです。そしてもう一頭はノヴォシビルスク動物園のゲルダなのです。ところが欧州のファンの方々の考え方(そして血統情報上は)、これはラスプーチンとその双子の弟の姿であるということになります。しかしアナウンサーはこの時点で(つまりモスクワ動物園に取材した内容をもとに放送した時点で)双子は「男の子と女の子("Мальчик и девочка")」であると、ちゃんと述べているのです。よってこの双子はラスプーチンとゲルダという双子の姿であることは疑いようがないと私は考えます。「ラスプーチンには弟がいる」という考え方は成り立たないのです。ラスプーチンにいたのは双子の妹、つまりそれがゲルダなのです。これについて詳しくは「「ロシア血統の謎」に迫る(1) ~ ラスプーチン、ゲルダ、血統番号2893個体の三頭の謎を追う」に述べています。

2008年2月28日のモスクワ動物園でのムルマお母さんとラスプーチン(現 マリンランド)とゲルダ(現 ノヴォシビルスク動物園)の双子の屋外初登場
(Белая медведица Мурма, медвежата Распутин и Герда)



さて、ここで2015年3月9日のフロッケと彼女の赤ちゃんであるホープの屋外初登場の様子を映像で振り返ってみましょう。







このアンティーブのマリンランドに行ってみたいという方がいらっしゃいましたら、ちょっとアドバイスしておきましょう。多分ニースに宿泊されることになるかと思いますがマリンランドまでは何といってもレンタカーの利用が非常に便利なのですが仮に鉄道(SNCF)で行かれるのでしたらニースからはアンティーブの手前の駅である Biot で必ず下車して下さい。この駅からマリンランドは目と鼻の先ですし地図も不要です(アンティーブで下車するとマリンランドへはタクシーでないと行けません)。さて、鉄道を利用される際はこの Biot という駅は土曜日、日曜日は無人駅になりニースへの帰りの切符を購入しようとするとクレジットカードしか使えない自動販売機だけになります。こういった場合は注意が必要です。フランスではこういった自動販売機はよく壊れていることがあり、クレジットカードを挿入しますと購入後も吸い込まれたままカードが返却されないケースもありえますので注意が必要です。平日ですと窓口で現金で切符が買えますが、やはり平日であってもあらかじめニースで往復 ("aller et retour") の切符を買っておくことをお勧めしたいと思います。さて、マリンランドから直接ニースに戻らずアンティーブにある有名なピカソ美術館の訪問や街の散策などに行こうとしますと、やはりタクシーを呼ぶことになりますが、そういった場合はマリンランドの出口のスタッフに依頼して下さい。このマリンランドに夏に行くことはあまりお奨めできません。観光客が多すぎてホッキョクグマたちをゆっくり観察することが難しくなるからです。

(過去関連投稿)
南フランス・アンティーブのマリンランドでのフロッケとラスプーチン ~ マリンランドTVの映像より
南フランス・アンティーブのフロッケの誕生日 ~ 書かれうるか、人工哺育論の最終章のページ
南フランス・コートダジュール、アンティーブのマリンランドのフロッケに立ちはだかる「繁殖」 という壁
南フランス・アンティーブ、マリンランドでフロッケが出産に成功! ~ 雌の人工哺育個体繁殖不能論の崩壊
南フランス・アンティーブ、マリンランドで昨年11月下旬に誕生した赤ちゃんの産室内映像が公開
南フランス・アンティーブ、マリンランドでの 「ホッキョクグマ誕生の舞台裏」 を描いたTVドキュメンタリー
南フランス・アンティーブ、マリンランドで誕生のフロッケの赤ちゃん戸外に登場 ~ 性別は雌(メス)と判明
南フランス・アンティーブ、マリンランドで誕生の雌の赤ちゃんの戸外での様子を報じる映像公開
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子の近況 ~ “Découvrez l'histoire de Flocke”
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケの雌の赤ちゃんの名前が "ホープ (Hope)" に決まる
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケお母さんと雌の赤ちゃんのホープの近況
「ロシア血統の謎」に迫る(1) ~ ラスプーチン、ゲルダ、血統番号2893個体の三頭の謎を追う
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子を訪問したニュルンベルク動物園のスタッフ
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子の近況 ~ 母親からの刺激の少ない親子か?
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子の最近の映像 ~ 映像量と国際的認知度の不一致例
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子の調和のとれた親子関係
南フランス・コートダジュールを襲った洪水 ~ マリンランドのフロッケ親子とラスプーチンは無事
南フランス・コートダジュールの洪水被害後二週間、マリンランドのホッキョクグマたちの近況
南フランス・アンティーブ、マリンランドのホープの一歳の誕生祝いがスタッフだけで行われる
南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケ親子に遅れてやってきたクリスマス
南フランス・アンティーブ、マリンランドが洪水被害から営業再開 ~ フロッケ親子の近況南フランス・アンティーブ、マリンランドのフロッケとホープの母娘の際立った特徴を探る
南フランス・アンティーブ、マリンランドでホープの満二歳の誕生会が開催される ~ 美しき母娘
(2011年7月アンティーブのマリンランド訪問記)  
アンティーブのマリンランドへ! ~ フロッケとラスプーチンとの初対面
理念無き商業娯楽施設でのフロッケとラスプーチンの存在
ピカソ美術館からアンティーブの旧市街を歩く
(2015年1月アンティーブのマリンランド訪問記)
元旦事始めはアンティーブのマリンランドへ ~ 回遊のラスプーチンとの再会
by polarbearmaniac | 2017-03-16 23:00 | Polarbearology

フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃんが遂にヴィーナスお母さんと共に屋外に登場

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ヴィーナスお母さんと赤ちゃん Photo(C)Ranua Zoo

昨年2016年の11月25日にフィンランドのラヌア動物園で誕生した雄(オス)の赤ちゃんですが、遂に本日3月15日の現地時間正午過ぎにヴィーナスお母さんと一緒に初めて屋外に登場しました。その様子を下の映像でご覧下さい。



実は今日の赤ちゃん初登場は私が事前に知らなかったメディアのライブ中継があったわけで、気が付いたときは親子の登場からかなり時間の経った時だったためここでご紹介することができませんでした。しかし私は最後の方だけ少し見ていました。そのライブ映像の全て(2時間近くあります)を下でご紹介しておきます。かなり長いですので時間のある方だけお勧めします。親子の登場は映像開始18分後あたりからです。音声はonのほうが臨場感があります。



園長さんはこの赤ちゃんの性別は雄(オス)であると考えているものの正式な性別判定はまだこれから行うのだということを言っています。なんだかかなり危うい話ですね。大丈夫でしょうか。また性別取り違えということが起きかねません。
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Photo(C)Ranua Zoo

それにしてもホッキョクグマの赤ちゃん登場は雪の上というのがやはり最高です。そういったシーンを私たちは札幌で何度も体験しているわけで、欧州のファンの方々もそれには驚いているようです。何故なら札幌の緯度は欧州では南フランスのコートダジュールあたりですから、まさか雪があるとは欧州の方々は思わないわけです。それ以外の場所で雪の上のホッキョクグマの赤ちゃん登場ということならば、モスクワ、ノヴォシビルスクといったあたりでしょか。

(*追記)以下の今日の映像を見ますと、このラヌア動物園のホッキョクグマ飼育展示場は来園者が見る場所から非常に遠くにあるのには驚きます。これでは相当の望遠レンズを使用しないと無理ですね。



(資料)
YLE (Mar.15 2017 - Ranuan jääkarhunpentu kömpi ensimmäistä kertaa ulos pesästään – eläinpuisto valmistautuu kävijäryntäykseen)
Helsingin Sanomat (Mar.15 2017 - Ranuan eläinpuiston jääkarhunpentu pääsi ulkoilemaan)
KALEVA.fi (Mar.15 2017 - Ranuan jää­kar­hun­pen­tu on rohkea ja en­nak­ko­luu­lo­ton poika, katso kuvia ensimmäisestä ulkoilusta)
Kotimaa (Mar.15 2017 - Ranuan eläinpuiston jääkarhunpentu ulkoili ensi kertaa)


(過去関連投稿)
フィンランド・ラヌア動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 繁殖計画の成果を積み上げる欧州
フィンランド・ラヌア動物園での赤ちゃん誕生の瞬間の映像が公開
フィンランド・ラヌア動物園で誕生の赤ちゃん、生後7週間目に入り立ち上がって歩き始める
フィンランド・ラヌア動物園で誕生の赤ちゃん、生後50日が経過
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃん、生後二ヶ月が経過
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃんが外界に興味を持つ ~ 入り込んだ雪を取り除くヴィーナスお母さん
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃんが生後13週間が経過 ~ 親子での屋外登場を待つばかり
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃんの性別は雄(オス)と判明 ~ 水曜日3月15日に屋外登場の予定となる
by polarbearmaniac | 2017-03-15 21:30 | Polarbearology

デンマーク・スカンジナヴィア野生動物公園でボリス(イワン)が4歳のヌノと早々と同居が試行される

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ボリス(左)とヌノ(右) Photo(C)Skandinavisk Dyrepark

デンマークのコペンハーゲン動物園で飼育されてきた11歳の雄のホッキョクグマであるボリス(イワン)がパートナーである13歳のノエルとの相性が良くないためにペアが解消となり、ボリスは同じデンマークのスカンジナヴィア野生動物公園に移動してきたことは以前に投稿していますし、そのボリスがすでに5歳のシークーとの同居を行ったたこともご紹介しています。このボリスはこのスカンジナヴィア野生動物公園では現在は4歳である雌(メス)のヌノ (Nuno - 2012年11月21日生まれ)との間で繁殖を狙うわけですが、スカンジナヴィア野生動物公園で早々と、といいますか大胆にといいますか、思い切ってこのボリスとヌノの同居を試みてみたそうです。

結果は非常に良好でボリスとヌノは遊び始めたそうです。スカンジナヴィア野生動物公園としてはこのまま二頭が繁殖行動に至って今年の暮れにヌノが出産に至ることを期待はするものの、無理はさせるつもろはないようです。ヌノは4歳ですから雌(メス)のホッキョクグマとしての繁殖可能年齢に入ったばかりであるということだからでしょう。

横浜のズーラシアではジャンブイとツヨシが先日少しだけ同居したそうです。ジャンブイは現在、繁殖可能年齢上限が迫りつつある25歳で日本のホッキョクグマ界においては血統的孤立度の高い貴重な野生出身個体です。一方でツヨシは現在もう13歳になっています。ツヨシは昨年3月に釧路から横浜に繁殖目的で移動してきたわけですが、この二頭の同居の試みが実行されるまで約1年が費やされているわけです。スカンジナヴィア野生動物公園の11歳のボリスは今年の1月に来園し、そしてそれから約二か月ほどでまだ4歳であるヌノとの同居の試みがもう行われているわけです。環境や条件の違いというものはあるにせよ、この二つの例の間に横たわる違いの大きさを考えてみるべきでしょう。この件について私には、それぞれにそれぞれのやり方の価値を認める相対的な見方をすることは非常に困難であると考えます。


(資料)
Skandinavisk Dyrepark (Mar.10 2015 - Ivan og kærligheden)

(過去関連投稿)
デンマーク ・ コペンハーゲン動物園の新施設 “Den Arktiske Ring” の完成 ~ 期待される若年ペアの繁殖
デンマーク・コペンハーゲン動物園のボリスがスカンジナヴィア野生動物公園に期限付きで移動
デンマーク・スカンジナヴィア野生動物公園に出張中のボリスがコペンハーゲン動物園に帰還
デンマーク・コペンハーゲン動物園のノエルが超音波検査を受ける ~ 今年の繁殖成功は困難か?
デンマーク・コペンハーゲン動物園のボリスに2.5トンの雪のプレゼント
デンマーク・コペンハーゲン動物園で男がホッキョクグマ展示場に侵入 ~ 警告発砲を受けたボリスは無事
デンマーク・コペンハーゲン動物園、ノエルとボリス(イワン)の有望なペアの繁殖への期待と挑戦
デンマーク・コペンハーゲン動物園のボリスとノエルに予期せぬ氷のプレゼント
デンマーク・コペンハーゲン動物園がボリスとノエルの相性を否定的に評価し同ペア間の繁殖を断念へ
デンマーク・コペンハーゲン動物園のボリスがスカンジナヴィア野生動物公園へ
デンマーク・コペンハーゲン動物園のボリスがスカンジナヴィア野生動物公園に到着 ~ 繁殖に必要な「非情」
デンマーク・スカンジナヴィア野生動物公園に到着したボリス(イワン)のその後
by polarbearmaniac | 2017-03-15 21:00 | Polarbearology

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