街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・ノヴォシビルスク動物園の「カイとゲルダ」の最近の話題 ~ このペアの名前の由来の真相を考える

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カイ(クラーシン)とゲルダ Photo(C)Новосибирский зоопарк

今やロシアの動物園のなかで日本のファンにとっては最も身近に感じる動物園になっている西シベリアの大都市であるノヴォシビルスクの動物園ですが、最近は本ブログではもっぱらロスチクがいったいどこの動物園に移動するかといったことについては考察を行ってきたものの、それ以外の話題についてはあまり取り上げていませんでした。私のロシア旅行中の期間も含め、最近のニュースなどをまとめておくこととします。その前に昨日8月20日のゲルダとクラーシン(カイ)の姿を見ておきましょう。ゲルダは出産準備にためにかなり体重が増やされているようです。



まず、以前にもご紹介していますがノヴォシビルスク動物園のホッキョクグマ飼育展示場(三区画あります)の全ての部分にガラスボードの設置が完了したというニュースが6月末に報じられています。この目的は当然安全対策なのですが、写真撮影に関しては私の見たところやはり影響が出ています。ガラスの反射が映り込んでくるという映像がいくつかありました。下の写真はこのガラスボードの位置関係を示すものですが、やはりこれは厳しいと思います。なにか中途半端な高さのように思いますね。
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Photo(C)Новосибирский зоопарк

動物園は必ずしも写真撮影を目的とした場所ではありませんから、動物たちさえ守られればよいわけで、それをとやかく言う筋合いではありませんが....。

それから、このゲルダとクラーシン(カイ)は今年の11月で満十歳になるわけですが、その誕生祝いを前倒しして今年の夏のうちにやっておきたいというのがノヴォシビルスク動物園の意向であることが7月末に報じられています。そういった記事の中でこの「ゲルダとカイ(クラーシン)」の名前の由来についてスタッフが触れている記事がありました。それによりますと「カイとゲルダ」というのはなんとアンデルセンの童話である「雪の女王」の主人公二人の名前から採られているようです。私は童話の世界には非常に疎い人間であり、このことにまったく気付きませんでした。この「雪の女王」のあらすじは以下のようなものだそうです(wikipedia より)。

>ある所にカイという少年とゲルダという少女がいた。二人はとても仲良しだった。しかしある日、悪魔の作った鏡の欠片がカイの眼と心臓に刺さり、彼の性格は一変してしまう。その後のある雪の日、カイがひとりでソリ遊びをしていたところ、どこからか雪の女王が現れた。そして、魅入るようにして彼をその場から連れ去ってしまった。

春になると、カイを探しに出かけるゲルダの姿があった。太陽や花、動物の声に耳を傾け、少女は旅を続ける。途中、王子と王女の助けによって馬車を得るものの、それが元で山賊に襲われる。あわや殺されようとするところを山賊の娘に救われたゲルダは、娘が可愛がっていた鳩に、カイは北の方に行ったと教えられる。山賊の娘が用立ててくれたトナカイの背に乗って、ゲルダはとうとう雪の女王の宮殿にたどり着く。

カイを見つけたゲルダは涙を流して喜び、その涙はカイの心に突き刺さった鏡の欠片を溶かす。少年カイは元の優しさを取り戻し、二人は手を取り合って故郷に帰った。


なるほど....そうでしたか。この「雪の女王」はロシアでは "Снежная королева" というタイトルになっておりソ連時代の1957年にアニメになっているそうで、その作品は世界のアニメ史にその名を刻んでいるほどの傑作という高い評価を得ているそうです。そのソ連制作の作品は以下で見ることができます。約1時間の作品です。音声はonにして下さい。



上の映像の日本語吹き替えが下です。なるほど、これは1957年としては驚くほど素晴らしいものですね。



手っ取り早くは下の映像ですね(笑)。要するに雪の女王というのはモーツァルトの「魔笛」の夜の女王のような存在なのでしょうか?



ノヴォシビルスクのTV局でアナウンサーがこの二頭のホッキョクグマの名前を発音するとき、「カーィ イ ギィエルダ (Кай и Герда)」と非常にリズミックに、そして一気に発音していることを私は以前からやや不思議に思っていました。地元で非常に有名な二頭の名前なのでそう発音するのだろうなどと勝手に思っていました。さらに不思議なことに、「ゲルダとカイ」といったような通常はペアの名前は雌(メス)を先に言うといったことが実際には行われていない、つまり「ウスラーダとメンシコフ」とは言いますが「メンシコフとウスラーダ」といった雄(オス)の名前を先に言うことは滅多にないわけですですが、ノヴォシビルスク動物園の場合は常に「カイとゲルダ」というように雄(オス)の名前を先に言うというのも不思議に思っていました。しかしこの二頭の名前が「雪の女王」に由来しているとなりますと「カイとゲルダ」はセットフレーズとなっているということに間違いないと思います。

さて.....しかし私にはどうも腑に落ちません。以前に「ロシア・西シベリア、ノヴォシビルスク動物園の赤ちゃんの戸外映像 ~ ゲルダとクラーシンの幼年時代」という投稿を行っていますが、その中でご紹介しています通りクラーシンがノヴォシビルスク動物園に来園した直後に担当者はマスコミに対して「クラーシンという名前よりも響きのよいカイにした。」という内容の発言を行っているのです。そしてゲルダはモスクワ動物園生まれなのですがモスクワ動物園というのは自園生まれの幼年個体には名前を付けないままにしておくというのが比較的最近までの方針だったのです(移動先の動物園で決めてほしいといった配慮でしょう)。ですからゲルダというのはノヴォシビルスク動物園に来園した直後にノヴォシビルスク動物園で付けらえた名前のはずです。ところが国際血統台帳ではこの二頭の名前は現在に至るまで「ゲルダ (Gerda)」と「クラーシン (Krasin)」となっています。「ゲルダ」はノヴォシビルスク動物園がロストック動物園に依頼してモスクワでは無名だった彼女の名前を血統台帳に「ゲルダ」と記載してもらったに違いないわけですが、何故その時に「クラーシン」というレニングラード動物園がすでに登録した名前を「カイ」に訂正しなかったのでしょうか? つまりこういった事実から言えることは、「カイとゲルダ」は「雪の女王」の二人の主人公の名前が由来である、という現在のノヴォシビルスク動物園の説明は過去の事実関係と矛盾しており、あくまで後付けの説明であって本当の事実ではないのではないかということです。

あまりにもマニア的な内容に踏み込みすぎました。ともかく今まで私は「クラーシン(カイ)」と記述してきましたが、今後は「カイ(クラーシン)」と記述するようにしましょう。ここでまたこの二頭の最近の映像を見てみましょう。









さて、ノヴォシビルスク動物園はこのペアの十歳の誕生祝いとしてロスネフチ社からの援助による人工雪製造機の新設計画とか、ドイツの会社にホッキョクグマのおもちゃとなる球を発注したりなどをしています。そして後者が届いたので昨日20日からこの二頭に与えてみたそうです。その昨日の映像を見てみましょう。以下の写真をワンクリックしてみて下さい。
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Image: Новосибирский зоопарк

実はこの球ですがモスクワ動物園、ペンザ動物園、ロストフ動物園でも私は先日目撃しています。ホッキョクグマのおもちゃ用にドイツの会社が製造したものらしくホッキョクグマに破壊されることがないという点にメリットがあるとされています。しかしこのようなホッキョクグマのおもちゃとなるようなものは廃品のプラスチック容器など日本にはたくさんあり、このようなものを金を払って購入せずとも日本ではいくつも廃品を調達する手段があるわけです。だから日本は資源を無駄使いしているなどとも言われかねないのですが、少なくとも日本の動物園に暮らすホッキョクグマたちは「おもちゃ天国」に暮らしているとは言えそうです。

(資料)
Новосибирский зоопарк (Facebook/Aug.1 2017)
Комсомольская правда в Новосибирске (Jun.26 2017 - На вольерах белых медведей в Новосибирском зоопарке появилось стекло) (Jul.28 2017 - Новосибирский зоопарк отметит день рождения Кая и Герды) (Aug.20 2017 - Новосибирские медведи Кай и Герда получили мячики из Германии)
ГТРК Новосибирск (Jul.29 2017 - Новосибирский зоопарк продлил работу на два часа)
VN.RU (Jul.28 2017 - Огромные мячи к юбилею Кая и Герды заказал Новосибирский зоопарк)
НГС.НОВОСТИ (Aug.20 2017 - Медведи Кай и Герда получили игрушки из Германии)

(過去関連登場)
(*クラーシン/カイとゲルダの幼年時代関連)
ロシア・西シベリア、ノヴォシビルスク動物園の赤ちゃんの戸外映像 ~ ゲルダとクラーシンの幼年時代
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のクラーシン(カイ)とゲルダの幼年時代の成長を映像と写真で追う
(*ロスチク関連)
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクが母親ゲルダと別居となる ~ シルカもいた同園内の別の場所へ
ロシア・ノヴォシビルスク動物園の「二つの愛の心」 ~ "Два любящих сердца"
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクの別居は安全上の理由と同園は説明 ~ 移動先決定は難航か?
ロシア・ノヴォシビルスク動物園でゲルダとクラーシン(カイ)の同居が始まる ~ 従来の繫殖方針維持
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクの欧州への移動は2018年以降の可能性が高い?
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のホッキョクグマ飼育展示場にガラスフェンスが設置の予定 ~ 減じる魅力
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクの近況から、彼の今後の移動問題を考える
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシロ園長がロスチクの移動問題について語る ~ 決断できぬ欧州側
(*ゲルダの血統問題)
「ロシア血統の謎」に迫る(1) ~ ラスプーチン、ゲルダ、血統番号2893個体の三頭の謎を追う
南フランス・アンティーブ、マリンランドの「国際ホッキョクグマの日」~ "Savoir-vivre au Marineland"
by polarbearmaniac | 2017-08-21 01:30 | Polarbearology

ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドの夏の日 ~ 充実したロスネフチ社の支援プログラム

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セヴェルスク動物園のウド (Белый медведь Уд)
Photo(C)Северский зоопарк(Северский природный парк)

ロシア・西シベリアのトムスク近郊にある閉鎖都市であるセヴェルスクの自然公園 (Северский природный парк)にあるのがセヴェルスク動物園 (Северский зоопарк)ですが、この動物園に暮らす25歳の雄(オス)のホッキョクグマであるウドは「幻のホッキョクグマ」といった存在であり、私たちはその動向について地元のメディアによる数少ない情報だけによって彼が元気でいるのかどうかを知るといった状態です。しかしロシア最大の石油会社であるロスネフチ社がロシア国内の動物園で飼育されているホッキョクグマに対して大きな資金援助を行い続けていることから、動物園サイドもそういった同社の援助にからめてホッキョクグマの情報を以前より多く発信する傾向になってきたのは好ましいことだと思います。ロスネフチ社も、自分たちがホッキョクグマに援助を行っていることを広く一般に知ってもらうことは同社のイメージアップとなるわけですから、援助を受けている動物園側も同社の意図をくみ取って情報発信を促されているといった状態は別に悪い話ではありません。
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ウド Photo(C)Северский зоопарк(Северский природный парк)

さて、7月の下旬にセヴェルスク動物園ではホッキョクグマのウドに対する特別給餌を行いました。今や夏の定番となっているリンゴやニンジンが入っている氷のケーキのプレゼントです。その他スイカなども与えられたそうです。その映像を見てみましょう。



ウドは比較的落ち着いて食べているようです。このイベントはロスネフチ社とは無関係ですが、セヴェルスク動物園は同社のホッキョクグマ支援プログラムは飼料調達に対する資金援助だけではなくホッキョクグマ担当の獣医さんに対する支援、飼育展示場の修繕と改良費用の援助、そして飼育や繁殖といったもっと一般的なことの研究への支援といった、非常に広範囲なものとなっていることを語っています。ロシア経済において資源会社の存在は大きな位置を占めているわけで、巨大な石油会社であるロスネフチ社の支援は決して悪い話ではありません。ロスネフチ社は北極海において資源開発を進めており、そのことによってホッキョクグマの生態系に悪影響がある可能性があることから、こうした飼育下のホッキョクグマたちへの援助をそういった開発の免罪符にしようとしているといった意味合いは否定はできないのですが、動物園にとっては同社からもらえるものはもらっておくといった割り切り方は必要なのです。先日私はサンクトペテルブルク、ペルミ、ペンザ、モスクワ、チェリャビンスク、ロストフ・ナ・ドヌといったロシアの動物園を巡ったのですが、それらすべての動物園にはロスネフチ社のホッキョクグマ支援についての説明板がありましたし、園内でのホッキョクグマ飼育展示場の場所を示す案内表示も共通のものが使われていました。

セヴェルスク動物園の創設50年周年について、それを振り返った映像をご紹介しておきます。ソ連時代の映像が多く含まれますがホッキョクグマは登場してはいないようです。



(資料)
Северский природный парк (Jul.21 2017 - Показательное кормление Белого медведя)
АНО «Общество сохранения и изучения дикой природы» (В Северский природный парк пришла весна!)

(過去関連投稿)
ロシア・セヴェルスク動物園で空腹に悩むホッキョクグマ ~ 地方小都市動物園の窮状
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドに差し入れによるご馳走のプレゼント
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園で暮らすウドの避暑 ~ 新動物園計画への子供たちの夢
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のホッキョクグマ、ウドに地元企業から救いの手
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のホッキョクグマ、ウドに市民からおもちゃのプレゼント
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園で初めて開催される 「ホッキョクグマの日」 の催し物
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園の「プール開き」 ~ ひっそりと暮らすカイとロッシーの叔父のウド
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園で暮らすウドの近況 ~ 光の当たらぬロシア地方都市の小動物園
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園に訪れた春 ~ プール開きの日のウド
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドの元気な姿と同園の飼育環境改良への努力への声援
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドの近況 ~ 冬の寒波到来で豊富な種類の給餌
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のホッキョクグマ、ウドは健在 ~ 同園開園50周年のイベントが開催
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドのニンジンとレタスを給餌の最初に食べる風変わりな嗜好
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドのおもちゃ調達に苦労する同園 ~ 市民に提供を呼びかけ
by polarbearmaniac | 2017-08-20 15:00 | Polarbearology

*新規投稿お知らせ

ロシア旅行、8月5日のロストフ・ナ・ドヌ

「ロストフ・ナ・ドヌにソルジェニーツィン (Александр Солженицын) の足跡を求めて」

を投稿しました。
by polarbearmaniac | 2017-08-19 23:45

ロシア・ヴォルガ川流域のペンザ動物園、ベルィの健康管理のために入念なチェック体制をとる

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ベルィ (Белый медведь Белый /Eisbär Bely)
(2017年7月22日撮影 於 ロシア・ペンザ動物園)

ロシアのヴォルガ川流域の街であるペンザの動物園に暮らす6歳の雄(オス)のホッキョクグマのベルィについては先日実際に現地で会ってきたばかりですが、実に素晴らしいホッキョクグマでした。洗練されていて華奢な動きをするものの全体には何か茫洋としたスケールの大きさもあり、将来が非常に期待できるホッキョクグマだと思いました。何とか彼に素晴らしいパートナーを見つけてやって欲しいものです。
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ベルィ (Белый медведь Белый /Bely the Polar Bear)
(2017年7月22日撮影 於 ロシア・ペンザ動物園)

さて、地元のメディアはこのホッキョクグマのベルィの健康維持のために動物園が細心の注意を払っているかを報じています。それによりますと動物園専属の獣医さんが毎日少なくとも二回、ベルィの飼育展示場内での様子を詳しく観察して何か異常がないかをチェックしているそうです。そういえば私が行った時にも確かにそういう方がいらっしゃいました。ホッキョクグママニア以上にじっとベルィを観察していましたね。あの方、獣医さんでしたか....。 そしてさらに半年に一回はベルィに対して健康維持のために天然のサプリやビタミン剤などを食事に混ぜて与えてもいるそうです。一年に一回、このベルィの健康診断が行われるそうですが特に歯のチェックが入念に行われるようです。三ヶ月に一回、彼に対しては抗寄生虫薬が投与され、さらに腸内有益菌も与えられて彼の消化器の状態を正常に保つといったことが行われているとのことです。飼育展示場内を清潔に保つことと同時に一週間に一度、閉園後にベルィの体の洗浄作業が行われるそうですが、彼の体に寄生虫や藻が付着したりすることがないようにとの配慮からだそうです。飼育員さんが無害で特殊な洗浄剤などを手際よくうまく使い、プールの外からホースで水を彼の体に放出して汚れを落とすといった方法が採られているそうです。一般のホッキョクグマならばこういった作業が嫌いだろうと思うのですがベルィは大喜びでこの洗浄作業を楽しみにしているようです。
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健康診断(歯科検査)を受けるベルィ Photo(C)ГТРК Пенза

いかにもロシアの地方都市らしく、動物園に暮らすホッキョクグマのベルィについて小さなことでも詳しく報道されています。私も二日間、このベルィと過ごしたのですがベルィに対する地元の人々の関心は高く、いつも何人もの来園者が彼が動き出し始めるといつのまにか集まってくるといった感じでした。やはりベルィは人気者なのです。


ペンザ動物園入口からホッキョクグマ舎まで (From the entrance of Penza Zoo to the Polar Bear Exhibit ) (Jul.23 2017)

(資料)
ГТРК Пенза (Aug.8 2017 - В Пензенском зоопарке Белого помыли с шампунем и проверили зубы)
Первый пензенский портал (Aug.9 2017 - В Пензенском зоопарке Белого регулярно моют шампунем)
Пензенская правда (Aug.9 2017 - В зоопарке Пензы белого медведя осмотрели доктора)
Pro Город Пенза (пресс-релиз) (Aug.9 2017 - Белого медведя в Пензенском зоопарке помыли с шампунем и осмотрели зубы)
ТВ-Пенза (Aug.8 2017 - Один раз в год белый мишка в зоопарке проходит профилактический осмотр)
1pnz.ru (Aug.9 2017 - В Пензенском зоопарке Белого регулярно моют шампунем)

(過去関連投稿)
ロシア極北で漁民に保護された1歳の野生孤児が中部ロシアのペンザ動物園での飼育が決定
ホッキョクグマ飼育経験のないロシア・ペンザ動物園が飼育準備を開始 ~ 「親和性」、「運」とは?
ロシア極北で保護された孤児のウムカ、依然としてモスクワ動物園で待機か? ~ 野生孤児保護の問題点
モスクワ動物園で待機中の野生孤児のウムカ、11月末までにペンザ動物園へ移動
モスクワ動物園で待機中だった野生孤児のウムカが陸路、ペンザ動物園に無事到着
ロシア・ヴォルガ川流域のペンザ動物園にモスクワから移動したウムカの近況 ~ 待たれる新施設の完成
ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園のウムカの新しい名前を公募することが決定
ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園のウムカの新しい名前が「ベルィ」に決まる
ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園の苦境続く ~ ベルィ に仮仕様のプールが完成 
ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園の2歳の野生孤児ベルィの近況
ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園の野生孤児ベルィが間もなく3歳に ~ 完成が待たれる新展示場
ロシア・ヴォルガ河流域、ペンザ動物園のベルィがソチ冬季五輪のプロモーション映像に登場
ロシア最大の石油会社 ロスネフチがロシアの動物園の全ホッキョクグマへの援助・保護活動開始を表明
ロシア・ヴォルガ河流域、ペンザ動物園の野生孤児ベルィの新飼育展示場建設にロスネフチ社の援助決定
ロシア・ヴォルガ河流域、ペンザ動物園でのソチ冬季五輪開催イベント ~ 2026年札幌冬季五輪招致へ
ロシア・ヴォルガ河流域、ペンザ動物園のベルィの新飼育展示場建設計画が出直しの形で開始される
ロシア・ヴォルガ河流域、ペンザ動物園の 「国際ホッキョクグマの日」 のベルィの姿
ロシア・ヴォルガ河流域、ペンザ動物園のベルィの近況 ~ 遂に新展示場建設着工の見通し
モスクワ動物園のシモーナの双子が一歳となる ~ 双子のうち雌が来年にペンザ動物園へ移動か?
ロシア・ヴォルガ河流域、ペンザ動物園のベルィの新展示場建設工事が開始 ~ 雌の導入計画の謎
ロシア・ペンザ動物園のベルィの新展示場が秋に完成の予定 ~ ロシアの中小地方都市の動物園の苦闘
ロシア・ペンザ動物園の新ホッキョクグマ飼育展示場が9月にオープン ~ それが意味する重要なこと
ロシア・ペンザ動物園のベルィに夏の旧舎最後の特別給餌 ~ ロシア地方都市動物園の素朴なイベント
ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園で最終段階に入りつつある新ホッキョクグマ飼育展示場の建設
ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園のベルィに子供達が慈善活動の売上を寄付
ロシア・ヴォルガ川流域のペンザ動物園がベルィのパートナーにモスクワ動物園のニカを希望
ロシア・ペンザ動物園のベルィが完成した新飼育展示場へと移動する
ロシア・ペンザ動物園の新ホッキョクグマ飼育展示場が遂にオープン ~ 次なる課題はベルィのパートナー探し
ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園のベルィは新飼育展示場に移動して伸びやかに遊ぶ
ロシア・ペンザ動物園の新飼育展示場で早々とベルィに「国際ホッキョクグマの日」のイベントが開催
ロシア・ペンザ動物園のベルィの近況 ~ ロシアの飼育下の野生出身個体の繁殖と再配置の問題点
ロシア・ペンザ動物園のベルィの「帰宅拒否」のエピソード ~ ロシア地方都市の素朴な報道
(*2017年7月 ペンザ動物園訪問記)
・快晴の土曜日、ペンザ動物園でのベルィとの対面へ ~ 抑制、洗練された行動を行うベルィの趣味の良さ
・ベルィ、謙虚さと「大陸的」なスケールの大きさを兼ね備えたロシア・ホッキョクグマ界の逸材
・ペンザ動物園訪問二日目 ~ 生活のペースが確立したベルィ、待ち望まれる彼のパートナーの決定
by polarbearmaniac | 2017-08-19 02:00 | Polarbearology

ロシア・西シベリア、ボリシェリェーチェ動物園のグーリャ、視力・聴力を大部分失うも嗅覚で元気に暮らす

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グーリャ (Белая медведица Гуля в Большереченском зоопарке) Photo(C)Большереченский Зоопарк

世界の動物園に暮らすホッキョクグマたちの中には非常に情報が少なくて知られていないホッキョクグマが何頭か存在しています。私はそういったホッキョクグマたちの認知度を高めてやりたいといつも考えており、このブログではそういったホッキョクグマたちにも光を当ててやるべく、小さなニュースであってもあえて投稿を行っています。そういった世界的にも知られていないホッキョクグマの一頭がロシア・西シベリアのオムスク近況にあるボリシェリェーチェ動物園で飼育されている推定28歳の雌(メス)のホッキョクグマであるグーリャ (Гуля) です。
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グーリャ (Белая медведица Гуля в Большереченском зоопарке)
Photo(C)Большереченский Зоопарк

さて、ノヴォシビルスク動物園に生まれたシルカが来日してからというもの、ロシアのファンと日本御ファンとの間に言語を介さない交流が生まれロシアのファンの方々が立ち上げたSNSサイトに日本やロシアのホッキョクグマの写真が多く掲載されるようになりました。そうしたロシアのファンの中に、このボリシェリェーチェ動物園のグーリャに大変興味を抱いた方もいらっしゃり、その方の個人のSNSサイトを通じてボリシェリェーチェ動物園の飼育員さんなどからグーリャについての情報やら写真やらのいくつかが公開されるようになり、そしてボリシェリェーチェ動物園自身も以前とは違って情報の発信を積極的に行うようになってきたことによって少なくともロシアのファンの方々にはグーリャへの認知度が高まってきたことは非常に喜ばしいことです。ロシアの動物園に暮らすホッキョクグマたちに対して欧米のファンの方々はほとんど興味を示しません。そういうこともあってロシアの動物園のホッキョクグマたちもあまり知られていないというのが現状です。私がいくらアンデルマやウスラーダやシモーナの写真を数多くアップしてみたところで、それは彼女たちの世界レベルでの認知度を高めることにはならないわけです。しかし少なくともロシアのファンの方々にとってはかなり関心を持っていただけるようになったと思っています。さて、そうしたわけで最近の報道やSNSによる情報などから、このグーリャの近況などを簡単にまとめてみたいと思います。
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グーリャ (Белая медведица Гуля в Большереченском зоопарке)
Photo(C)Большереченский Зоопарк

シベリアも夏には気温が高くなりますので動物たちにも夏のプレゼントが与えられているそうです。リンゴなどの果物が入った氷のケーキだそうですが、ほとんどの動物たちは喜んで食べるもののグーリャだけは意外にもしぶしぶ食べるといった様子だそうです。以前にもご紹介していますが、このグーリャは野生孤児として保護されたわけですがケガによる出血で全身が血だらけになって保護されたという不幸な体験を持っているホッキョクグマです。最近になって得た情報では、グーリャは密猟者に虐待されたときに片目の視力を完全に失ったそうです。グーリャも現在では(推定)28歳となっており、視力の残っていたもう一つの眼の方もほとんど視力が無くなってきているそうで、聴覚もかなり失っており、もっぱら嗅覚だけを働かせて日々の暮らしを過ごしているそうです。ホッキョクグマの嗅覚は非常に優れていますので、その点では幸運だったとも言えましょう。確かに今までご紹介してきたグーリャの映像を見ますと視力に非常に問題があるということはわかるのですが幼少期にすでに片目の視力を失っていたとは知りませんでした。そういえばペルミ動物園のアンデルマも加齢によってかなり視力は衰えているようで、アンデルマの頭の動かし方を見ていると、かなり嗅覚に頼っているなという印象を持つ瞬間もあります。
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グーリャ (Белая медведица Гуля в Большереченском зоопарке) 
Photo(C)«НГС.НОВОСТИ»Омск

このグーリャは不思議なホッキョクグマだそうで、彼女のいる場所には小動物がいる場合が多いそうです。昨年などはこの動物園に住み着いている老いたネコがグーリャと一緒に寝ていたそうですし、アヒルなどの鳥もグーリャのそばにいることもあるそうです。グーリャはそういった動物たちに触れようといった気もなく、常に一緒にいる状態となっているそうです。ここで2016年2月の「国際ホッキョクグマの日」でのグーリャの姿を再びご紹介しておくこととします。



それからこれは以前にもご紹介したことがあったかとも思いますがレニングラード動物園がメンシコフのパートナーを選ぼうとした時に候補になったのがこのグーリャであり、メンシコフとグーリャを同居させようとしたもののメンシコフが激しくグーリャを拒否したということです。レニングラード動物園はメンシコフのパートナーを決めためにその他数頭の雌(メス)を彼と同居させてみたもののメンシコフが気に入ったのはウスラーダただ一頭だったということです。そしてその瞬間からメンシコフとウスラーダという世界最高のペアが誕生したということなのです。仮にグーリャがメンシコフに気に入られていたらその後のグーリャの人生 (Bear's life) も大いに違ったものになっていたでしょう。グーリャは1995年からこのボリシェリェーチェ動物園で暮らしていますが、彼女のパートナーとして雄(オス)が二頭来園したものの、繁殖には成功しなかったということだそうです。ボリシェリェーチェ動物園はその理由について、グーリャが幼少期に受けた体と心の傷が原因だろうと述べています。

グーリャ、どうかこれからも元気でいてほしいものです。グーリャにとっての幸運は、このボリシェリェーチェ動物園の飼育展示場はロシアの動物園の中でも飛びぬけて環境が素晴らしいことです。日本の動物園にもこれだけの環境の良い飼育展示場はないでしょう。

(資料)
Большереченский Зоопарк (Aug.7 2017 - Белая медведица в Большереченском зоопарке)
НГС.НОВОСТИ Омск (Jun.22 2017 - В Большереченском зоопарке медведей и обезьян накормили фруктовым «мороженым»)
om1.ru (Jul.31 2017 - Обезьянка с выбитыми зубами и лисица без лапы: кто покалечил обитателей Большереченского зоопарка?)
Независимый Городской Сайт Омска (Aug.2 2017 - Медведица, живущая с уткой, и страус Фрося: узнаём истории зверей омского зоопарка на «полуострове»)

(過去関連投稿)
ロシア・西シベリアのオムスク近郊、ボリシェリェーチェ動物園に暮らすグーリャ ~ 人間への不信と無関心
ロシア・西シベリアのボリシェリェーチェ動物園で飼育のグーリャに 「ホッキョクグマの日」 が開催予定
ロシア・西シベリア、ボリシェリェーチェ動物園のグーリャの「ホッキョクグマの日」 ~ 悲劇の幼年期の記憶
ロシア・西シベリア、ボリシェリェーチェ動物園のグーリャの近況 ~ 話題の光が当たらずとも良好な飼育環境
ロシア・西シベリア、オムスク近郊のボリシェリェーチェ動物園の「国際ホッキョクグマの日」のグーリャの姿
ロシア最大の石油会社 ロスネフチがロシアの動物園の全ホッキョクグマへの援助・保護活動開始を表明
ロシア・西シベリア、ボリシェリェーチェ動物園のグーリャにロスネフチ社より飼育場整備の資金援助
ロシア・西シベリア、ボリシェリェーチェ動物園、グーリャ(Гуля) の「国際ホッキョクグマの日」
ロシア・西シベリア、ボリシェリェーチェ動物園のグーリャ(Гуля)、乏しい情報から知るその動向
ロシア・西シベリア、ボリシェリェーチェ動物園のグーリャ、情報欠如の「幻のホッキョクグマ」としての存在
ロシア・西シベリア、ボリシェリェーチェ動物園のグーリャの近況 ~ ロスネフチ社からの次の援助
ロシア・西シベリア、ボリシェリェーチェ動物園を襲った洪水の被害 ~ グーリャは無事に毎日を過ごす
by polarbearmaniac | 2017-08-18 02:00 | Polarbearology

ロシアのクラスノヤルスク環境監視検察庁が監査で問題視したクラスノヤルスク動物園のホッキョクグマの移動

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クラスノヤルスク動物園でのセードフ司令官(2013年)
(Командор Седов в Красноярском зоопарке) Photo(C)Красвоздух

私のロシア旅行中のニュースでいささか腑に落ちないものがありました。旅行中でしたので十分に時間がとれず、その内容の妥当性についてチェックすることが難しかったわけですが帰国後にいくらか調べてみましたところ、やはりロシアにおける行政監査の問題点のようなものがあぶりだされてきたように思い、ここで述べておきたいと思います。それはロシア・シベリア中部のクラスノヤルスク動物園(正式には「ロエフ・ルチェイ・クラスノヤルスク動物園」 - "Роев ручей" Красноярский зоопарк)に関するニュースです。ロシアにおける野生や飼育下の動物たちの法的保護制度などを研究していらっしゃる方は日本にはいないようです。それを研究するためには非常に高度なロシア語の能力が必要であり、そういった能力のある方々はロシアの政治、社会、軍事、文学などを専門とされている方々であり、動物保護の法制度などには興味を示さないからだろうと思います。また、一般的に野生動物の保護や動物に関する法的保護制度などを専門の一部にしていらっしゃる研究者の方々にはせいぜい英語、あるいは場合によってはドイツ語の能力はあってもロシア語の能力はないのが通常だからでしょう。ひょっとしたら外務省のロシア語の専門職の方あたりにロシアにおける動物保護の法制度に詳しい方がいらっしゃるかもしれませんが、実際にそういった方がいらっしゃるかどうかについては私には何とも言えません。今回の投稿については私の怪しげなロシア語の能力で何年もにわたって積み上げてきた情報を総合して理解したロシアにおける動物保護の法制度を基礎にした内容となりますが、多分間違いはないでしょう。
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まず、ロシアにおいて飼育下もしくは野生の動物に対して虐待などの違法な取扱いがあった場合にこれを捜査・立件して起訴するのは環境監視検察庁 (Природоохранная прокуратура) なのですが(捜査だけならば警察も行います)、この環境監視検察庁はロシア国内の動物園に対して監査を行い、その動物園における飼育その他に違法な取扱いを行っていないかをチェックするという機能も有しています。たとえば数年前に起きた円山動物園のマレーグマの事件などはロシアだったらこの環境監視検察庁が調査と捜査を行い違法だったと判断されれば立件・起訴するという権限があるということです。このたび環境監視検察庁のクラスノヤルスク支部がクラスノヤルスク動物園に対して監査を行い、いくつもの問題点を指摘して場合によっては立件を行う構えを示しているそうです。その問題点というのは報道によれば、ロシアの法律では動物園に飼育されている動物たちの全てはその出自や入手、転出が適法に行われていることを証明する書類が完備されていなければならないと既定されているそうで、クラスノヤルスク動物園の動物たちにはその書類による裏付けのない動物たちが何頭も飼育されているといったことだそうです。Red List つまり絶滅のおそれのある野生生物に属している88個体の動物たちのうち同園では入手についての適法な書類上の裏付けのない動物が62個体も存在していることが明らかになったとのことです。要するに簡単に言えば、環境監視検察庁のクラスノヤルスク支部は、クラスノヤルスク動物園はそうした Red List に入っている動物たちを野生の状態で捕獲して動物園に連れてきたのではないかと疑っているというわけです。クラスノヤルスク動物園はこの環境監視検察庁による監査の指摘に対して、現在の動物園が開園する前身の旧動物園時代の70年代から住民たちがケガをしているそういった動物たちを動物園に持ち込んで来たりなどしており、動物園としては野生に戻すことは適当でないと考えた個体については動物園で飼育し続けてきたために適法な入手を証明する書類が存在していないのだと抗弁しています。私はおそらくそのクラスノヤルスク動物園の主張は正しいだろうと考えています。個体の入手についての適法な書類上の裏付けが要求されるというのは非常に最近になって定められた条項であり、環境監視検察庁はそれを非常に硬直的に理解して監査を行ったという感じがします。何故そうなのかを類推する事情が次のようなことです。

今回の監査では環境監視検察庁はクラスノヤルスク動物園が権利を持っている14歳の雄(オス)のホッキョクグマであるセードフ司令官(現在はゲレンジークのサファリパークで飼育)の他園への移動について、連邦政府の自然管理局 (RPN - Росприроднадзор)がその移動を認めたことを示す書類がないと厳しく指摘しているそうです。確かにホッキョクグマは Red List には入っていますがセードフ司令官 (Командор Седов) は2002年にレニングラード動物園でウスラーダから誕生し、そしてクラスノヤルスク動物園がレニングラード動物園から権利を取得している個体であり野生出身の個体ではありません。よって連邦政府の自然管理局は直接的にはロシア国内の移動については関与せず、国外への移動についてはそれを承認する書類を出すといったことしかしないわけです。明らかに環境監視検察庁のクラスノヤルスク支部は野生のホッキョクグマの保護についての行政としての仕組みと飼育下のホッキョクグマの権利取得についての法制度の違いに関する理解を誤っていると思われます。クラスノヤルスク動物園はセードフ司令官を最初はBLとしてスタロースコルィスク動物園に貸し出したわけですがスタロースコルィスク動物園はクラスノヤルスク動物園に無断でセードフ司令官をゲレンジークのサファリパークに移動させてしまい、それを後から知ったクラスノヤルスク動物園はスタロースコルィスク動物園から謝罪を取り付けてゲレンジークのサファリパークと直接、BL契約を事後的に締結し直すといった非常に素早い対応を行ったわけで、おそらくセードフ司令官の転出の日付がそういった契約の日付と一致していないことを環境監視検察庁が問題視したのでしょう。クラスノヤルスク動物園はこのようにホッキョクグマの移動については契約書を更新するなどちゃんと対応しているわけで、環境監視検察庁がセードフ司令官の移動の件については重箱の隅をつつくような硬直的な考え方をしているということが十分予想できるわけです。

環境監視検察庁はクラスノヤルスク動物園でこんな監査を行うくらいだったら早くカザン市動物園、そしてイジェフスク動物園に対して徹底的に監査を行ってホッキョクグマのピリグリムとオーロラのブラジル・サンパウロ水族館への移動についての問題を指摘してほしいと私は思っています。特にオーロラは野生出身であり明らかに自然管理局 (RPN)の許可無しにロシア国外に移動させられたことは明白だからです。

さて、ここでセードフ司令官がクラスノヤルスク動物園にいた時代の二つの映像を見てみましょう。最初は2010年のプール開きの映像、続いて2011年の彼の誕生日の映像です。いずれも写真をワンクリックして下さい。
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Image: «ТРК Прима-ТВ»
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Image:7 канал Красноярск

続いて現在の同園で飼育されているフェリックスとオーロラ(ヴィクトリア)の最新の映像を見ておきましょう。



セードフ司令官は間もなくクラスノヤルスク動物園に帰還すると園長さんは語っています。この環境監視検察庁の監査でセードフ司令官の移動について問題視された結果が出たとあっては、たとえその監査のやり方に問題があったとしても彼の帰還は間違いなく早いと思われます。同園には新しい飼育展示場も完成しますし、人気者のセードフ司令官の帰還は地元の人々も願っていることでしょう。

(資料)
7 канал Красноярск (Jul.31 2017 - У прокуратуры возникли вопросы о законности содержания в «Роевом ручье» части животных из Красной книги)
"Лаборатория новостей - Красноярск" (Jul.31 2017 - «Роев ручей» незаконно отдал в другой зоопарк белого медведя)
НГС.Красноярск (Jul.31 2017 - У прокуратуры возникли претензии по содержанию животных в «Роевом ручье»)
Проспект Мира - Красноярск (Jul.31 2017 - Прокуратура обвинила «Роев ручей» в незаконном содержании краснокнижных животных)
国立国会図書館 「ロシアにおける行政監査制度」(pdf)(小泉悠)

(過去関連投稿)
(*セードフ司令官関連)
ロシア・クラスノヤルスク動物園の2頭の伊達男たち ~ 華麗なる独身生活を謳歌?
ロシア・クラスノヤルスク動物園のプール開き
ロシア・クラスノヤルスク動物園の夏の始まり ~ プールを雌2頭に占領されてしまったセードフ司令官閣下
ロシア・シベリア中部、クラスノヤルスク動物園のプール開き
ロシア・シベリア中部のクラスノヤルスク動物園のセードフ司令官の10歳のお誕生会 ~ 行方不明の兄弟たち
ロシア・シベリア中部、クラスノヤルスク動物園のセードフ司令官の希望無き恋 ~ 野生出身の雌は高嶺の花
ロシア・シベリア中部、クラスノヤルスク動物園のセードフ司令官が今週末に同園を出発し新天地へ
ロシア・シベリア中部 クラスノヤルスク動物園のセードフ司令官が同園を出発し、五千キロの移動の旅へ
ロシア・クラスノヤルスク動物園のセードフ司令官が陸路5日間で無事にスタロースコルィスク動物園に到着
ロシア西部、スタロースコルィスク動物園でのラパとセードフ司令官の近況 ~ ラパの健康状態への危惧
ロシア西部、スタールイ・オスコル市のスタロースコルィスク動物園で、ラパとセードフ司令官の同居が始まる
ロシア・スタロースコルィスク動物園のラパとセードフ司令官が黒海沿岸のゲレンジーク・サファリパークへ
ロシア・黒海沿岸、ゲレンジークのサファリパークで暮らすセードフ司令官とサーカス出身のラパの近況
ロシア・黒海沿岸、ゲレンジークのサファリパークのホッキョクグマ展示場にライブカメラ設置
所有権を持つロシア・クラスノヤルスク動物園の同意無しに他園に移動させられた出張中のセードフ司令官
ロシア・クラスノヤルスク動物園に所有権のあるセードフ司令官の無断移動問題、ほぼ一件落着へ
ロシア・ゲレンジーク、サファリパークのセードフ司令官が来年2016年にクラスノヤルスク動物園に帰還が決定

(*ピリグリムとオーロラの疑惑関連)
ロシア・イジェフスク動物園のピリグリムとオーロラ、同園から忽然と姿を消す ~ ブラジル行きの真相と深層
ブラジル・サンパウロ水族館に忽然と姿を現したロシア・イジェフスク動物園のピリグリムとオーロラ
ロシア・カザン市動物園がブラジル・サンパウロ水族館のピリグリムとオーロラの売却否定に追い込まれる
by polarbearmaniac | 2017-08-17 01:30 | Polarbearology

チェコ・プラハ動物園のホッキョクグマたちの夏の日 ~ トム、ベルタ、ボラの近況

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トムとベルタ Photo(C)Zoo Praha
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ボラ Photo(C)iDNES.cz

チェコのプラハ動物園には3頭のホッキョクグマが飼育されています。ウィーンのシェーンブルン動物園生まれの30歳の雌のボラ (Bora)、そして彼女の娘である13歳のベルタ (Berta/Framina)、そしてそのベルタのパートナーでありブルノ動物園生まれの9歳の雄のトム (Tom) という三頭です。昨年にこの三頭が同居していることの意義について「チェコ・プラハ動物園のホッキョクグマたちの夏 ~ ペアに母親を加えた繁殖行動期の三頭同居の成功例」という投稿で述べたことがありました。以下は今年の4月の映像ですがやはりこの三頭は同居の状態が続いているようです。



さて、この現在13歳の雌(メス)のベルタ(上の映像の最初の部分で左右に歩いているのがベルタでしょう)ですが、彼女はこのプラハ動物園で生まれたものの幼年期にはその性別チェックがなかったようで行動から雄(オス)であると推察されていたそうです。そしてアルベルト (Albert)という雄(オス)の名前が付いたそうですが、彼女が本当は雌(メス)であると判明した際にベルタ (Berta) という雌(メス)の名前に改名されたという経緯があったことを地元のメディアが報じています。雄(オス)だと思っていたら実際は雌(メス)だったというケースはホッキョクグマの性別取り違えにはよくあるケースです。不思議とその逆、つまり雌(メス)だと思っていたら雄(オス)だったというケースは非常に稀です。ノヴォシビルスク動物園のロスチクはまさにこの稀なケースであり、最初は雌(メス)と発表されたものの後日になって雄(オス)と訂正になったわけでした。

さて、先週このプラハ動物園のホッキョクグマたちの様子を地元のメディアが約20分間にわたってライブ中継が行われました。その映像を見てみましょう。おもちゃ遊びをしているのが雄(オス)のビルだそうです。以下の写真をワンクリックして下さい。
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Image : TN CZ

(資料)
TN CZ (Aug.11 2017 - Lední medvědi dováděli v bazénu! Před naší kamerou byli jako doma)

(過去関連投稿)
チェコ・プラハ動物園とロシア・クラスノヤルスク動物園のホッキョクグマのお誕生会
チェコ・プラハ動物園の愉快なホッキョクグマたちの姿 ~ 1942年に人工哺育成功の輝かしい歴史
チェコ・プラハ動物園での1942年のホッキョクグマ人工哺育記録集が出版となる ~ ドイツ軍占領下での快挙
チェコ ・ プラハ動物園の動物たちが洪水の被害から無事に避難 ~ 園内復旧にボランティアを募集
「ホッキョクグマ飼育マニュアル(Care Manual)」よりの考察(9) ~ 同居を許容しうる雌雄の頭数構成
「ホッキョクグマ飼育マニュアル(Care Manual)」よりの考察(10) ~ 出産に備えた雌の「隔離」とは? 
チェコ・プラハ動物園のホッキョクグマたちの夏 ~ ペアに母親を加えた繁殖行動期の三頭同居の成功例
チェコ・プラハ動物園の80年の歴史のあるホッキョクグマ飼育展示場に新設計画
by polarbearmaniac | 2017-08-16 01:30 | Polarbearology

ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のウスラーダに創立152年のイベントの特別給餌

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ウスラーダ (Белая медведица Услада) 
Photo(C)Ленинградский зоопарк

ロシア・サンクトペテルブルクのレニングラード動物園では日曜日の8月13日に創立152年を記念したイベントが行われたそうです。
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ホッキョクグマについては午後3時からこの動物園のシンボルであるウスラーダにスイカのプレゼントがあったとのことです。上からロープにつるされたスイカの入った容器が下ろされ、水に入っていたウスラーダは最初はいったい何のことかわからなかったそうで10分ほどしてからスイカに向かっていったそうです。こういった来園者に見せるための特別給餌をロシア語ではよく Показательные кормления という言い方をしています。これはよく聞く表現ですね。この日は二回、容器に入れられてスイカがウスラーダに与えられたそうです。このイベントの様子を報じる映像が入ってこないのは残念ではありますが、前日の土曜日のレニングラード動物園の様子を地元のニュースが報じていますので見ておきましょう。スキーバ園長もインタビューに答えています。ウスラーダは最後に一瞬だけ姿を見せています。下の写真をワンクリックして下さい。
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Image:ГТРК "Санкт-Петербург"

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Photo(C)Газета Metro

この現在29歳のウスラーダは先日私が会ってきたばかりですが(過去関連投稿参照)、健康状態も万全で非常に元気そうだったのには安心しました。ちなみに以前にもご紹介していますが、この下は三年ほど前のレニングラード動物園のホッキョクグマの特別給餌の映像です。給餌というよりは、おやつをもらっているというほうが正しいでしょう。ウスラーダと彼女のパートナーだった故メンシコフが交互に登場しています。



誠に当時世界最高のペアの輝かしい姿が記録された映像だと言えましょう。

(資料)
Ленинградский зоопарк (Aug.3 2017 - 13 августа Ленинградский зоопарк отпразднует свой день рождения. Нам 152 года!)
Газета Metro (Aug.13 2017 - Медведицу угостили арбузом в день рождения Ленинградского зоопарка)
ГТРК "Санкт-Петербург" (Aug.12 2017 - Ленинградский зоопарк отмечает 152-й день рождения)
Форпост Северо-Запад (Aug.13 2017 - Ленинградский зоопарк отметил свое 152-летие)

(過去関連投稿)
(*2017年7月 レニングラード動物園訪問記)
・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園でのウスラーダとの再会 ~ 女帝の座は揺るがず
・ウスラーダ (Белая медведица Услада)、強靭な精神を持つホッキョクグマの高い完成度
・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園二日目 ~ ウスラーダ、その微動だにせぬ安定感
・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園三日目 ~ 崇拝の念さえ感じさせるウスラーダ
・ウスラーダさん、お元気で! ~ 偉大なホッキョクグマへの心からの感謝の念を込めて
by polarbearmaniac | 2017-08-15 01:30 | Polarbearology

ロシア・ウラル地方、エカテリンブルク動物園のホッキョクグマたちの夏の日

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ウムカ (Белый медведь Умка) Image : Е1.RU

ロシア・ウラル地方の都市であるエカテリンブルクの動物園に飼育されている19歳の雄(オス)のウムカと18歳の雌(メス)のアイナについては今までも何回かその様子をご紹介してきましたし私自身も二年前に現地に赴いてこの二頭の様子をレポートしたことがありましたので詳しくは過去関連投稿を御参照下さい。

エカテリンブルクも今年の夏は気温が高いようで、この二頭に対しては週末には夏期恒例となっている氷のケーキのプレゼントに加え、スイカのプレゼントも与えられているそうです。地元のニュースの映像を見てみましょう。下の写真をワンクリックしていただくとニュース映像をご覧になれます。これはウムカがスイカをもらって食べているシーンです。

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Image:ГТРК "Урал"

次のニュースですが、これはアイナがスイカをもらっているシーンです。同じく下の写真をワンクリックしてみて下さい。このアイナはペルミ動物園のアンデルマの娘であり、ペルミ動物園時代はロシンカと呼ばれていました。姫路のホクト、白浜のゴーゴの姉にあたります。

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アイナ (Белая медведица Айна) Image:СМИ Телеканал «Областное телевидение»

次の映像は約20分間の長さがあり地元のTV局がこの二頭の様子をライブ中継した映像で見応え十分です。下の写真をワンクリックしてみて下さい。向かって左側がアイナ、右側がウムカです。

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Image : Е1.RU

このエカテリンブルク動物園というのも街の真ん中にある動物園で非常に行きやすい場所にあります。このウムカとアイナについても今まで繁殖に成功したことがなく非常に残念な話です。

(資料)
Екатеринбургский зоопарк (Jul.24 2017 - Обогащение среды у белых медведей Екатеринбургского зоопарка)
Городской портал Нижнего Тагила (Jul.30 2017 - Белые медведи в зоопарке Екатеринбурга получили мороженое и арбузы)
ГТРК "Урал" (Jul.31 2017 - Белым медведям добавили в меню мороженое из арбуза)
СМИ Телеканал «Областное телевидение» (Jul.31 2017 - Мишке жарко: в Екатеринбургском зоопарке придумали медвежье заливное)
Вечерние Ведомости (Jul.24 2017 - В Екатеринбурге белых медведей заставляют грызть лед, чтобы добыть еду)
Е1.RU (Jul.29 2017 - Медведи в екатеринбургском зоопарке получили арбузы и ледяное мороженое)

(過去関連投稿)
ロシア・エカテリンブルク動物園の仲良しペアへの大きな期待 ~ ロシアの新しい繁殖基地を目指して
ロシア・エカテリンブルク動物園のウムカ ~ 「2011年ミスター動物園」に選ばれる
ロシア・西シベリアのエカテリンブルク動物園に冬将軍到来 ~ 「黒い噂」と衝撃の映像をどう考えるか?
ロシア・西シベリア、エカテリンブルク動物園のアイナとウムカ、同動物園の 「ベストペア」 に選ばれる
ロシア・西シベリア、エカテリンブルク動物園での 「ウムカの日」 ~ 九死に一生を得た孤児ウムカの物語
ロシアの3つの動物園が共同で異種間移植(ホッキョクグマ → ヒグマへの胎仔移植)の実験を行うことを発表
ロシア・エカテリンブルク動物園のペアであるウムカとアイナの繁殖にヒグマを「代理母」とすることが決定
ロシア・西シベリア、エカテリンブルク動物園のホッキョクグマ展示場のライブ映像で見るウムカとアイナ
ロシア・ウラル地方、猛暑のエカテリンブルク動物園が来園者のアイスクリーム投げ入れに頭を悩ます
ロシア・ウラル地方のエカテリンブルク動物園のホッキョクグマ展示場の改修完了 ~ 新園長さんの手腕を期待
ロシア・ウラル地方 エカテリンブルク動物園のウムカの誕生会が開催される ~ 1996年と確定した彼の生年
「ロシア血統の謎」に迫る(6) ~ エカテリンブルク動物園のアイナを巡る同園の奇怪な事実誤認
ロシア・ウラル地方、エカテリンブルク動物園の暑い夏の日のホッキョクグマたち
ロシア・ウラル地方、エカテリンブルク動物園のウムカの20歳の誕生会が開催 ~ 野生出身個体の誕生会
ロシア・ウラル地方 エカテリンブルク動物園のホッキョクグマたちにロスネフチ社のさらなる資金援助

(*2015年8月 エカテリンブルク動物園訪問記)
エカテリンブルク動物園のホッキョクグマたちに御挨拶 ~ 活発なアイナと温厚なウムカ
ウムカ (Белый медведь Умка) の素顔
アイナ (Белая медведица Айна) の素顔
by polarbearmaniac | 2017-08-14 01:30 | Polarbearology

大阪・天王寺動物園のシルカ (Шилка) の夏の日のイベント

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シルカ (Шилка) Photo(C)あべの経済新聞

大阪の天王寺動物園では毎年夏のイベントが盛大にお紺われているようです。なにしろ真夏の大阪ですので私はそういったイベントに行ったことはありません。今年も7月23日の氷のケーキのプレゼントの様子が報道されていますので振り返って見たいと思います。





ちなみに昨年の様子はこちらです。それから「夜の動物園」の様子も振り返って見たいと思います。欧州やロシアでは夏はかなり遅い時間まで明るいですから、日本のこのような「夜の動物園」というイベントにはなりにくいと思います。ロシアの動物園は夏期は閉園時間が20時の動物園が多いですね。



(資料)
産経ニュース (Jul.23 2017 - ホッキョクグマのイッちゃんに氷柱のプレゼント 天王寺動物園
あべの経済新聞 (Jul.23 2017 - 天王寺動物園で「大暑の日」恒例、ホッキョクグマに氷のプレゼント)

(過去関連投稿)
シルカにとっての「おもちゃ」の意味するもの ~ その想像力を引き出す源泉
大阪・天王寺動物園のシルカ(Шилка)に夏恒例のリンゴの入った氷のプレゼント
シルカ (Шилка)、その成長と抽出された長所のエキス部分 ~ Shilka retrouvée ....
シルカ (Шилка) の一日 ~ 授与物よりも授与者を重視するシルカと、正反対のララの娘たちとの関係
by polarbearmaniac | 2017-08-13 01:30 | Polarbearology

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