街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・ペルミ動物園でセリクとユムカ(ミルカ)が後見役のアンデルマの影響からの独立を指向へ

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セリクとユムカ(ミルカ) 
Photo(C)Пермский зоопарк/Екатерина Мельникова

ロシア・ウラル地方にあるペルミ動物園といえば姫路のホクトや白浜のゴーゴが生まれた動物園であり、この二頭の母親であるアンデルマが余生を送っている動物園です。このアンデルマ(生年不詳)は世界のホッキョクグマ界では別格と言えるほどの偉大な存在であり、彼女について多くの投稿を行ってきましたし私自身も数回の訪問でレポートも投稿しています。日本のホッキョクグマファンのうち数人の方々も実際にこの動物園に行ってアンデルマに会われていることを私も知っています。アンデルマに実際に会うということは特別の体験であり私は同好の方々にもなるたけ多く彼女に会ってほしいと願っているわけですが、いかんせんロシアの地方都市の動物園ですので何が何でもとまでは申し上げられません。
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セリクとユムカ(ミルカ) 
Photo(C)Пермский зоопарк/Екатерина Мельникова

このアンデルマの他には野生孤児出身の4歳の雄(オス)のセリクとカザン市動物園生まれの4歳の雌(メス)のユムカ(ミルカ)が飼育されており、この二頭は繁殖上のペアを形成してこれからのペルミ動物園を支えていくホッキョクグマたちです。そしてこの若い二頭の後見役を勤めているのがアンデルマなのです。ペルミの地元の最新の報道では興味ある内容が述べられています。それは、セリクが非常に逞しくなり、そして活動量も増えてきたため、ペルミ動物園のホッキョクグマたちのリーダー格にセリクはなりつつあるという内容です。
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セリクとユムカ(ミルカ) 
Photo(C)Пермский зоопарк/Екатерина Мельникова

セリクのパートナーとなる彼と同年齢の4歳の雌(メス)のユムカ(ミルカ)は性格的に非常に気が強いことは私は彼女にカザン市動物園で会ったときから気が付いていましたが、そのユムカ(ミルカ)はペルミ動物園に移動してきた後のしばらくの間はセリクを圧倒していたものの、最近になってセリクの性格が積極的になたっために以前とは逆にセリクがユムカ(ミルカ)に対して強い地位を築いているのを私は2015年の夏に見ていますが、今回の地元メディアの報道ではセリクはアンデルマをも圧倒する立場になっているようです。アンデルマもそろそろ後見役という立場を十分果たしたようですのでセリクやユムカ(ミルカ)を適当にあしらっているようですが、時々唸り声をあげて警告を行うそうです。セリクもユムカ(ユムカ)も成長してきたということですね。そういった状況は近々現地で見てこようと思っています。ペルミ動物園ではホッキョクグマたちのおもちゃなどに利用するプラスチック製品などの入手に苦労しているそうですから、できれば何かそういったものを日本から持って行ってやりたいとも考えています。
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新ペルミ動物園の正面口完成予定図
Photo(C)пресс-службы администрации Пермского края

さて、ここでペルミで計画されている新動物園の建設に関してです。現在のペルミ動物園の敷地は隣接した教会の墓地だった場所でありスターリン時代に強制的に教会から接収されたものです。そういった場所に動物園が開園したわけですから、ソ連の崩壊と共に土地の返還を行うという話が出てきたわけですが、ペルミ市による移設先の土地の確保や建設計画の立案に非常に時間がかかり、また移設先の土地の森林を伐採する必要から環境保護の面でもいろいろとクリアすべき問題が次から次へと生じてきたわけでしょた。しかしとうとうその建設工事は今年の春から開始されたわけです。建設工事は計画に沿って急ピッチで進められることになり、2018年3月に完成するとのことです。これに関する地元のTVニュースをご紹介しておきます。最初に映っているのは現在のペルミ動物園であり、ホッキョクグマではセリクとユムカ(ミルカ)の姿も見ることができます。



現在のペルミ動物園は2ヘクタールですが移動先の新動物園では25ヘクタールとなるそうです。ペルミ動物園が特に力を入れているのはホッキョクグマの飼育展示場で、プールを大きなものにしてやるという計画で建設が行われているそうです。今までの狭い敷地では果たせなかったゾウの複数頭の飼育が大きな目玉となるそうです。

(資料)
Т7-Информ (May.16 2017 - Новый зоопарк: от глянцевых макетов - к реальному строительству)
Комсомольская правда в Перми (May.26 2017 - Белый медведь в Пермском зоопарке борется за власть с «женой» и «бабушкой»)
Pro Город Пермь (May.27 2017 - Зоопарк опубликовал фото игр и потасовок белых медведей) (Apr.4 2017 - Дождались! В Перми началось строительство нового зоопарка)
МК в Перми (May.23 2017 - Строительство Пермского зоопарка будет ускорено)

(過去関連投稿)
*ユムカとセリク
ロシア・ペルミ動物園におけるセリクとユムカの近況 ~ テルペイがロストフ動物園に移動か?
ロシア・ペルミ動物園でのセリクとユムカの初顔合わせは不調に終わる
ロシア・ウラル地方 ペルミ動物園でアンデルマが気の強いユムカに手を焼く ~ 大物に挑みかかる小娘
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*ユムカ、セリク、アンデルマの三頭同居
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# by polarbearmaniac | 2017-05-27 23:50 | Polarbearology

ズーパラダイス八木山の二日目 ~ マイペースのホッキョクグマたち

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今日もズーパラダイス八木山にやってきた。天候は良くなく、5月の今頃としては気温が低い。ホッキョクグマたちにとってはありがたい話だろう。
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左からナナ、ポーラ、ラダゴル(カイ)である。
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今回はナナの水遊びのシーンがよく見られる。
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元気な証拠だからありがたいことだ。
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32歳とは思えないほど颯爽とした姿である。
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ラダゴル(カイ)は今日もマイペースの暮らしだ。
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ポーラはやや押され気味のようだ。
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ポーラを睨むラダゴル(カイ)。
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ポーラは圧倒されてしまっている。
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かくしてラダゴル(カイ)は飼育展示場を自分の領域として優位性を確立するようになったのだ。
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ナナの元気な姿を見るほどありがたい話はないのである。

一休みするナナ (Nana the 32 years old Polar Bear has a pleasure of taking a rest, at Zoo Paradise Yagiyama, Sendai, Japan, on May 26 2017.)


ナナの表情の変化 (Nana the 32 years old Polar Bear's facial expressions, at Zoo Paradise Yagiyama, Sendai, Japan, on May.26 2017.)
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ラダゴル(カイ)を見つめるナナ(奥)。
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ナナにはこれからも是非、元気でいてほしい。


ホッキョウグマたちの午後 (One lazy afternoon of the polar bears at Zoo Paradise Yagiyama, Sendai, Japan. on May.26 2017.)

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悠々とした昼寝が大好きなラダゴル(カイ)。


昼寝眼のラダゴル(カイ) (Ladogor (Kai) the Polar Bear likes to sleep in the afternoon, at Zoo Paradise Yagiyama, Sendai, Japan on May.26 2017.)

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ポーラはややラダゴル(カイ)の視線を気にしながらの昼寝となる。

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ラダゴル(カイ)。
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ポーラ。
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ナナ。
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三頭の素晴らしいホッキョクグマたちが揃ったズーパラダイス八木山である。大いに堪能できた。
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Nikon D5500
AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR
Panasonic HC-W870M
(May.25 2017 @仙台・ズーパラダイス八木山)
# by polarbearmaniac | 2017-05-26 23:50 | しろくま紀行

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