街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ユムカ(ミルカ)は果たして今年の年末に出産するのか?

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すでにロシアのファンの方々の間でも話題になっている重要なことに触れておかねばならない。それは、現在4歳のこのユムカ(ミルカ)が果たして今年の繁殖シーズンに出産するのかどうかといったことである。
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このユムカ(ミルカ)はこのように給餌量が大きく増やされていることが理由であることは間違いないほどに体重が増加している。つまりペルミ動物園はユムカ(ミルカ)の出産準備態勢に着手しているということである。この春にセリクとユムカ(ミルカ)との間に繁殖行為があったことをほのめかす内容の発言をペルミ動物園は一部のメディアに語っていたという事実もある。
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ただしかし、四歳というのは繁殖可能年齢の最年少の年齢であり、そもそもユムカ(ミルカ)の妊娠の有無についても何ら確実なことは言えない状態である。そして私がやや不思議に思うのは、少なくとも私の見た限りではペルミ動物園のホッキョクグマに対する給餌は三頭一緒に行われていてユムカ(ミルカ)のみの給餌量を増やしていたというシーンを私も見ていないし想像も難しいといった点である。
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ただしホブログでもここ数日ご紹介してきた通りユムカ(ミルカ)はアンデルマやセリクからはこのように離れて一頭でいたいという様子がかなり感じられるのである。これは出産を期待されている雌(メス)が見せる典型的な行動であることも間違いない。


一頭で過ごしたいと感じているらしいユムカ(ミルカ) - Is Yumka(Milka) the Polar Bear at Perm Zoo expecting her first offspring at the end of this year ? (Jul.19 2017)

さて、そういったことになるとこのユムカ(ミルカ)が現在アンデルマに対して行っている以下の行為は今後どのような意味を持ってくるかということである。
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Amderma the Polar Bear always accepts Yumka(Milka)'s ear-licking, at Perm Zoo, Russia, on Jul.19 2017

このユムカ(ミルカ)の行為は年末に出産するかもしれないといった雌(メス)が行う行為のようにも見えない。ユムカ(ミルカ)はアンデルマを自分の母親のように慕っているから、そのユムカ(ミルカ)が今度は一転して自分が母親になるという無意識による「自覚」を持てるかどうかが問題となるだろう。
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私が思うに、ユムカ(ミルカ - 手前)が果たして出産に至るかどうかについての鍵を握っているのはアンデルマ(奥)ではないかということだ、なにしろユムカ(ミルカ)はアンデルマを非常に慕っているからである。注目して見守っていく必要がありそうだが、果たしてペルミ動物園がこういったあたりの情報をうまく発表してくれるかどうかが問題になる。
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ペルミ動物園は今年2017年が開園90周年である。
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その年にこのユムカ(ミルカ)が出産に成功するとすれば快挙だろう。
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Nikon D5500
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 DI II VC PZD MACRO
Panasonic HC-W870M
(Jul.19 2017 @ロシア・ウラル地方、ペルミ動物園)
# by polarbearmaniac | 2017-07-20 03:45 | 異国旅日記

ペルミ動物園訪問五日目 ~ 個性豊かなホッキョクグマたちの魅力

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アンデルマさん、ユムカ(ミルカ)さん、セリク君、おはようございます。今日もよろしくお願いいたします。
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ペルミ動物園の三頭のホッキョクグマたちは全て個性が強くて見ていておもしろいのである。時間が経過するのを忘れてしまうほどである。旅先、特に海外で毎日のように訪問記をアップするのはネット環境の違いや肉体的な疲労など問題で大変であり投稿の内容も荒っぽくなりがちなのだが、帰国してからやるよりはずっとよいだろう。旅先での写真の整理は大変なので、つい動画を多くアップする傾向になる。
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セリクは本当に好男子である。行動のタイプとしてはイコロよりキロルに似ている気がする。
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アンデルマにも従順な態度を示しているし彼には遊びのセンスもあるのだ。
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彼にはもっと広いプールを与えてやりたいと思ってしまう。


セリクのプール遊び - Serik the Polar Bear plays in the water at Perm Zoo, Russia, on Jul.19 2017


ユーモアがあって活動的なセリク - Serik the Polar Bear is always very active at Perm Zoom Russia, on Jul.19 2017

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アンデルマは高齢になって若い二頭と同居しているが基本的にユムカ(ミルカ)とセリクはアンデルマを邪魔したりする行動は行わないので、その点はアンデルマのこの二頭に対する教育は有効であったと言えるだろう。
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アンデルマというのはまったくたいしたホッキョクグマである。
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今日もトレーニングがあった。こういった場所にすぐにやって来るのがユムカ(ミルカ)である。セリクはなかなかやってこないのだ。以下の映像は少々長いが飼育員さんがホッキョクグマたちに名前で呼びかけるシーンがいくつもあるので音声はonにしていただきたい。アンデルマのことを飼育員さんは「アーマ」とか「アーマチカ」と呼びかけているが最初のうちは彼女はなかなか姿を見せないので何度も呼びかけている。


ユムカ(ミルカ)とアンデルマに対するトレーニング - Training of Yumka(Milka) and Amderma the Polar Bears, at Perm Zoo, Russia, on Jul.19 2017

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やがて午後の給餌の時間になる。
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三頭共に非常に食欲がある。素晴らしいことである。


ホッキョクグマたちへの給餌の時間 - The feeding of three polar bears at Perm Zoo, Russia, on Jul.19 2017.

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アンデルマ
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ユムカ(ミルカ)
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セリク
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本当に個性豊かなホッキョクグマたちが揃ったのがペルミ動物園なのだ。
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Nikon D5500
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 DI II VC PZD MACRO
Panasonic HC-W870M
(Jul.19 2017 @ロシア・ウラル地方、ペルミ動物園)
# by polarbearmaniac | 2017-07-20 03:30 | 異国旅日記

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