街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

プロフィールを見る

悲運のサツキの後姿

先週土曜日の円山動物園でのサツキのお別れ会に関しての毎日新聞の記事です。
>札幌市円山動物園で6日、ホッキョクグマのサツキ(雌18歳)のお別れ会が開かれた。9日に旭川市旭山動物園へ移り、イワン(雄9歳)とペアリングを試みる。繁殖のため道内4園が計5頭を移動させる計画の一環。サツキは07年におびひろ動物園から円山へ。活発な姿が人気を集めたが、交尾に至らなかった。お別れ会で酒井裕司園長は「年末に可愛い子グマ誕生のニュースが聞けるのでは」と期待。重責を知ってか知らでか、サツキは見守る来園客に背を向けてシロップが掛けられた雪と牛肉をほおばっていた。(毎日新聞2月7日付け「雑記帳」)

先日のお別れ会について、参加された何人ものブロガーさんがその様子を報告していられました。それぞれがみんな素晴らしく、各自が自分自身の思いを込めて、さっちゃんに対する愛情に満ちた写真と記事をアップしているのが本当に素晴らしいと思いました。また、動画をアップされていらっしゃる方もいて、あの日の様子の一部始終が鮮明に思い出され大変懐かしく感じました。私も直後に動物園内からこのブログに「サツキのお別れ会(1)」として携帯で撮った写真をアップしたのですが、写真は実にお粗末、というより正確に言えば、数あるサツキのお別れ会の報告ブログ記事としては最低の報告でした。 今さら言い訳してもしょうがないですが、私があの場で本当に伝えたかった内容はお別れ会後の様子の「サツキのお別れ会(2)」のほうでしたが、そう簡単にはうまくはいきませんでした。

さっちゃんは円山では不運でした。冬にはララの出産準備のために「世界の熊館」が2度にわたって閉鎖になってしまいました。そしてその後、ここ1年近くはララとツインズのあまりに素晴らしい親子の姿に多くのお客さんが魅了されてしまい、さっちゃんに注意を払う人々はほんの僅かだったのです。やがて円山での3度目の冬が来て、偉大だったお母さんのスノウボール譲りのさっちゃんの新雪の中でポリタンクなどと遊ぶ姿の可愛らしさに、やっと多くの人が気づき始めた最近になって旭山への移動が決まりました。デナリと相性が合わなかったとはいえ、実に気の毒で不憫です。

冒頭に引用した毎日新聞の記事で、「サツキは見守る来園客に背を向けて....ほおばっていた。」とあります。 しろくま狂は、さっちゃんとの札幌でのお別れについての自分のこのブログでの報告では、やはり後ろ向きの写真を1枚だけアップして、全然文章を入れずに終わりにすべきだったと思います。


札幌を去る悲運のさっちゃんの、降りしきる雪の中での後姿。 私にとっては、これがあの日の全てです。
a0151913_19104395.jpg
(Docomo-N02B)
# by polarbearmaniac | 2010-02-08 20:00

サンクトペテルブルクの動物園で昨年11月に誕生した赤ちゃんの産室での画像

a0151913_11433427.jpga0151913_1143462.jpg








昨年11月下旬にロシア・サンクトペテルブルクのレニングラード動物園でホッキョクグマの赤ちゃんが2頭誕生した現地からのニュースはすでにこのブログでお知らせいたしました。 また続報として、その後の生育が順調であるという現地紙の情報もお知らせいたしました。 その後さらに、現地の情報サイトのΚонкретноより、やや詳しい情報が入ってきています。それによりますとこの2頭の赤ちゃん、もう元気いっぱいで早く産室の外に出たくてうずうずしている様子だそうです。動くものなら何にでも興味を示しているようですね。 産室には2台のモニターカメラが設置されており、同動物園内の熱帯動物の展示場でモニターのライブ映像を公開しているそうです。 動物園の担当者のお話では3月か4月に親子を戸外に出す予定とのことで、一般公開もそれに引き続いて行われることになると思われます。

今回の出産はウスラーダお母さんの13頭目と14頭目の赤ちゃんですが、任せて安心の子育て....ウスラーダお母さん、さすがです!


*(注)アップされている赤ちゃんの産室での映像写真のcopyrightがはっきりしません。 はっきりしないが故に、あえてここでアップしておくことにしました。 一応、常識から考えれば99%これは同動物園に帰属するものと思われますが。 
# by polarbearmaniac | 2010-02-08 11:45 | Polarbearology

カテゴリ

全体
Polarbearology
しろくま紀行
異国旅日記
動物園一般
Daily memorabilia
倭国旅日記
しろくまの写真撮影
旅の風景
幻のクーニャ
エッセイ、コラム
街角にて
未分類

最新の記事

フランス・アルザス地方、ミュ..
at 2017-10-23 00:30
ロシア・ペンザ動物園のベルィ..
at 2017-10-22 00:30
アメリカ・シカゴ、リンカーン..
at 2017-10-21 13:30
ロシア・ペルミ動物園のミルカ..
at 2017-10-20 19:30
ロシア東北端・チュクチ半島の..
at 2017-10-19 20:00
いよいよ今年2017年のホッ..
at 2017-10-19 01:00
ドイツ・ロストック動物園が来..
at 2017-10-18 18:30
ロシア・シベリア中部、クラス..
at 2017-10-18 00:30
ベルリン動物公園がトーニャの..
at 2017-10-17 20:00
オーストラリア・ゴールドコー..
at 2017-10-17 00:30

以前の記事

2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ライフログ


人生と運命 1


スターリン―青春と革命の時代


モスクワは本のゆりかご


私のモスクワ、心の記憶


自壊する帝国 (新潮文庫)


甦るロシア帝国 (文春文庫)


嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)


ロシア 春のソナタ、秋のワルツ-1999-21st


それからのエリス いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影


ミチコ・タナカ 男たちへの讃歌 (新潮文庫)


わがユダヤ・ドイツ・ポーランド―マルセル・ライヒ=ラニツキ自伝


ベルリン戦争 (朝日選書)


Hof――ベルリンの記憶


カチンの森――ポーランド指導階級の抹殺


北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)


慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件


主題と変奏―ブルーノ・ワルター回想録 (1965年)


藤田嗣治 異邦人の生涯


Barle's Story: One Polar Bear's Amazing Recovery from Life As a Circus Act


Lenin's Tomb: The Last Days of the Soviet Empire


Resurrection: The Struggle for a New Russia


Hotel Adlon: Das Berliner Hotel, in dem die grosse Welt zu Gast war


Ein seltsamer Mann


Alma Rose: Vienna to Auschwitz


St Petersburg: A Cultural History


Gulag