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街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

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........and so on / und so weiter.....

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アンデルマ (Amderma)
(2015年8月11日撮影 ペルミ動物園)

........and so on / und so weiter....._a0151913_16490058.jpg
グーリャ(Gulya)
(2019年7月31日撮影 ボリシェリェーチェ動物園)

本投稿が、約13年前の解説された当ブログの最後の投稿になります。これまで御訪問いただいた皆様には厚くお礼申し上げます。

私は近く、日本を離れて国外に長期滞在することとなり、現在はその準備に追われています。ホッキョクグマの話題について、やろうと思えばこれまでのように投稿をアップし続けていくことは可能ですが、私自身に心境の変化もあり、そういったホッキョクグマの話題は、自分個人として情報をストックしていれば、それで十分であると思うに至りました。いくつもの投稿が未完成のため非公開状態であり、それらを完成させてから更新を停止しようかとも思いましたが、如何せん私自身に十分な時間がありません。これからは当分の間、ホッキョクグマの話題とは離れた暮らしをしようと思っています。

今まで国内外で素晴らしいホッキョクグマたちに会えたのは本当に幸運でした。とりわけ、ペルミ動物園のアンデルマ、そしてボリシェリェーチェ動物園のグーリャ、この二頭に何回も会えたことは大変に素晴らしい体験でした。

改めまして、皆様に深くお礼申し上げます。ありがとうございました!





# by polarbearmaniac | 2023-03-27 06:00

モスクワ動物園のディクソン(Диксон/Dikson)、運動能力の回復への道のり ~ 彼への祈りと声援

モスクワ動物園のディクソン(Диксон/Dikson)、運動能力の回復への道のり ~ 彼への祈りと声援_a0151913_02532727.jpg
ディクソン (Диксон) Image:Московский зоопарк

昨年2022年にロシア極北のディクソン (Диксон) の集落付近で散弾を受けて重傷を負い、モスクワ動物園に移送されて9月から保護・治療されている、現在推定4歳の雄(オス)のホッキョクグマのディクソン (Диксон) について、ロシアではその人気には衰えがないようです。現在の彼はモスクワ動物園の考案したリハビリ計画に基づいて屋外で適度な運動を行っており、体の不自由さはあるものの表情は明るく感じられます。前回の投稿以降、3月25日までの彼の様子をモスクワ動物園のアクーロヴァ園長の公開した映像とコメントを御紹介しておきます。以下をワンクリックして下さい。
モスクワ動物園のディクソン(Диксон/Dikson)、運動能力の回復への道のり ~ 彼への祈りと声援_a0151913_01314380.jpg
上の映像についてモスクワ動物園のアクーロヴァ園長がSNS上で述べているコメントは以下のようになります。

・00:00 - 00:53 (3月20日)
「ディクソンは散歩の頻度が増え、動物園の来園者が屋外の囲いの中で彼を見る機会が増えました。彼の状態は安定しており、満足のいくもので、後肢を動かす力も引き続き良好で、動きがより顕著になってきています。前足の傷の治療も良い結果を示しています:ゆっくりと、しかしまだ治っていません。全体として、ディクソンは可能な限り活動的で、食欲も旺盛です。しかし、専門の担当者たちは、ディクソンのためにおやつを箱に隠すだけでなく、囲いの上からおやつを吊るすことも多くなりました。例えば、この動画のように、七面鳥の死骸にたどり着くために、ディクソンは努力して自分の体を引き上げなければなりません。これは、彼の運動能力をさらに刺激するために計算されたものです。」

・00:54 - 01:55 (3月22日)
「ディクソンの散歩はさらに面白く、充実したものになりました。例えば、ダンボールの筒の中にリンゴを入れ、それを吊るしておくと、ディクソンは体を伸ばして餌を取ろうとします。囲いの中でクマは安心して、遊んだり、左右に転がったり、好きなときにはプールで泳いだりしています。」

昨年の秋から今年の始めあたりのモスクワ動物園でのディクソンの姿を、再度一つご紹介しておきます。


ディクソンの救出劇、及びその後のモスクワ動物園での回復については過去関連投稿を御参照頂ければ、かなり細かく掴んでいただくことができます。 欧米や日本では、ロシア国内の情報は、ロシアに非のある始まり方によって現在行われているウクライナ戦争と関連したニュースだけが報じられ、動物たちがどのように暮らしているかなどといったニュースは全く流れてきません。
モスクワ動物園のディクソン(Диксон/Dikson)、運動能力の回復への道のり ~ 彼への祈りと声援_a0151913_03024528.jpg
ディクソン (Диксон) Photo(C) АГН «Москва»

しかし私は、たとえ地球のどこに行っても絶えずこのディクソンのことを想い、心の中で大きく声援の声をあげ、そして彼の回復と健康を祈り続けるでしょう。

(資料)
Заполярная правда (Mar.23 2023 - Белый медведь Диксон стал чаще гулять)

(過去関連投稿)

# by polarbearmaniac | 2023-03-26 03:00 | Polarbearology

ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、遂に正式に一般来園者に公開される ~ 母親としての雄姿を見せるゲルダ

ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、遂に正式に一般来園者に公開される ~ 母親としての雄姿を見せるゲルダ_a0151913_01020048.jpg
ゲルダ (Герда) と双子の赤ちゃん(2023年3月24日)
Image : Сергей Ильтяков

ロシア・西シベリアのノヴォシビルスク動物園は3月24日にSNSで、ゲルダ (Герда) が昨年12月16日に産んだ双子の赤ちゃんについて、飼育展示場のへの一般来園者のアクセスを開放したことを述べ、是非赤ちゃんたちを見に来てほしいと語り、これらの双子の赤ちゃんの正式な一般公開が開始されたことを発表しました。早速いくつかの映像を見てみましょう。

最初の映像ですが、母親のゲルダの存在感に圧倒されます。ノヴォシビルスクは、まだまだ気温は低いようですね。


これから先は、それぞれをワンクリックしていただくこととなります。次の二つの映像ですが、これは二頭の赤ちゃんの行動と関係についていろいろと考察してみたいと考えさせる映像です。
ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、遂に正式に一般来園者に公開される ~ 母親としての雄姿を見せるゲルダ_a0151913_02032893.jpg

ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、遂に正式に一般来園者に公開される ~ 母親としての雄姿を見せるゲルダ_a0151913_02354926.jpg
次ですが、双子の赤ちゃんの「夕食」です。食べているというより、かじっているという感じです。

ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、遂に正式に一般来園者に公開される ~ 母親としての雄姿を見せるゲルダ_a0151913_02474898.jpg
......ということで、これからはもっと多くのファンから映像が出てくるでしょう。とにかく、ゲルダの母親としての姿が素晴らしいです。出産の回を重ねるごとに、母親としての実力が急速に増しています。
ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、遂に正式に一般来園者に公開される ~ 母親としての雄姿を見せるゲルダ_a0151913_03241633.jpg
Photo(C)Александр Ощепков / NGS.RU

この双子の赤ちゃん、性別は同じではないか、もっと踏み込めば、雄(オス)の双子ではないかという気もしますが、こればかりは何とも言えません。

(資料)
Новосибирский зоопарк (Mar.24 2023 - Друзья, прекрасная новость этой пятницы)

(過去関連投稿)

# by polarbearmaniac | 2023-03-25 02:00 | Polarbearology

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