街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ウィーンの双子(アルクトス&ナヌーク)がハノーファーへ移動

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Photo (C) APA

オーストリア・ウィーンのシェーンブルン動物園で2007年11月に誕生した雄のツインズのアルクトス(Arktos)とナヌーク(Nanuq)に関連した記事はこのブログで3月5日に「ターニャの悲劇(前)」および「ターニャの悲劇(後)」そして3月8日に「いなくなったオリンカお母さんを呼び続けるウィーンの双子兄弟(アルクトス&ナヌーク)」という投稿をしておりますので、すでに背景は御紹介してきたつもりですが、5月17日の月曜日に遂にドイツのハノーファーの動物園に2頭一緒に移送されたニュースが流れてきました。

この報道によりますと、アルクトスとナヌークはハノーファーの動物園の新しい施設にもすぐに慣れ、すでに水にも入って泳いでいるそうです。双子ちゃんの去ったウィーンのシェーンブルン動物園では当分、オランダのロッテルダムから来た雌のターニャ1頭の飼育になるようですが、新しいホッキョクグマ舎の建設・整備も予定されており、完成されたあかつきには現在の2倍の2000㎡の広さのホッキョクグマ展示場になるそうです。
 
このホッキョクグマのツインズ、及びパンダによる集客効果でシェーンブルン動物園は2008年に260万人の入場者となったそうです。旭山動物園の2008年(度)の入場者数が277万人ですから、ほとんど同じくらいの数ですね。ウィーンの人口が170万人、旭川の人口が35万人ですからシェーンブルン動物園の入場者数は一見したところ大したことがないように見えますが、ウィーンという都市は歴史と文化の重層、そして芸術(音楽・美術)という点で見所や行き所で一杯の欧州でも指折りの圧倒的な都市であることを考えれば、そういう都市で動物園に260万人の入場者があったということは驚異的な数だと思われます。旭川市では動物園が一番の(あるいは唯一の一張羅の?)見所であるのに対し、ウィーンでは全くそうではないことを考えれば、このウィーンの260万人という数字と旭川の277万人という数字は意味合いが異なることを理解すべきでしょう。 (ちなみにウィーンの人口と同じくらいの規模の190万人の人口を有する札幌市の、円山動物園の昨年度の入場者数は92万人ですが、私にはこれも驚異的な数字に思えます。旭山動物園と異なりツアーの観光バスでやってくるお客さんはおらず、そしてプロ野球の球団の存在、サッカーのプロチームの存在、コンサートホール、美術館、劇場などの存在、その他数々のイベントなど、いくつもの楽しむ要素があるなかで、ほぼ札幌市民を中心とした入場者で動物園に92万人とは凄いと思います。)
by polarbearmaniac | 2010-05-20 00:10 | Polarbearology

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