街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アラスカにホッキョクグマ生息重要指定地区を設定へ

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アラスカのホッキョクグマ   Photo(C)AP

アメリカ内務省の魚類野生動物保護局(U.S. Fish and Wildlife Service - FWS)が24日に大変興味深い発表を行っています。それは、Service designates Critical Habitat for Polar Bear という発表で、概要はアラスカの北側の沿岸地区及び海上の約18万7千平方マイル(約48万4千平方キロ)を「重要指定地区(Critical habitat designation)」に定め、この地区内での開発、その他の活動には内務省への事前教示申請によりFWSの承認を必要とさせるという内容です。結果的にはこの地区の開発に大きな規制がかかる結果になるでしょう。18万7千平方マイルというのはカリフォルニア州よりも大きな面積のようですね。
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アラスカ州は当然これに反対しています。「ホッキョクグマは現在の海洋哺乳類保護法 (Marine Mammal Protection Act) による規制で十分守られている。」というのが言い分です。あの地区における石油や天然ガスを開発しているシェル石油なども苦々しい気持ちを抱いているようですが、すでに開発が開始されているものについてはこの新しい「重要指定地区」での規制は基本的には及ばない模様ですので、問題は今後の開発計画でしょう。

ただしこの「重要指定地区」の設定なでにはまだ紆余曲折がありそうです。先日のアメリカの中間選挙では共和党が大幅に躍進しましたし、このアラスカ州というのは非常に共和党が強い州です。かつてこのアラスカ州の知事を務めていたサラ・ペイリンという女性ですが、前回の大統領選挙では共和党の副大統領候補でした。このペイリン女史、現在は共和党の自称次期大統領候補だそうですが、あまりの低レベルの政治家であり、あきれるばかりです。彼女が共和党の大統領候補になることは多分ないでしょうが、ご本人は野心満々です。 しかしそれよりもなによりも、ペイリン女史が地球温暖化やホッキョクグマの保護に関してどう考えているかを示す記事がありますので御紹介しておきます。
ABC News (Aug.31 2010)




*(資料)
アメリカ合衆国 内務省 魚類野生動物保護局(U.S. Fish and Wildlife Service)
Reuters (Nov. 24 2010)
CNN (Nov 24 2010)
AFP (Nov.24 2010)
by polarbearmaniac | 2010-11-25 16:00 | Polarbearology

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