街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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モスクワ動物園のムルマ(1) ~ 巨体の醸し出す貫禄

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モスクワ動物園のムルマ (男鹿水族館・豪太の母)
Nikon D3s
AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED
(2010年7月25日、30日撮影 於 ロシア・モスクワ動物園)

シモーナと共にモスクワ動物園におけるホッキョクグマ繁殖の屋台骨を支えているのがこのムルマです。このムルマはご存じあの男鹿水族館の豪太のお母さんであり(*)、そして南仏のアンティーブであのフロッケのパートナーであるラスプーチンのお母さんでもあります。これから何回か、私が昨年の5月と7月にモスクワ動物園を訪問して撮影した写真をご紹介しつつ、間隔をあけながらではありますがこのムルマについてご紹介していきたいと思います。彼女の母親としての素顔、そして子供たちのその後の軌跡についてがその内容となります。その過程において昨今繁殖が大いに期待されている豪太という存在への理解をも自分なりに深めていければと願っています。

モスクワ動物園の資料によれば、ムルマは1990年(推定)にロシア極北のバレンツ海沿岸地方で生まれたのち野生で捕獲され1995年5月18日よりモスクワ動物園で飼育されています。体重は雌であるにもかかわらず500キロを超えているそうですが、私も昨年初めてモスクワ動物園でこのムルマを見て、その迫力に圧倒されたものでした。その巨漢から醸し出される貫禄はおそらくロシアのホッキョクグマの中でも際立っています。雌の巨漢としては、あのサンクトペテルブルクのウスラーダと双璧、いやそれ以上だと言ってよいでしょう。そしてその子育てについても独特の雰囲気がありましたが、それは次回以降に述べます。 以下にムルマの映像をご紹介しておきます。



(続く)

(*)ムルマが豪太の母親であることについては一つだけ情報の連続に欠落があるためにこのブログでは100%そうであると断定することは留保していますが、現在は状況証拠その他からも親子関係についてはまず疑いえないことであるとの認識は持っております。

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モスクワ動物園内の風景
Nikon D3s
シグマ 28-70mm F2.8-4 DG
(2010年7月30日撮影 於 ロシア・モスクワ動物園)
by polarbearmaniac | 2011-05-11 21:00 | Polarbearology

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