街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園の146周年 ~ ウスラーダにスイカのプレゼント

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ウスラーダの息子のサイモン、又はサムソン 
Image(C)Ленинградский зоопарк

ロシア・サンクトペテルブルクのレニングラード動物園では、去る8月14日に創立146周年記念日の催しものが行われ、多くの動物たちにプレゼントが与えられました。ホッキョクグマとしては世界で最も偉大な母であるウスラーダ(カイとロッシーの母)には、スイカのプレゼントがあったようで、地元の民放TY局であるピーテル(PITER.TV)がこの模様をレポートしていますので、こちらの動画をご覧ください
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スイカをもらったウスラーダ Image(C)Интернет-телевидение «PITER.TV»

開始後30秒ほどのところからこのシーンが始まります。ウスラーダお母さん、飼育員さんによってプールに投げ入れられたスイカを咥えて陸にのぼってきて食べ始めます。 その他、このレポートはこのレニングラード動物園の園内の雰囲気もなかなかよく伝えていると思います。

サンクトペテルブルクのレニングラード動物園ですが、この街がソ連崩壊後に革命前のサンクトペテルブルクに戻った後も、何故サンクトペテルブルク動物園ではなくレニングラード動物園というこの街のソ連時代の旧名を名乗り続けているのかが今一つわかりません。 私はいつもロシア・サンクトペテルブルクのレニングラード動物園と、くどいほどに書くのもそういった理由からです。これは私の憶測ですが、実はレニングラードは第2次大戦中にドイツ軍に完全に包囲されたわけで、この「レニングラード包囲戦」の際に多くの餓死者が出ています。 そういった状況の中もレニングラード市民は動物園とそこに飼育されている動物たちを必死に守り続けたという歴史があります。職員の方々の英雄的行為もさることながら、そういった当時のレニングラード市民の勇気を称えて、あえて「レニングラード動物園」という名を守り続けているのではないか...そう考えています。
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レニングラード動物園正面入口 Photo(C)"Росбалт", Екатерина Дубровская

それにしてもレニングラード動物園は創立して146年というのですからすごいものです。最初から現在の場所にあったようで、現在はこの場所は歴史的地区になっています。 ドストエフスキーやチャイコフスキーなどがまだ生きてこの街で活躍いた時代に、この街のこの場所にできた動物園ということになります。

(資料)
Интернет-телевидение «PITER.TV» (Aug.15 2011 - Мартышки, олени и белые мишки отметили День рождения Ленинградского зоопарка)
Dp.ru - Бонниер Бизнес Пресс (Aug.14 2011 - Как петербургский зоопарк отметил 146 лет)
Росбалт.RU (aug.14 2011 - День рождения Ленинградского зоопарка запомнился детям и взрослым)
Комсомольская правда (Aug.14 2011 - Ленинградский зоопарк отмечает день рождения)

(過去関連投稿)
世界一偉大なペアへのプレゼント ~ ウスラーダとメンシコフのバレンタインデー
by polarbearmaniac | 2011-08-19 09:00 | Polarbearology

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