アメリカ・デンバー動物園のクランベアリーにパートナー決まる ～ デトロイト動物園のリーがデンバーへ

クランベアリー　（デンバー動物園）　Photo(C)Veezzle
リー　（デトロイト動物園）　Photo(C)Reuters

昨年の５月にこのブログで、「ホッキョクグマが堀に落ちたらどうなるか？」というタイトルでアメリカのメンフィス動物園で飼育展示場から堀の落ちて大けがをした雌のクランベアリーが大手術の後で回復し、その後に生まれ故郷のデンバー動物園に帰還したことをご紹介しています（「ホッキョクグマが堀に落ちたらどうなるか？　～　大ケガから回復したホッキョクグマ、元気に故郷に里帰り！」）。　このクランベアリーは１０歳になりますが、まだパートナーのいない状況でした。ところがアメリカの動物園におけるホッキョクグマの血統の多様性を重視する観点からAZA(Association of Zoos and Aquariums)の推薦で、このほど彼女のパートナーとしてデトロイト動物園の１２歳のリー(Lee)がクランベアリーのパートナーとしてデンバー動物園に移動したことが発表されました。以下が今度デンバー動物園に移動してくるリーの映像です。



メンフィスでの大けがから回復したクランベアリーにはどうしても母親になってほしいと思います。今は亡き母親のヴォーダの後を継いで故郷デンバーでクランベアリーが母親となる日が待たれます。

（資料）
Denver Post (Nov.22 2011 - Denver Zoo welcomes polar bear suitor for Cranbeary)
（過去関連投稿）
ホッキョクグマが堀に落ちたらどうなるか？　～　大ケガから回復したホッキョクグマ、元気に故郷に里帰り！