街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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モスクワ動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 繁殖実績世界一の貫録を見せつける

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シモーナお母さん (2011年8 月30日撮影 於 モスクワ動物園)
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ムルマお母さん (2011年9月1日撮影 於 モスクワ動物園)
2枚ともNikon D7000
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR II

最初に申しあげておきますが本件の情報の信頼性は非常に高いと思われるものの、本ブログでの扱いは現時点ではあくまでも「非公式的情報」としてです。 何故かと言えば、今回の出産の情報はモスクワ動物園自身が発表しているわけではなく、モスクワ動物園が出産の事実をマスコミ各社に公表しているわけでもないからです。 しかしロシアのモスコフスキー・コムソモーレツ紙(Московский комсомолец)の12月13日付の記事の記述によりますと、モスクワ動物園で2頭のホッキョクグマに出産があったようです。具体的にいつ出産したかの記述はなく(別の未確認情報では11月)、出産した雌の名前も明らかになっていませんが父親の名前はウランゲリとウムカだと書いてありますし、2頭の雌が出産したとなれば、これはシモーナとムルマ以外には絶対にありえません。可能性としては、双子を出産したのはシモーナのほうではないかと思われます。シモーナは過去の実績から言えば双子を出産する可能性が非常に高かったわけで、今回も双子を出産している可能性は大きいと思われます。全体の出産頭数としては1頭(おそらくシモーナ)が双子を、そして他の1頭(おそらくムルマ)が1頭、モスクワ動物園全体で合計3頭の赤ちゃんの誕生ということになるでしょう。

最初に申しあげましたように、今回の出産の情報はモスコフスキー・コムソモーレツ紙がモスクワ動物園内における個人的なコネクションで得た情報ですので、現時点としての扱いとしてはあくまでも「非公式情報」に留まります。 ただし、今までの同紙のモスクワ動物園に関する情報の報道の正確さから判断しますと、今回の記事の内容の信頼性は極めて高いと判断できます。モスクワ動物園は前回の2009年のシモーナとムルマの出産においては細部にわたる正確な情報をマスコミには発表しませんでした。今回の件も後日(前回のケースから判断すればクリスマスの直前あたりに)正式な発表があるときでも、おそらく細部については触れないままであるように思われます。赤ちゃんたちが戸外に登場した映像を見て、双子を出産したのはシモーナであるかムルマであるかを見極めたいところです。どうせ私自身もモスクワ動物園には一般公開後の早い時期に行きたいと思いますので、自分の眼でも確かめるつもりですし、赤ちゃんたちの様子も現地からレポートするつもりです。

モスクワ動物園での今回のホッキョクグマの赤ちゃん誕生のニュースについて続報があれば本投稿に続けて記載することにします。 それにしても、さすがにモスクワ動物園です。 いとも簡単にホッキョクグマの赤ちゃんが誕生してしまったような印象です。 (札幌にて記す)  

(資料)
Московский комсомолец (Dec.13 2011 - Полярные медвежата ревнуют мамаш к обеду)

(過去関連投稿)
さらなる出産が切望されるムルマ ~ 秋の到来を感じさせる気温のモスクワ動物園で
秋の日のモスクワ動物園のシモーナとウランゲリ ~ 再び期待されるこのペアの繁殖
by polarbearmaniac | 2011-12-19 01:00 | Polarbearology

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