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街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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「世界の熊館修繕工事」終了後のデナリとキャンディ ~ 理解に苦しむ再配置方針

「世界の熊館修繕工事」終了後のデナリとキャンディ ~ 理解に苦しむ再配置方針_a0151913_2245768.jpg
今日は雨模様の札幌である。 まるで梅雨時のように緑が映える。
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「世界の熊館修繕工事」が終了し、デナリ大将は狭い場所から脱失して冬に暮らしていた展示場に戻ることができたようだ。
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おい大将、よかったな!
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意外だったのは、キャンディも場所が移動していて現在デナリの暮らす広い場所の左隣に引っ越していたことだ。 本当にこれでよいのだろうか?
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これは相当に微妙である。 彼女はあと3~4ヶ月後に出産が期待されているのである。 そういった彼女をまた別の環境に移すというのは本当はあまりやってほしくないことなのである。 ましてやキャンディは豊橋から札幌に来て以来、飼育展示場は同じ場所だった。 そしてなんとか彼女は昨年末に出産にこぎつけたのである。 しかしこの今回の場所は、仮にバックヤードの構造が同じであっても、実は微妙な点で彼女にとっては新しい環境なのである。移動させる時期が遅すぎるように思う。 いや、正確に言えば移動させないほうが良いと思うのである。 新ツインズの遊びで発する音や多くの来園者の歓声などで、このキャンディの元居た場所が騒々しいからという理由なのだろうか? 静かに出産時期を迎えてほしいから比較的静かなこの場所に移動させたということなのだろうか?
「世界の熊館修繕工事」終了後のデナリとキャンディ ~ 理解に苦しむ再配置方針_a0151913_22455031.jpg
デナリ大将の立場も微妙である。 この場所にララと新ツインズを移動させて冬場にも公開展示を続けるという予定だったはずだ。
「世界の熊館修繕工事」終了後のデナリとキャンディ ~ 理解に苦しむ再配置方針_a0151913_2246088.jpg
そうなると大将はまた別の場所に移動することになる。 いったいどこに移動させようということなのだろうか。
「世界の熊館修繕工事」終了後のデナリとキャンディ ~ 理解に苦しむ再配置方針_a0151913_2246978.jpg
現在この大将のいる場所にララと新ツインズを移動させて公開を続けるということならば、隣にいるキャンディは物音や人の気配を感知する可能性がある。 そうすると、またキャンディも別の場所、あるいは元居た場所に戻すということなのだろうか? 産室の問題があるというならば多分後者だろう。
「世界の熊館修繕工事」終了後のデナリとキャンディ ~ 理解に苦しむ再配置方針_a0151913_22461990.jpg
これが今日現在の位置関係である。 右がデナリ、左がキャンディである。 この状態はやはり暫定的なものだということになる。 どうも理解できない。 あまりに策を弄しすぎではないだろうか? 

Nikon D7100
AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR
(Aug.17 2013 @札幌・円山動物園)
by polarbearmaniac | 2013-08-17 23:00 | しろくま紀行

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