街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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野生孤児バルーの素顔 ~ 野生個体の不幸の上に成り立つ動物園という悲しき真実

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8月にロシア極北のノーヴァヤ・ゼムリャー島で発見・保護された孤児となっていたホッキョクグマの双子のうちの一頭の雄のバルーがイジェフスク動物園 (正式名称はウドムルト動物園 - Зоопарк Удмуртии) で保護・飼育されることになった経緯については過去関連投稿をご参照いただきたい。
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私は昨年の今頃、ペルミ動物園でやはり野生孤児として保護されてからさほど月日の経っていないセリクに会った が、やはり今回のバルーもセリクと似た表情を見せている。
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このバルーはさらに、双子のもう一頭からも保護後に引き離されてしまった。 やはりこれも大きな問題だろう。

落ち着かない表情を見せるバルー

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ともかく、なんとか早く飼育下という環境に慣れてほしいものである。

新しい場所を嗅ぎ回って確かめるバルー

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隣の展示場で母親と一緒に暮らすニッサンと比較すると、同じ年齢のこのバルーの受けた不幸な運命の結果はあまりに痛ましい。 本当に気の毒と言う意外に言葉が見つからない。

遊び方もぎこちないバルー

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こうした野生個体の受けた不幸を基礎にして動物園における飼育下のホッキョクグマが存在し続けているという残酷なパラドックスなのである。
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複雑な気持ちを抱きつつ今日の分のイジェフスク動物園訪問を終える。

Nikon D5300
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO
(Sep.18 2014 @ロシア連邦・ウドムルト共和国、イジェフスク動物園)

(過去関連投稿)
ロシア極北ノーヴァヤ・ゼムリャー島でホッキョクグマの双子の孤児が保護 ~ 一頭がイジェフスク動物園へ
ロシア極北ノーヴァヤ・ゼムリャー島で保護された野生孤児バルー、そのイジェフスク動物園での映像
ロシア連邦・ウドムルト共和国のイジェフスク動物園で野生孤児バルーの一般への公開が行われる
by polarbearmaniac | 2014-09-19 04:45 | 異国旅日記

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