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街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

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ロストフ・ナ・ドヌ、ブーシキンスカヤ通りを歩く ~ ザビーナ・シュピールラインの住居を訪ねて

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ロストフ・ナ・ドヌの中心部を東西に結ぶプーシキンスカヤ通りに立つのはロシアの国民的詩人アレクサンドル・プーシキンの像である。
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ここからプーシキンスカヤ通りの中央にある遊歩道を西に向かって歩く。
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その83番地に精神分析家でこの街に生まれ育ったザビーナ・シュピールライン(Sabina Spielrein, 1885~1942)が育った住居がある。
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それを示す銘板には、「精神分析医のユングとフロイトの有名な弟子であったザビーナ・シュピールラインが居住していた」と書かれている。
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私がこのザビーナ・シュピールラインに興味を持つようになったのは「ザビーナ・シュピールラインの悲劇 ―― フロイトとユング,スターリンとヒトラーのはざまで ――」という本を読んだからである。この本の簡単な紹介文には以下のように書かれている。

「若きユングの最初の患者にして恋人,後に独創的な精神分析家としてフロイトからも高く評価される先駆的な業績を残したシュピールライン.しかし母国ロシアに戻った彼女を待っていたのは,スターリンによって弟三人を粛清され,自らもドイツ軍によって娘二人とともに虐殺されるという残酷な運命だった...」
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彼女はこの街を離れてスイスやドイツで研鑽を積んだ後に1923年にすでに成立していたソ連の、そして生まれ故郷であるこのロストフ・ナ・ドヌに帰還した。
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しかし1942年にこの街がドイツ軍に占領された際にユダヤ人だった彼女は娘たちと共に殺害されたのである。狭い空間に入れられ排気ガスを用いての殺害だったらしい。
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実は今回の旅行でこのロストフ・ナ・ドヌで彼女ゆかりの場所を訪ねようと思っていたのだが時間が十分に取れず今回は彼女の育った家だけでも見たいと考えてここだけにやってきた。 彼女が殺害されたと言われている場所であるズミヨフスカヤ・バルカにも行こうと思ったが、なにしろ時間がなかった。次回以降のこの街への訪問時に行ってみたいと思っている。
ロストフ・ナ・ドヌ、ブーシキンスカヤ通りを歩く ~ ザビーナ・シュピールラインの住居を訪ねて_a0151913_5382032.jpg
Nikon D5500
AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR
(Sep.27 2015 @ロシア南部、ロストフ・ナ・ドヌ)
by polarbearmaniac | 2015-09-28 05:50 | 異国旅日記

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