
街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum
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ロシア・クラスノヤルスク動物園で「新血統」の誕生、今回はならず ~ セードフ司令官が5月に帰還へ

Photo(C)sibnovosti.ru/"Роев ручей" Красноярский зоопарк
ロシア・シベリア中部のクラスノヤルスク動物園に暮らす12歳の雄(オス)のフェリックスと8歳の雌(メス)のオーロラ(本名 ヴィクトリア)という共に野生出身のペアでの繁殖が期待されておりm地元ではオーロラの出産に大いに期待する声が上がっていたわけです。ここにきてクラスノヤルスク動物園は自元メディアの取材に答える形でオーロラが現時点でも出産していないことを認め、事実上昨年2017年の繁殖シーズンにおいては繁殖に成功しなかったことを認めました。もう1月も終わりが近づいていますので出産が期待されているホッキョクグマを依然として産室内に留め置くことは意味がないということでしょう。そもそもホッキョクグマには妊娠期間 (Pregnancy Duration/Total Gestation times) はデータ上は164~294日となっており、それを遥かに超えても出産を期待するということは意味のない話です。
このククラスノヤルスク動物園の今までのオーロラの出産準備についてメディア等に語ってきた内容には何か安定感の欠けた腰の据わらない内容が感じられていたわけですが、それはやはり同園にはホッキョクグマ繁殖にまだ成功していないという実績の無さが現れていたように私には感じられました。今年2018年のシーズンには当然またオーロラは繁殖に挑むことになると思いますがクラスノヤルスク動物園はもっと実績のある他園からのアドバイスを得たほうがよいと私には思えます。とにかくこのオーロラとフェリックスのペアは野生個体同士のペアですから繁殖に成功すれば「新血統」の誕生ということになります。クラスノヤルスク動物園での今後のこのペアの推移を日本のホッキョクグマ界は注意深く見守っていく必要があるわけです。ここで昨年2017年に放送されたTVニュースの中でオーロラとフェリックスの登場しているものを再度ご御紹介しておきましょう。
さて、クラスノヤルスク動物園の所有であるホッキョクグマにはあと一頭、ウスラーダの産んだ三つ子のうちの一頭であり15歳になった雄(オス)のセードフ司令官 (Командор Седов - ロシア語では「コマンドル・セドーフ」と発音します) がいるわけですが、彼はBLで現在ゲレンジークのサファリパークで暮らしています。クラスノヤルスクでは大人気であるこのセードフ司令官がとうとう今年の5月にクラスノヤルスク動物園への帰還が決まったそうです。おそらくこれはクラスノヤルスク動物園では待望の新しいホッキョクグマ飼育展示場が完成・オープンするのに合わせて帰還するということなのだと思います。このセードフ司令官は16頭もいるウスラーダの子供たちのうちの一頭ですので野生出身のオーロラと繁殖上のペアを組ませることは得策ではないとして他園にBLで出張させられたわけですが、仮に彼がクラスノヤルスク動物園に帰還した場合にパートナーはどうするのかといった疑問が湧いてきます。しかし彼はクラスノヤルスクのファンからは大人気のホッキョクグマですので帰還するのは当然といえば当然でしょう。
(*追記)別の報道によりますとセードフ司令官は2018年の11~12月あたりまでを目途に帰還すると述べています。そして新飼育展示場のオープンは2018年だと報じています。
(資料)
Комсомольская правда в Красноярске (Jan.27 2018 - Разочарование да и только: белого медвежонка в красноярском зоопарке у Авроры и Феликса не будет)
(*追記資料)
sibnovosti.ru (Jan.29 2018 - Белый медведь Седов вернется в Красноярск в конце 2018-го года)
(過去関連投稿)
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| 2018-01-28 00:15
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