街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ワルシャワ、旧ドイツ国家秘密警察(ゲシュタポ)本部とワジェンキ公園のショパン像

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今日は旧ゲットー地区のユダヤ人墓地に行くつもりでホテルの前でタクシーに乗ったところ運転手に「ユダヤ人墓地ですって? 今日は土曜日ですから閉まっていますよ。それでも行きますか?」と聞かれてしまった。私としたことが、土曜日はユダヤ教の安息日であった。それで「ではシュフ大通りの旧ゲシュタポ本部へ行ってください。」と言ったところその運転手はちゃんと場所を知っていたのには驚いた。そしてやってきたのがシュフ大通り25番地にある現在はポーランドの教育省になっている建物である。
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かつてこの建物の地下室は拷問部屋になっていてドイツ占領事態にポーランドのレジスタンスの多数の活動家が残酷な拷問を受けて殺されたそうである。
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プレートにはそれが記されている。
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展示館もあるのだが閉まっていた。
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非常に重苦しさを感じるところである。ドイツ占領下のワルシャワにおける恐怖の象徴がこの旧国家秘密警察(ゲシュタポ)本部である。
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気分を変えるために近くのワジェンキ公園に行ってみることにする。
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ワジェンキ公園の中に立っているのが作曲家のフレデリック・ショパンの像である。
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この像は私は以前から気に入らないのである。芸術性はあまり感じない像である。ショパンをあまりに勇猛な英雄視し過ぎているように感じられる。
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ワルシャワにも秋がやってきた。私が今回の旅行を始めた8月20日のワルシャワとはかなり異なる温度である。特に夕方以降が肌寒く感じられる。
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ウヤズドフスキェ大通りを北に向かって歩く。
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左側にアメリカ大使館がある。意外に大きくないのに驚く。
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大使館の向かい側にレーガン大統領の像がある。東西冷戦を勝利に導いたレーガン大統領はポーランドにとっても大きな意味のある大統領だろう。
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やがて三十字架広場が見えてきた。
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1943年のワルシャワ・ゲットー蜂起が鎮圧された後にこのあたりに生き残ったユダヤ人たちが潜伏していたそうである。当時はタバコを密売するユダヤ人の少年たちがこのあたりにいたらしい。戦後そういった生き残ったユダヤ人の少年たちは戦後まで生き延びてイスラエルに渡ったそうである。
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広場の中心には聖アレクサンデル教会がある。1944年のワルシャワ蜂起の際にはこのあたりは長く蜂起軍の支配下にあったそうである。
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イェロゾリムスキェ大通りと新世界(ノヴィ・シフィャト)通りの交差点。
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イェロゾリムスキェ大通りを西に見渡すと左側は社会主義時代のポーランド統一労働者党の本部のあった建物である。
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新世界(ノヴィ・シフィャト)通りに来ると何かほっとした気持ちになる。今日は旧ゲットー地区から大きく離れた場所だけを歩いたが、やはり街並みが違う。

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(Sep.15 2018@ポーランド、ワルシャワ)

(資料)
記憶するワルシャワ : 抵抗・蜂起とユダヤ人援助組織Zegota「ジェゴタ」
by polarbearmaniac | 2018-09-16 06:30 | 異国旅日記

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