街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ニジェゴロド・リンポポ動物園でシモーナと三年振りの再会

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ニジェゴロド・リンポポ動物園 (Зоопарк «Лимпопо» г. Нижний Новгород – Нижегородский зоопарк) にやってきた。ホテルからはかなりの距離がありタクシーを利用した。料金は約700ルーブル(約1200円)だった。
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この動物園は公営ではないそうで個人が経営しているようである。
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最初の門を入り、そしてこの二つ目の門からが動物園である。
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今年の7月末にオープンしたのがこの新しいホッキョクグマ飼育展示場である。


ニジニ・ノヴゴロドのリンポポ動物園入口からホッキョクグマ飼育展示場へ - From the main gate of Limpopo Zoo, to the Polar Bear Exhibit, at Nizhny Novgorod, Russia, on Oct.14 2018

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シモーナさん、お元気そうで何よりです! あなたにお会いするのはモスクワでの2015年10月以来(「シモーナ(Белая медведица Симона)、その心に染み入るような美しさを放つ母性」)、三年振りになりますね!
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このシモーナについて今更述べることもないだろう。ウスラーダの長女であり長年にわたってモスクワ動物園に君臨してきた「偉大なる母」である。年齢は札幌のララと同じ23歳である。その育児能力に置いてこのシモーナは間違いなく世界最高の優れた能力を発揮してきた。世界中のホッキョクグマの母親たちが色褪せて見えるほどなのである。彼女が今まで意味育てたのはカウントの仕方にもよるが、14頭である。シモーナの母親であるウスラーダが産み育てた16頭に次ぐ多さであり、このままいけばウスラーダの子供たちの頭数を上回ることが必至であったもののモスクワ動物園は彼女を繁殖からは引退させてしまった。血統の偏りが顕著になると考えたからだろう。そして彼女を一般には非公開のヴォロコラムスク附属保護施設に移動させてしまったのである。もうシモーナには会えないだろうと私は悲観していたが彼女はこうしてニジェゴロド・リンポポ動物園に移動してきたのである。
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私は飼育下のホッキョクグマの母親の子育てについては札幌のララについては四頭(アイラ、マルル、ポロロ、リラ)を見ているがシモーナについては七頭を見ているのである。だから私にとってはある意味でこのシモーナはララ以上とも言える親しみを持っているとさえ言えるホッキョクグマである。


飼育展示場を歩き回るシモーナ - Simona the Polar Bear walking around at the exhibit of Limpopo Zoo, Nizhny Novgorod, Russia

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アンデルマの孫、ウスラーダの娘というロシアにおける「アンデルマ/ウスラーダ系(カザン血統)」の正統的な流れの中心として存在しているのがこのシモーナである。それだけでななく、彼女の母親としての傑出した能力と合わせて考えてみればこのシモーナは世界のホッキョクグマ界におけるエリート中のエリートといって差し支えない。
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SONY DSC-RX10M4
Panasonic HC-W870M
(Oct.14 2018@ニジニ・ノヴゴロド、ニジェゴロド・リンポポ動物園)
by polarbearmaniac | 2018-10-15 03:00 | 異国旅日記

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