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街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・ペルミ動物園のミルカ(ユムカ)、出産ならず ~ セリクとの同居が再開される

ロシア・ペルミ動物園のミルカ(ユムカ)、出産ならず ~ セリクとの同居が再開される_a0151913_2261036.jpg
ミルカ(ユムカ)(Белая медведица Милка/Юмка)
(2017年7月17日撮影 於 ロシア、ペルミ動物園)

今年2018年のホッキョクグマの出産シーズンもいよいよ最終コーナーに入っています。出産があってもただちにそれを発表するという動物園はあまり多くありませんので現時点で出産のニュースが流れてこないからといって直ちに「出産ならず」とは言えません。しかし発表のない動物園についてはやはり気になってしまいます。そういった動物園の一つがロシアのペルミ動物園でした。

現在8歳になっている雌(メス)のミルカ(ユムカ)は野生孤児出身のセリクとペアを組んで昨年2017年の11月には出産を果たしたものの食害によって赤ちゃんは死亡してしまいました。そのためもあって今年も出産が期待されておりペルミ動物園はその産室内のミルカ(ユムカ)の映像まで公開していました。ところがペルミのメディアが報じるところによりますと今年はもうミルカ(ユムカ)には出産はないと判断され、彼女は産室から出てすでにセリクとの同居を再開したそうです。非常に残念なことです。しかし前回の投稿でご紹介したミルカ(ユムカ)の産室内の様子を見ていますと彼女の出産の可能性に疑問符がつくことは前回の投稿の中でも私は触れていました。昨年の8月と今年の5月に私はミルカ(ユムカ)にペルミ動物園で会っていますが彼女の様子には違いがありました。昨年は彼女は孤独を好むような様子が濃厚でしたが今年はそうではなかったわけです。さらに昨年はアンデルマの存在がありました。アンデルマがうまくセリクとミルカ(ユムカ)との間に「緩衝剤」としての役割を果たしておりアンデルマはうまくセリクをあしらってミルカ(ユムカ)が直接セリクと対峙しないようにしていたわけでミルカ(ユムカ)は一頭で静かにしていられたわけですが今年はアンデルマの存在がないためにミルカ(ユムカ)は心の平静を保てなかったと思います。そういったことからも今年のミルカ(ユムカ)の出産の可能性は昨年ほど高くはないと感じたわけです。そうはいっても今年彼女に出産がなかったのは非常に残念です。来年以降に期待したいと思います。

ロシアの動物園で生まれたホッキョクグマの赤ちゃんについては、ノヴォシビルスク動物園のシルカやロスチクなどを除いて、ちゃんとした写真が少ないのを私は残念に思っています。ですので仮に今回ミルカ(ユムカ)が出産に成功すれば私はその赤ちゃんの写真を可能な限りネット上にアップしてやりたいと思っていたわけです。ところがペルミ動物園というのは行かれた方はご存知かと思いますが写真撮影を「妨害」する二つの強敵の存在があります。外側(つまり来園者の側)には金網のフェンス、そして内側(つまりホッキョクグマの側)には格子があるのです。
ロシア・ペルミ動物園のミルカ(ユムカ)、出産ならず ~ セリクとの同居が再開される_a0151913_246923.jpg
ペルミ動物園でのミルカ(ユムカ - 左)、アンデルマ(中央)、セリク(右)(2017年7月17日撮影 於 ロシア、ペルミ動物園)

この二つの障害の写真への影響を最小化するためにはホッキョクグマの顔をアップで撮影する以外には手段がありません。そういった理由から私が撮ったペルミ動物園のホッキョクグマたちの写真は顔のアップが多いわけです。いろいろ考えたのですがオリンパスに OMD E-M1 Mark II というカメラがあり、ボディ側でピントが合う距離の近接側と遠方側の範囲を任意に設定して制御できるという機能があることを知り、このカメラ(とレンズ)を11月に購入して自分でいろいろと試してみました。その結果、これならばペルミ動物園のホッキョクグマ飼育展示場に存在する二つの障害物を。ある程度は克服できそうだという感触を持ちました。ところが肝心のミルカ(ユムカ)に出産がなかったのでは、このカメラの出番は当分はないようです。それからこのマイクロフォーサーズ (MFT)機を初めて使ってみて気が付いたのですが、ホッキョクグマの写真の撮影は通常のアスペクト比の 3:2 よりもMFT の 4:3 のほうが良いかもしれないと思い始めたことです。確かオリンパスユーザーだと私が記憶している札幌の方のブログの写真を改めて拝見しましたところ、その方は基本的にホッキョクグマは 4:3 で撮り風景は 3:2 で撮影していらっしゃるように私には見えます。なるほど、さすがだな....と私は思いました。

(資料)
59.ру (Dec.20 2018 - В Пермском зоопарке родились три тигренка. Публикуем первые фото малышей)

(過去関連投稿)
ロシア・ウラル地方、ペルミ動物園でアンデルマとユムカ、そして野生孤児セリクの3頭同居は順調な滑り出し
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(*2018年5月 ペルミ動物園訪問記)
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ペルミ動物園訪問二日目 ~ アンデルマより薫陶を受けたセリクとミルカ(ユムカ)への声を限りの声援
by polarbearmaniac | 2018-12-22 03:00 | Polarbearology

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