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街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

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モスクワ動物園で見るウランゲリとムルマの不調和

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ムルマさん、ウランゲリさん、こんにちは! お元気そうで何よりでございます。
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なんのかんの言ってもやはりモスクワ動物園には自然と足が向いてしまう。
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夏期だけあって平日でも来園者は多い。
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雌(メス)のムルマ(手前)と雄(オス)のウランゲリ(奥)はモスクワ動物園においては今まで繁殖上のペアではなかった。しかし両者共に年齢的に繁殖からは引退している身であるため、こうして同居がなされている。
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このムルマ(左)とウランゲリ(右)は実はあまり相性が良いとは言えない。
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ウランゲリ(奥)はムルマ(手前)を、かなりばかにしているところがあるのだ。
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このウランゲリの本来のパートナーはシモーナである。彼とシモーナとの相性が抜群なのだがシモーナが繁殖から引退させられてしまったので自動的にウランゲリも繁殖からは引退状態である。ちなみにウランゲリとシモーナの相性の良さについては2014年9月20日のモスクワ動物園訪問時の投稿である「モスクワ動物園が世界に誇るシモーナとウランゲリの名ペアの成功の理由の一端を垣間見る」を是非ご参照頂きたい。こういったシモーナとウランゲリとの姿を見ている私にとっては、ウランゲリの現在の状態は見ていてかなり気になってしまうのだ。
モスクワ動物園で見るウランゲリとムルマの不調和_a0151913_5341485.jpg
このウランゲリはムルマなどの相手をしてやる気など、さらさらないのである。「せめて俺の邪魔だけはしないでくれ」と彼は言いたいのだろう。
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ムルマはそれほど気の強いホッキョクグマではないのでウランゲリと同居していると、いささか委縮気味である。


ウランゲリとムルマ、そのそれぞれの別の暮らし - Wrangel and Murma the Polar Bears, going in each way of their own at Moscow Zoo, Russia, on Aug.7 2019.


飼育展示場を歩き回るムルマ - Murma the polar Bear walking around at the exhibit of Moscow Zoo, Russia, on Aug.7 2019.

モスクワ動物園で見るウランゲリとムルマの不調和_a0151913_6503622.jpg
機嫌の悪そうなウランゲリである。ホッキョクグマがこうして鼻を曲げている時は不満を感じている時なのである。
モスクワ動物園で見るウランゲリとムルマの不調和_a0151913_6523899.jpg
Olympus OM-D E-M1 Mark II
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH.
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
Panasonic HC-W870M
(Aug.7 2019@モスクワ動物園)
by polarbearmaniac | 2019-08-08 04:00 | 異国旅日記

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