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街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

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南フランス・アンティーブ、マリンランドのラスプーチンがイギリスのヨークシャー野生動物公園に向け出発

南フランス・アンティーブ、マリンランドのラスプーチンがイギリスのヨークシャー野生動物公園に向け出発_a0151913_971546.jpg
Photo(C)ITV News

昨日のアンティーブでのフロッケの三つ子出産についての投稿でもご紹介していましたが、フロッケのパートナーである12歳の雄(オス)のラスプーチンが昨日1月30日の午後2時にマリンランドからイギリス・ドンカスターのヨークシャー野生動物公園に向け出発しました。到着は本日31日となるそうです。ラスプーチンが早々とマリンランドを出発した理由は2月1日のイギリスのEU離脱 (Brexit) による(物流)行政の混乱を回避するためだそうです。ラスプーチンのマリンランド出発についての様子を伝える映像はこちらです(後ほどyoutube の映像がアップされましたら、それをここに貼ることにします)。
南フランス・アンティーブ、マリンランドのラスプーチンがイギリスのヨークシャー野生動物公園に向け出発_a0151913_92907.jpg
Photo(C)ITV News

アンティーブからドーバー海峡に面したカレーまでは12時間かかるそうで、そこからフェリーでイギリスに渡るということになります。それからマリンランドの園長さんが意外な発言をしています。それは、「今回はラスプーチンがヨークシャー野生動物公園に移動しますが、数年後にはフロッケもそこに移動することを私たちは希望しています。」という内容です。マリンランドのホッキョクグマ飼育がここ数年にわたって動物保護活動家によってかなり激しく非難されており、そういったことに嫌気がさしているのでしょう。マリンランドはホッキョクグマ飼育を断念する意向なのだと理解すべきなのでしょうか? あるいは当分の間行われるフロッケの育児期間中に活動家からの抗議活動が起こることを避けようという意図でこのような発言を行っていると理解すべきでしょうか? 私の印象では前者であるような気がします。ヨークシャー野生動物公園はもともと欧州における雄(オス)の幼年・若年個体のプール基地としての機能を果たしてきたわけであり現在も雄(オス)のホッキョクグマしか飼育されていませんのでフロッケが将来そこに移動するということは考えにくいようにも思いますが、将来ずっとヨークシャー野生動物公園がホッキョクグマに関して雄(オス)しか飼育しないという現在の状況を続けるという話も考えにくいとも思われます。

私は以前からこのヨークシャー野生動物公園に対しては決して好意的にはなれません。各地の動物保護活動家を「焚き付けて」ホッキョクグマ飼育への抗議運動をそこで起こさせ、そして最終的にはその問題となっているホッキョクグマを自分たちのところに移動させるように裏で画策している「黒幕」である可能性があるからです。かつての中東におけるイギリスの二枚舌、三枚舌外交を彷彿とさせる狡猾さを感じさせるのがヨークシャー野生動物公園なのです。最近の例で言えば二年前の「韓国・龍仁市のエバーランド動物園の22歳の雄(オス)のトンキがイギリスのヨークシャー野生動物公園へ」という投稿を御参照下さい。この件の「黒幕」はおそらくヨークシャー野生動物公園でしょう。このトンキはイギリスに移動する前に亡くなってしまったのですが(「韓国・龍仁市のエバーランド動物園のトンキがヨークシャー野生動物公園への移送を目前にして死亡」)、私はその時に「トンキは最後の意地を見せた」と思いました。

(資料)
ITV News (Jan.30 2020 - Calendar given special access to rare transfer of polar bear from Côte d'Azur to Yorkshire)

(過去関連投稿)
南フランス、マリンランドのラスプーチンとフロッケのスウェーデンへの移動を仏環境相に請願する活動家団体
南フランス・アンティーブ、マリンランドでホッキョクグマの三つ子の赤ちゃん誕生!~ 「カザン血統」猛進
by polarbearmaniac | 2020-01-31 10:00 | Polarbearology

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