ベルリン動物園のカチューシャ (Katjuscha) の37歳の誕生日が祝われる ～ 世界最高齢のホッキョクグマ健在

カチューシャ (Katjuscha)　　　Image : Zoo Berlin

ドイツの首都であるベルリン、その旧西ベルリンにあるベルリン動物園 (Zoologischer Garten Berlin/Zoo Berlin) で暮らしている雌（メス）のホッキョクグマであるカチューシャ (Katjuscha) が11月16日に満37歳となり、それを祝って魚の入った氷のケーキのプレゼントがありました。その様子が映像として公開されましたので見てみましょう。

このカチューシャは1984年11月16日にドイツのカールスルーエ動物園で生まれ、翌年の1985年10月1日にベルリン動物園に移動してきてから現在までずっとベルリン動物園で暮らしてきました。1985年といえばベルリンがまだ東西に分断されていて壁のあった時代のことです。このカチューシャは現存のホッキョクグマとしては世界最高齢になります。1984年生まれのホッキョクグマというのは今年2021年の年初の段階では世界に3頭存在していました。そのうち日本の仙台・八木山動物柄公園のナナ (Nana) は1月に亡くなり、そしてアメリカのミルウォーキー動物園のスノウリリー (Snow Lilly) も9月に亡くなってしまいました。しかしベルリン動物園のカチューシャは健在です。素晴らしいことだと思います。まだまたこうやって立ち上がって歩いているわけですから、よほど足腰が丈夫なのでしょう。

カチューシャ (Katjuscha)　　　Image : Zoo Berlin

私にとってもこのカチューシャは非常に馴染みの深いホッキョクグマです。カチューシャのますますの健康を願っています。

（資料）

Zoo Berlin (Nov.16 2021 - Happy Birthday, liebe Katjuscha!)

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